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204時間目「守れなかった頼み」

一刀「四国にて戦う焔達。焔はヤル気を取り戻して力人と戦い次々と押していく!だが怒った力人は兵士オイカワーンを食べて巨大化して攻める!その時!焔は自分から食べるよう力人にいい、食べられた焔は腹の中で攻撃し、力人を撃破するのだった 」

ここは北陸・新潟県


米と笹団子が有名であるこの新潟県には


ビリー「んーっ!日本のバンブーケーキ(笹団子)はうまいぜ! 」


レイ「美味だな 」


ルイ「おいしいですね 」


アルベルト「こんなに美味しいものがあるなら日本もまだ捨てたもんじゃないね 」


ロビン「この味はプリンと互角だな!? 」


以前一刀達と共にデーヴァと戦った聖龍騎士団(ドラグーンナイツ)の面々と


玲奈「あのね〜皆さん、まだ敵が来てないからのんびりするのは別にいいんですけど… 」


綾女「ちゃんと日本円に替えてから食べてください! 」


ドラグーンナイツ『ごめんなさい! 』


通貨を日本円に替えるのを忘れて食べていたドラグーンナイツは美咲玲奈と結城綾女に怒られていた。


玲奈「まったく、こんな調子でいいのかな? 」


綾女「まぁボク達強いし大丈夫なんじゃないの?それより問題はあれだよ 」


綾女が指を差した先には


大貴「・・・ 」


作野大貴が呆然としていた。


綾女「ちょっと君さぁ、まだ戦いじゃないからいいけど少しはシャキッとしなよ 」


綾女が大貴に言うが


大貴「・・・俺のことはほっといてくれ 」


プイッ!


綾女から顔を背ける大貴


彼がこんなにも落ち込んでいるのには理由があった。


大貴「(俺は優神さんとの約束を果たせなかったんだ!) 」


元々大貴は両親殺しの罪で刑務所にいたのだが


一刀の危機を感じ取った一刀の祖父である優神の手により一刀を守るために出所したのだった。


そして一刀と直に戦ってこれなら守らなくても大丈夫だと大貴が思った矢先、一刀が悪光との初戦で危うく死にかけたという出来事が発生した。


それに対して大貴は責任を感じているのであった。


大貴「(一刀の奴は『俺が勝手に死にかけたんだから心配するな』と言っていたが俺は優神さんとの約束を果たせなかったんだ!本当ならばこんなところに来ないで刑務所に戻るべきなんだ!) 」


真面目なだけあって大貴は一人で悩んでいた。


ビリー「しかしまぁ悪光軍が来るってわりにはそれほど強い気が感じねえな 」


彼らは全員が気を扱えるため悪光軍が来てもわかるのだった。


ロビン「もしかしたらこの地には来ないのかもしれないな 」


レイ「あり得るな、これだけ気を扱う者がいるのに気配を消すなんてあり得ないからな 」


アルベルト「まぁ念のため僕の眼帯で調べてみるよ 」


カチッ!


アルベルトは眼帯につけられたスイッチを起動させる。


アルベルトのドクロの眼帯には様々な機能がついているのだ。


すると


アルベルト「えっ!? 」


ロビン「どうしたアルベルト? 」


分析結果に驚くアルベルト


アルベルト「実はすでに数分前に悪光軍が来てるんですよ!? 」


ルイ「うそっ!? 」


ビリー「その眼帯が壊れてるんじゃないか? 」


アルベルト「失礼な!僕の眼帯はドイツの科学局が日々機能向上の開発をしてるんです!新しくなるならまだしも壊れるなんてありえません! 」


ビリー「わ…わるかったよ!? 」


※さっきからアルベルトは僕僕いっているがアルベルトは女です(この事は一刀しか知らない)


玲奈「ケンカなんかしてる場合じゃないよ! 」


綾女「そうだよ!悪光軍が来てるなら探さなきゃ! 」


ロビン「確かにな、相手はこれほど気を扱う者がいるのにそれを掻い潜るほどの実力者だからな 」


きょろきょろっ!


落ち込む大貴以外のみんなは悪光軍を探しまくる


すると


?「探…無…! 」


全員『・・・!? 』


何処からか声が聞こえてきた。


だが声の主の場所がわからない!


アルベルト「検索機能レベルアップ!? 」


キュインッ!!


アルベルトが眼帯の機能を上げてみると


アルベルト「東の方角に0.1秒後に出現! 」


ビリー「よしっ! 」


サッ!


みんなが東の方角を見てみると


シュンッ!!


何者かが現れた。


?「俺…わか…敵…すご… 」


レイ「何言っているかわからん! 」


現れた者はすごい早口で喋っているため聞き取れないのだ。


アルベルト「これじゃあきりがないので、言語通訳スイッチオン! 」


ピッ!


アルベルトが腕時計のスイッチを入れると


?「ありがたい、これで読者にも俺の言葉が理解できる 」


謎の男の言葉が聞き取れた。


ただしあくまで言葉だけである。


ロビン「だがこれで奴を見つけることができたぞ! 」


レイ「一気に倒す! 」


スッ…


ドラグーンナイツのみんなは超進化しようと構える


だが


?「フッ!お前達はもう斬られている! 」


ビリー「へんっ!何背中に北斗七星のある男のようなこと言ってるん… 」


ビリーが最後まで言おうとしたその時!


ズババッ!!


ドラグーンナイツ『がはっ!? 』


玲奈「えっ!? 」


綾女「何が起きてるの!? 」


バタタッ!!


いきなりドラグーンナイツが切られてしまい倒れてしまった。


速人「俺は悪光軍の神速人、『光速処刑人』だ! 」


シュンッ!!


そして速人の姿が消えると


パッ!


玲奈・綾女『えっ!? 』


いきなり玲奈と綾女の後ろに現れた。


そして


速人「ジ・エンド! 」


パチンッ!


速人が指を鳴らした瞬間


ズババッ!!


玲奈・綾女『きゃあっ!? 』


二人はいつの間にか切られてしまった!


ビリー「ちくしょう!なんて速さだ!? 」


アルベルト「計算によると一刀の10倍は速いよ 」


一刀も速さには自信がある方だが速人はそれよりも速いのだった。


速人「手応えない奴らだな、もっと強い奴はいないのか? 」


きょろきょろっ!


速人が辺りを探すと


大貴「・・・ 」


大貴を発見した。


速人「どうやらお前がこの中で一番の使い手のようだな、俺の相手をしてもらおう! 」


スッ!


速人は構えるが


大貴「・・・いや、俺なんかじゃあんたの相手にはならねえよ 」


すっかり大貴は弱々しくなっていて戦闘心がなくなっていた。


大貴「俺は反撃しないからさ、俺を殺してくれよ! 」


物凄いことを言う大貴!


速人「悪いが俺は貴様のようななよなよしたような奴は相手にしない質だ。どうしても殺してほしいというのなら… 」


スッ!


速人はみんなを指差すと


速人「あいつらを殺せ!そうすれば貴様の望み通りに殺してやるぞ! 」


ババンッ!!


玲奈「玲奈です。速人との交渉に苦しみながらも悩む大貴、そんな大貴に構わず私達は傷つきながらも戦っていきます。次回、『諦めぬ(ネバギバソウル)』ちょっとしっかりしなさいよね! 」


大貴率いるIグループ


作野大貴

美咲玲奈

結城綾女

ビリー・ザ・キッド

チャン・レイ

フランソワーズ・ルイ

ブロッケン・アルベルト

エドガー・ロビン

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