206時間目「大貴復活!」
一刀「速人に殺されるためにみんなを攻撃しようとする大貴、大貴は親の裏切りのせいで大事な人のことが信じられないでいて大貴が仲間を攻撃しようとするとドラグーンナイツのみんなが異例の五重龍合体をして速人を攻めるのだった 」
北陸・新潟県
この場所で大貴達が悪光軍の一人、神速人と戦っていた
だが速人の力は強くおまけに大貴が普段の力が出せない窮地のなか、ドラグーンナイツは力を合わせて五重龍合体するのであった。
そして
ビリー「おらよっ! 」
ブォンッ!!
パシッ!
速人「むっ!? 」
ビリー「どうやらこの形態ならお前の早さにもついてこれそうだな! 」
速人「ぬかせっ! 」
シュッ!
速人が攻撃を仕掛けると
ビリー「『龍門完全防御陣』! 」
バチンッ!!
速人「くっ!? 」
ビリーは速人の攻撃を弾いた。
ビリー「食らいな! 」
ジャキンッ!!
ビリーはマグナムを取り出すと
ビリー「ターゲットサーチオン! 」
ピピピッ…
ビリー「『風撃波動弾』! 」
ドキュンッ!!
ビリーはマグナムから風の弾を撃ち出した!
速人「フンッ! 」
シュッ!
速人は自慢のスピードで避けようとするが
バンッ!!
速人「ぐっ!? 」
攻撃が炸裂した!
ビリー「俺の弾は追尾機能がついてるんだ。どんなにお前が早く動いても無駄なんだよ!お次はこれだ! 」
シュッ!
ビリーは速人に近づくと
ビリー「『雷撃脚』! 」
ブォンッ!!
速人「なんのっ!! 」
パシッ!
ビリーは速人の蹴りを受け止めた!
ビリー「甘いぜ! 」
だが
ビリッ…ビリリーッ!!
速人「がはっ!? 」
足から電撃が流れ出した!
玲奈「すごい!?あの速人が手も足もでないだなんて!? 」
綾女「これなら楽勝で倒せるね♪ 」
龍合体は二人でも強大な力を発揮する。それが五人ともなればその力は究極進化をも越える力になる。
だが一刀達はそれをしなかった。何故ならば…
ズキンッ!!
ビリー「ぐほっ!? 」
二人でも相当なリスクを背負う龍合体を五人ですれば強大なリスクを背負ってしまうからだ。
そして
バチバチッ…!!
ビリーの体から火花が飛び散ると
バシュンッ!!
ドラグーンナイツ『うわっ!? 』
龍合体が解けてしまった!
しかも龍合体のリスクとして全員が傷ついてしまいその中でも肉体となったビリーが一番傷ついていた!
速人「ふっ!どうやら遊びはこれまでのようだな! 」
シュッ!
速人は高速で移動すると
ズババッ!!
ドラグーンナイツ『がははっ!? 』
倒れるドラグーンナイツを容赦なく斬りつけていく!
速人「やはり人は斬りがいがあるぜ!思い起こせばあの時から俺は人を切るのを覚えたんだ! 」
それは数十年前にさかのぼる。
神速人と力人の兄弟は裕福な家庭で生まれ育った。
だが彼らはそんな生活を退屈に感じついに
ズバッ!!
速人は産みの親の母を斬り殺し、力人は父を殴り殺した!
当然二人は刑務所送りになるのだが二人は警官を振りきって逃走、そして捕まえようとする警官をも殺しまくり、その実力を悪光に見込まれて二人は悪光軍に入ったのだった。
速人「さて四肢をバラバラにして皆殺しにしてやるよ! 」
ジャキンッ!!
速人はみんなを殺そうと構える!
その時!
ガシッ!
大貴「待てよ! 」
大貴が速人の肩をつかんだ。
速人「何の用だ?お前を殺すという願いなら全員殺した後でやってやるぜ! 」
速人が言うと
ブォンッ!!
速人「んっ? 」
ドカッ!!
速人「がはっ!? 」
いきなり大貴は速人を殴った!
