200時間目「200回記念特別劇場」
今回は本編の間に起きた特別編です。
愛紗と一刀がデートをします。
しかも愛紗の性格は今も続いています。
できる限りエロくしました。
ここで話は昔に戻る。
だいたい入学式とクラス替え、進級が終わった168話目くらいのことだ。
女子寮・桃香・愛紗・鈴々の部屋
パラッ!
この日、桃香と鈴々はお風呂に行っていて愛紗が一人で本を読んでいた。
普通愛紗ならば勉学関係の本だと思いきや今日はそういうのではない
愛紗「一刀は確か1月後半生まれだから水瓶座だったな、私との相性は… 」
愛紗にしては珍しく恋愛関係の本を読んでいた。
愛紗「『隠していた本性をさらけ出せば彼との相性は急接近!逆にさらけ出さなければ悲しい別れが待っている』か 」
愛紗は前に一刀とデートして以来、自分でも知らないうちに一刀に恋心を抱いていた。
愛紗「(不思議なものだな、昔は一刀を変態野郎だと思っていたのに今では一刀を思うだけで胸がドキドキしてしまう///) 」
昔から武力が高い愛紗は男から避けられていたのではっきりした恋愛感情がなかったがそれでも今の一刀に対する思いは恋愛感情だと理解していた。
だが愛紗と一刀はクラスが違うため滅多に会うことはなかった。
そして次の日
愛紗「まったく姉上は弁当忘れるなんてうっかり屋だな 」
愛紗は姉の桃香が忘れた弁当を届けにS組へと向かう。
ガラッ!
愛紗「失礼する(もしかしたら一刀に会えるかも) 」
だが愛紗の思いとは裏腹に一刀の姿はなかった。
桃香「あっ!愛紗ちゃん、お弁当届けに来てくれたの?ありがとう♪ 」
愛紗「これからはもっとしっかり… 」
と愛紗が最後まで言おうとしたその時!
愛紗「(くしゅんっ!) 」
愛紗がくしゃみをした。
桃香「愛紗ちゃん風邪引いたの!? 」
愛紗「大丈夫ですよ、すぐにおさまりますから 」
実は昨日、風呂の中で一刀のことを妄想してしまいすっかり長湯した愛紗は少し風邪を引いたのだった。
桃香「とにかくお薬飲まないとダメだよ!薬はどこかな? 」
きょろきょろっ
桃香が薬を探してみると
パッ!
雫「ZZZ… 」
一刀が来るまで机で寝ていた雫の机に薬を発見した。
桃香「ほら愛紗ちゃん、このお薬飲んで 」
パシッ!
桃香は雫の机から薬を取って愛紗にすすめる。
愛紗「これくらい大丈夫ですよ!? 」
桃香「ダメ!今年の風邪はしつこいんだから飲むの! 」
愛紗「わ…わかりましたよ 」
パクッ!
桃香に言われるがままに薬を飲む愛紗
すると
ブシューッ!!
愛紗の体から湯気が出てきた。
愛紗「体が熱い!? 」
桃香「愛紗ちゃん!? 」
桃香が愛紗を心配すると
雫「ん〜っ!よく寝たなの♪ 」
寝ていた雫が起き出した。
桃香「あっ!雫ちゃん、この風邪薬どうなってるの!? 」
桃香が雫に聞くと
雫「これは風邪薬じゃないなの 」
桃香「えっ!? 」
雫「精力剤に改良を加えた薬なの 」
この薬のおかげで雫は今のような性格になったといえよう。
そして
ガラッ!
一刀「おはよう 」
一刀が教室に入ってきた。
桃香「あっ!一刀くんおは… 」
桃香が一刀に挨拶をする前に
ダダッ!
愛紗が一刀に近づき
愛紗「おはよう一刀♪ 」
むにゅっ♪
一刀に胸を押し当ててきた。
一刀「あ…愛紗、一体何を!? 」
いつもの愛紗とは思えないことに驚く一刀
愛紗「何をって、挨拶しているだけではないか 」
胸を押し当てるのが挨拶なのだろうか!?
愛紗「それでは私は教室に戻るからまた後でな♪ 」
ルンルンッ♪
スキップしながら去っていく愛紗
一刀「・・・ 」
一刀はあまりの驚きに茫然としていた。
その時!
ニュッ!
孤狼「これまた恋の予感だな♪ 」
星「私達が協力せねばなるまい 」
この様子を見ていた恋のお助け隊の孤狼と星であった。
そして放課後、一刀がいつものように帰ろうとすると
愛紗「待っていたぞ一刀♪ 」
愛紗が校門にて待ち構えていた。
一刀「(確か今日は何も怒られるようなことはしていないはずだが!?)あ…愛紗、何か用!? 」
一刀が驚きながら聞くと
愛紗「用も何も、一刀と一緒に帰りたかったんだもん♪ 」
むにゅっ♪
愛紗はおっぱいで一刀の腕を挟む。
一刀「あのぅ、胸が当たってるんだけど!?/// 」
一刀が言うと
愛紗「当ててるんだもん♪ 」
普通に返事を返す愛紗
愛紗「今日は何も用はないし、これから二人っきりでデートしよう♪ 」
グイッ!
一刀「ちょ…ちょっと!? 」
愛紗は一刀の腕を引っ張りながら走る。
そしてその後ろを
ガサッ!
