表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
205/244

205時間目「諦めぬ魂(ネバギバソウル)」

一刀「新潟にやって来た大貴達。観光に楽しむ一方で大貴は優神じいちゃんの頼みをきけなかったことにショックを感じて塞ぎこんでいた。そんなとき、悪光軍の一人、神速人が現れドラグーンナイツ、玲奈、綾女をあっという間に倒してしまう!そして何と大貴は自分を殺してくれと速人に頼み速人は交渉としてみんなを倒すように言ってきたのだった! 」

ここは北陸・新潟県


この場所で大貴、玲奈、綾女、ドラグーンナイツが悪光軍の一人、神速人と戦っていた。


だが神速人の素早い攻撃に手も足も出ずにドラグーンナイツと玲奈達がやられ、残った大貴は何と!?自分を殺してくれと言ってきた。


これを聞いた速人は仲間達を殺せば殺してやると言ってきたのだ!


大貴「(俺は優神さんとの約束を果たせなかったんだ!こんな俺なんて死んだ方がいいに決まっている!) 」


大貴は一刀の祖父・優神から頼まれた約束『一刀を助ける』と言われたのに悪光戦で一刀が死にかけ、助けられなかったことを後悔していた。


大貴「(だがそれには仲間を殺らなきゃいけない!) 」


一刀達と同様に仲間を大切にする大貴にはそれができなかった。


そしてこの時、大貴の中に天使と悪魔が生まれていた。


悪魔大貴「あいつらなんて初めて会った奴らじゃないか、そんな奴らが仲間だなんていえるのかよ!さっさと殺して奴(速人)に殺されな! 」


天使大貴「何言ってるんだ!仲間を大切にしろって大事な人から言われていただろう!さっさと速人を倒して生きるんだ! 」


悪魔大貴「大事な人だと、ふざけるな!その大事な人のせいで俺はひどい目にあってたんじゃねえか! 」


そもそも大貴は両親殺しの罪で刑務所に入っていたのだがそれには理由があった。


数年前、大貴が中学生の時


大貴の両親は共に相当なギャンブル好きで家計が毎月火の車であった。


それでも大貴は両親を大事な人だと認識して嫌ったりすることはなく両親が作った借金を返すために中学生ながら働いていた。


だがそんなある日、事件が起きた!


大貴父「大貴、実は大変なんだ!? 」


大貴「どうしたんだよ父さん 」


大貴父「よく聞いておくれ!実は今すぐ1000万円用意しなくちゃいけないんだが当然うちにそんな金があるはずがない!お金がないと父さん達は死んでしまうんだ! 」


大貴母「母さん達を助けておくれ! 」


しくしくっ…


大貴の前で泣く大貴の両親


それをかわいそうに思った大貴は


大貴「(確かバイト先の金庫に1000万円あったな)わかった。俺に任せてくれ! 」


そして大貴は


ガチャッ! キィッ…


大貴「(バイト先のおじさんすまない!必ず金貯めて返すからな!) 」


ダッ!


悪いこととしりながらもバイト先からお金を盗みとった。


大貴「これで父さん達は大丈夫だな 」


スッ…


そして帰ってきた大貴がドアノブに手を触れたその時!


大貴母「ねえあなた、お金はまだかしら? 」


大貴「んっ? 」


家の中から両親の声が聞こえてきたので覗き見してみると


大貴父「もうすぐ大貴がお金を持ってやってくるさ、ホントにあいつはいい息子だよ。お金が欲しいといったら必ず持ってくるんだからな 」


大貴母「お金がきたら大貴なんて捨ててラスベガスにギャンブルにいきましょ♪ 」


大貴父「それはいい考えだな♪罪は全て大貴が着てくれるから俺達は悪くないわけだ♪ 」


この話を聞いた大貴は


バキンッ!!