大貴「悪いがその約束は取り止めだ!考えたんだが俺はまだ死ぬわけにはいかねえ!あの人との約束があるからな! 」
大貴のいうあの人とは一刀の祖父である優神のことである。
刑務所に送られた大貴は看守や囚人達から両親殺しということで白い目で見られていた。
そんなある日、
ガチャッ!
看守「囚人ナンバー44852、面会人が来てるから出ろ! 」
大貴に会いたいという人物が現れた。
その人物こそ
優神「お前が作野大貴じゃな 」
一刀の祖父である翠川優神であった。
大貴「爺さん、俺に何の用だよ?俺はあんたなんて知らないぜ 」
優神「俺もお前を知らん、ただの赤の他人だ。だがお前が何故両親を殺したのかその理由はわかっているがな 」
大貴「何だと!? 」
優神「お前は力がありすぎている。その力を正しく使えばお前は強者となるだろう。そしてその力で我が孫を助けてやってくれ! 」
と優神に言われて刑務所を仮釈放された大貴であった。
大貴「俺は俺のことをわかってくれた人を裏切るわけにはいかない!一度失敗した頼みを今度は成功させるために俺は生きるぜ! 」
バシュンッ!!
大貴は正騎士義龍に超進化した!
速人「俺に勝てるとでも思っているのか! 」
シュンッ!!
速人は速攻を仕掛けるべく大貴に迫る!
だが
ガキンッ!!
大貴「悪いが本気の俺は強いぜ! 」
大貴は超進化のままで一刀と互角にやりあえる実力者である。
大貴「そしていくぜ!ハァッ! 」
バシュンッ!!
大貴は気をためると
ジャキンッ!!
超進化の状態から両腕の手甲には小刀が収められた胴体の背中の両翼の間に長刀を仕込んだ究極進化形態・究極騎士義龍へと変化した!
大貴「『聖牙滅龍斬』! 」
ズバッ!!
速人「がはっ!? 」
大貴は手甲の小刀と長刀で速人を斬りつけた!
速人「おのれっ! 」
シュッ!
速人は大貴を斬りつけようとするが斬られた衝撃でスピードがいつもより遅くなっていた。
大貴「いまだ! 」
バシュンッ!!
大貴はすかさず正騎士から邪騎士魔龍へ変化すると
大貴「ハァーッ!! 」
バシュンッ!!
超進化の状態から両腕両脚に刺がついて腰に小太刀を構えた究極進化形態・究極騎士魔龍へと究極進化した。
大貴「『邪牙滅龍斬』! 」
ズバンッ!!
速人「がはっ!? 」
何故悪光軍の速人が攻撃を食らってダメージを受けているのかというと
速人は速さには自信があるが防御力ならば悪光軍の下クラスなのだ。
速人「おのれっ!この悪光軍の俺がそう簡単に負けてたまるかよ!♯ 」
バシュンッ!!
速人は残りの力を溜めまくる!
大貴「最後の力を振り絞るってわけか、だったら俺も! 」
バリリーッ!!
大貴も最大限の力を溜めまくる!
速人「『絶空斬撃波』! 」
ブォンッ!!
斬撃を飛ばす速人!
大貴「『邪光龍蹴玉』! 」
ドゴォーッ!!
光と闇の力を合わせて蹴り出す大貴!
ドゴォォーーッ!!
互いの力がぶつかっていき、互いに一歩も譲らない威力であった!
だが
大貴「いっけーっ!! 」
ゴォーッ!!
最初から気を使っていた速人と違い、休んでいた(?)大貴の方が気が多いため大貴の攻撃出力が上がっていった!
そして…
ズバンッ!!
速人「なにっ!? 」
大貴の攻撃が速人の攻撃を打ち破り
ドッカーンッ!!
速人「がははーっ!? 」
大貴の攻撃が速人に炸裂した!
大貴「やったぜ優神さん、今度こそ頼みを守ってやるぜ! 」
と言ったところで
バタンッ!!
大貴「だけど力使い果たしたからまた後でな!? 」
倒れてしまった大貴であった。
冥琳「冥琳だ。北郷達が各地で激戦を繰り広げている頃、フランチェスカ学園では戦いを終えた生徒達が休むなか、何と悪光軍が現れ危機に陥ってしまう!?次回、『悪光軍の奇襲』みんな、頑張るんだ! 」