桃香達が追っていた。
華琳「まさかあの愛紗が一刀にベタベタなんてね!? 」
普段の愛紗を知ってるだけあって驚く
桃香「そんなことより雫ちゃん!あの薬の効果はどれくらいなの! 」
雫「個人差によるけど、長くて後三時間なの 」
蓮華「ならばそれまでの間、二人の行動を監視しないとな! 」
スッ…
二人の行動を監視するため後をつける一刀大好きっ子達
だが
ぶみっ!
一歩足を踏み出した時
ボコッ!!
一刀大好きっ子達『えっ!? 』
ズッシーンッ!!
一刀大好きっ子達は全員落とし穴に落ちてしまった。
桃香「いったーい!? 」
蓮華「何故こんなところに落とし穴があるんだ!? 」
何とか抜け出そうとする一刀大好きっ子達だが穴がきついうえに深くて出られない
すると
孤狼「悪いが愛の邪魔はさせないぜ! 」
星「うむ、乙女の愛を応援するのが我らのつとめだからな! 」
ババンッ!!
穴の上から孤狼と星が現れた。
華琳「この落とし穴はあなた達の仕業ね! 」
孤狼「おうよっ!俺が即席で掘った落とし穴だ! 」
星「愛紗の愛を手助けするためにも邪魔なお主らには引っ込んでもらおう! 」
だがこのまま大人しくしているほど一刀大好きっ子は甘くない!
恋「…一刀のはじめてを奪われるのいや! 」
ドンッ!!
穴の一番底にいた恋が思いっきり穴の壁を殴ると
ビキビキンッ…
孤狼・星『えっ!? 』
地割れが発生し、
バキンッ!!
孤狼「のわっ!? 」
星「おっ!? 」
二人を地割れに落としてしまった。
桃香「これで二人は手を出せなくなったけど今ごろ二人は何をしてるんだろ 」
一方その頃、一刀と愛紗は
カラオケBOX
愛紗「〜♪ 」
カラオケを満喫していた。
一刀「(愛紗っていい声してるな) 」
一刀が愛紗の歌声に聞き惚れていると
愛紗「ほらっ一刀も歌おう♪ 」
グイッ!
愛紗が一刀の手を引いてきた。
一刀「でも俺は音痴だからさ 」
愛紗「音痴だから歌わないというから上達しないんだ!デュエットしてやるから立て 」
グイッ!
愛紗は力強く一刀の手を引っ張る!
一刀「ちょっと愛紗、引っ張りすぎだよ!? 」
愛紗に引っ張られた一刀は
一刀「うわっ!? 」
愛紗「きゃっ!? 」
バタンッ!!
愛紗の方に倒れてしまった。
一刀「いたた… 」
そして一刀が起き上がろうとすると
むにゅっ♪
右手に柔らかい感触を感じた。
一刀が右手を見てみると
バァーンッ!!
一刀の右手は愛紗の胸をつかんでいた。
一刀「うわっ!?ゴメン!! 」
サッ!
慌てて右手を愛紗の胸から離す一刀
いつもならば平手の一発は食らってしまうのだが
ガシッ!
愛紗は一刀の右手をつかむと
愛紗「もっと強く揉んでくれ/// 」
むにゅっ♪
自分から一刀の右手を胸に当ててきた。
一刀「(お…おかしい!?いつもなら『破廉恥な!』って殴られるのに今日の愛紗は何か変だ!?) 」
一刀が変だと思っていると
愛紗「一刀が触りたいのなら、生で触っても構わないんだぞ/// 」
ぷるんっ♪
愛紗はブラを外して一刀に胸を見せる。
ポンッ!
そしてこの時、久々に一刀の心に天使と悪魔が生まれた。
悪魔一刀「本人が触っていいって言ってるんだからさわっちまえ! 」
天使一刀「何をいってるんだ!今日の愛紗はいつもと違うだろう! 」
悪魔一刀「バカ野郎!日本には『据え膳食わぬは男の恥』という言葉があるだろう!(※女が誘っているのにそれに乗らない男は最低だという意味) 」
天使一刀「そ…そうだった!?まぁ今回は特別編だし、許そう! 」
というわけで
一刀「いただきます! 」
シュバッ!!
一刀の両手が愛紗の胸をつかもうとする!
だがその時!
ピロピロッ♪
一刀のケータイが鳴り出した。
一刀「誰からだ? 」
ピッ!
一刀が届いたメールを見てみると
一刀「『今日は遅くなりますので璃々のお迎えお願いします 紫苑』か。というわけで悪いけど愛紗、俺帰るからまた明日な 」
ダッ!
そして一刀はカラオケ代金を置いて出ていった。
一人残された愛紗は
愛紗「もうっ!一刀がもっと早く襲ってくれればよかったのに! 」
しばらくして、女子寮 桃香・愛紗・鈴々の部屋
桃香「(もう薬の効き目は切れているから大丈夫だよね♪)愛紗ちゃん、一刀くんはどうだった? 」
いつもの愛紗ならば『最低な奴です』というのだが
愛紗「素敵な男です♪ 」
桃香「えっ!? 」
愛紗の性格は薬を飲んだ時と全然変わっていなかった。
桃香「(薬の効き目は切れたはずなのに何でなの!?) 」
これには理由があった。
実は薬の効き目は個人差があり放課後になった時には薬の効き目は切れたのだが
愛紗が本気で一刀のことを好きになってしまい雫以上の積極的な性格になってしまったのだった。
愛紗「次こそは一刀とエッチを! 」
焔「焔だ!四国にやって来た俺と天和ちゃん達が観光しまくっていると突然悪光軍が攻めてきた!次回、『四国観光珍道中』俺はまだ信じねえぞ!一刀と天和ちゃんが結婚して子供ができたなんてな! 」