大貴両親『!? 』


ドアを破壊して中に入った。


ゴゴゴッ…!!♯


大貴父「た…大貴、帰ったのか!? 」


怒りまくる大貴に怯える両親


大貴「父さん、母さん、今の話はホントか? 」


大貴が聞くと


大貴父「じょ…冗談に決まっているだろう!? 」


大貴母「そ…そうよ、一人息子のお前に悪事なんてさせるわけないだろう!? 」


二人は怯えながら言うが


大貴は二人の言っていることが嘘だとわかっていた。


そして


大貴「ふざけるんじゃねぇぞ!!♯ 」


大貴両親『!? 』


そしてこの後、大貴は知らないうちに両親を虐殺していた。


大貴が正常に戻ったのは騒ぎを聞いて駆けつけた近所の人の叫び声を聞いた後だったという。


悪魔大貴「またあんな思いをしたいのか!俺に大事なものなんていらないんだよ!♯ 」


天使大貴「うっ!? 」


悪魔大貴「さっさと回りの奴らを倒して楽に死にな! 」


大貴「そうだよな 」


スッ!


大貴は進む方向を倒れているみんなに向けて歩き出す。


速人「そうだ!早くそいつらを殺せ! 」


※速人は本来早口ですがアルベルトの機械によって普通に話しているように聞こえます。


そして大貴がみんなに近づいたその時!


バキュンッ!


チッ!


ビリー「ふざけるなよボーイ! 」


ビリーが大貴の頬にマグナムをかすらせた!


ビリー「何ビビってるんだ?そんなに死にたきゃあいつ(速人)を倒した後で俺が殺してやるよ! 」


ビリーだけではない


レイ「なら私も一発殴ってやるよ! 」


アルベルト「では僕も 」


ロビン「無論私もだ! 」


ルイ「あのぅ、私は別に… 」


ババッ!!


ドラグーンナイツのみんなが傷つきながらも立ち上がった。


速人「ほう、今の一撃でくたばらないなんて少しはできるみたいだな 」


ビリー「当たり前だ!俺達だって伊達に一刀と同じドラグーンナイツに所属していたわけじゃないんだぜ!足手まといになってたまるかよ! 」


ドラグーンナイツは悪光戦が始まる前、遊んでいたわけではなく各々修行をしていた。(ただしまだ誰一人として究極進化できない)


速人「いくら立ち上がっても勝てなければ無意味だろうが!今度こそ殺してやる! 」


ジャキンッ!!


ドラグーンナイツに対して構える速人


ビリー「無意味か、確かに今のままじゃ無意味だろうな、だが! 」


ザッ!


ドラグーンナイツは横一列に並び


ガシッ!


ビリーを真ん中にして互いに手を繋ぎ合うと


ビリー「これなら少しは戦えるだろうよ! 」


ドラグーンナイツ『超進化! 』


バシュンッ!!


全員超進化して


ドラグーンナイツ『五連龍合体! 』


ババシュンッ!!


シュンッ!!


ビリー以外の四人が消え


シュパンッ!!


四人がビリーの中に入っていく!


ビリー「うおーっ!! 」


そして自分の轟騎士雷龍の他に闘騎士武龍、機騎士鋼龍、嵐騎士風龍、守騎士護龍を吸収したビリーは


シュパンッ!!


ビリー「進化完了!超騎士豪龍! 」


バンッ!!


雷・風・武力・頭脳・守る力を揃えた龍合体をした。


速人「馬鹿め、普通の龍合体でも疲労がでかいというのに五体合体なんてしたら体がどうなるかわからんぞ! 」


確かに速人の言う通りであるが


ビリー「それがどうした!ドラグーンナイツは何事にも諦めないネバギバ魂をもっている!無茶だろうが可能性が0.1%でもあるならするまでだ!それが俺達のリーダーであった一刀の考えだ! 」


大貴「(ネバギバ魂!?) 」


ネバギバ魂という言葉に反応する大貴


速人「なら無駄だとすぐにわからせてやる! 」


シュンッ!!


ビリーに迫る速人だが


サッ!


速人「!? 」


ビリーは速人を避けた。


ビリー「どうやらこれでお前の動きが見えるようだぜ! 」


反撃開始である!


綾女「綾女だよ♪五体合体したドラグーンナイツのみんなの力は強く、神速人をも寄せ付けないほどの力なんだけどさすがに限界がきて戻ってしまい窮地に陥る!?だけどその時!次回、『大貴復活!』君の登場待ってたよ♪ 」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