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20時間目「壮絶な参観日」

親の名前はオリジナルです。


ついに20話到着!これからも頑張ります。

それはある日のこと


卑弥呼「それでは来週授業参観があるのでプリントを親に送るように! 」


フランチェスカ学園は寮制なので家に送るしか手がないのだ。


そして休み時間


及川「わい、オカンが見に来るのややしプリント送らんとこ! 」


一刀「俺も母さん怖いから送らないようにするか! 」


二人が話をしていると


華佗「甘いな二人共! 」


華佗に呼び止められた。


華佗「この学園では内緒にされないように極秘に親に授業参観の通知がされるんだ。つまり、プリントを送ろうが送るまいが結果は同じということさ! 」


ビシッ!


華佗にはっきり言われた二人は


一刀「ダメだー!?来週必ず説教されるー!? 」


及川「わいかてゴジラ似のオカンにしばかれるー!? 」


騒ぐ二人であった。


もちろん騒いでいるのはこの二人だけではなかった。


桃香「はぁ〜、やだな〜授業参観 」


桃香が溜め息をついていると


愛紗「姉上、どうしたのですか? 」


義姉妹の愛紗が聞くと


桃香「授業参観の日は休みたいよ〜! 」


桃香は騒いだ。


鈴々「何故なのだお姉ちゃん?鈴々はおばちゃんに会えるから楽しみなのだ♪ 」


桃香の母は愛紗と鈴々のお義母さんでもあるのだ。


桃香「二人はお母さんに怒られたことがないから知らないんだよ〜。私が授業で恥かくとお母さんが怒って大変なんだから 」


実は去年の授業参観の日


桃香は授業で恥をかいてしまい、桃香の母は桃香だけを校舎裏に呼び出して


桃香母「この恥っさらしがー!!! 」


ブォンッ!


桃香「ひぁ〜!? 」


そしてそのまま池に投げ飛ばされたのだ。


桃香「てなことがあったからさ〜 」


桃香が話すと


愛紗「ならば恥をかかぬようにすればいいのでわ? 」


すると桃香は


桃香「絶対に無理! 」


即答だった。


そしてついに一部の人が脅える授業参観の日がやってきた。


ザワザワッ!


一刀「まだ参観の時間じゃないのにすごい人数だな!? 」


及川「あの人達何しに来たんやろ? 」


二人が考えていると


華佗「決まってる、少しでもいい場所を取るためさ! 」


まるで花見の場所取りのようだ。


一刀「ところで俺達の親はまだだけど華佗の親は来てるのか? 」


一刀が聞くと


華佗「うちの親は病院が忙しいから来るかどうかは分からないさ! 」


そんな話をしていると


及川「まだ時間あるし、せっかくやから他のクラス見てこよっと♪ 」


及川が教室の外に出ようとすると


ガラッ!


突然教室の扉が開かれて


?「ここが教室か 」


傷だらけの白髪の男が入ってきた。


及川「ギャー!!どこかの強盗犯やー!?早く警察に電話せんと!?確か117やったっけ? 」


及川が一人で騒いでいると


左慈「親父!?来やがったのか!? 」


実はこの傷だらけの男は左慈の父であった。


左慈父「元放(左慈の下の名前)、久しぶりだな! 」


左慈父は周りを見渡すと


左慈父「ところであいつは来ていないか!? 」


と聞いてきた瞬間!


?「あいつだなんてひどいわ左慈さん〜 」


ヌッ!


左慈父の後ろから貂蝉と卑弥呼に匹敵するオカマ親父が現れた。


及川「今度こそ出たー!?変質者やー!?警察よばな!確か119やったか? 」


また及川一人が騒いでいると


于吉「お父様! 」


于吉が叫んだ。


実はこのオカマ親父は于吉の父なのだ。


于吉父「みなさ〜ん!こんばんは武人(于吉の下の名前)の父の武光(たけみつ)で〜す!よろしくねん♪ 」


ブチュッ!


そして于吉父は投げキッスを繰り出した。


一刀「あぶねっ!? 」


サッ!?


及川「ひぃっ!? 」


サッ!


みんなは何とか投げキッスを避けた。


ちなみに于吉の父はオカマバーの支配人である。


左慈父「ところで于吉さん、とっとと離れてくれないか 」


左慈父が言うと


于吉父「いいじゃないの別にお互い未亡人なんだし再婚しあいません? 」


ブチッ!


この言葉に左慈父がキレた。


左慈父「ふざけるんじゃねぇぞテメェ!!! 」


ドカカカッ!!。


左慈父は于吉父を蹴りまくるが


于吉父「あぁん!もっと強く蹴ってくださ〜い! 」


逆効果だった。


これを見たみんなは左慈と于吉を見ると


左慈・于吉以外『(この親でこの子ありか!?) 』


全員がそう思うのだった。


そしてその頃、別の教室では


2年C組(愛紗・華琳・麗羽のクラス)


?「おーほっほっほ!貧民の皆さん、うちの麗羽をよろしくざ〜ます♪ 」


この人は麗羽の母で袁紹グループのトップ、袁紹麗香(れいか)なのだ。


麗羽「おーほっほっほ!皆さん、お母様が誉めてくださっているのよ感謝しなさいな! 」


こちらもこの親でこの子ありだ。


?「あちらは騒がしくてたまらんな! 」


こちらは華琳の父で曹操グループ頂点、曹操仁崇(じんすう)なのだ。


華琳「ほっときなさいよお父様、あの馬鹿親子が騒ぐのはいつものことだし 」


華琳が言うと


華琳父「華琳!お前は何という娘だ!ワシはお前のような立派な娘を誇りに思うぞ♪ 」


この親父はかなりの親馬鹿だ。


スッ!


華琳の父が華琳に抱きつこうとすると


ジャキンッ!


春蘭に武器を突きつけられて止められた。


春蘭「いくら華琳様の父でも場所を考えてください! 」


華琳父「すまない!? 」


睨まれて謝る華琳父であった。


2年B組(桃香のクラス)


桃香「はぁ〜、やっぱりお母さん来てるよ!? 」


桃香的には来てほしくなかったのだ。


桃香母「桃香!参観後の面談楽しみにしてますからね♪ 」


あきらかに池に落とす気満々の桃香の母こと、劉備桃恵(ももえ)であった。


2年A組(蓮華のクラス)


蓮華「お母様、来てくれましたか!? 」


蓮華の母は普段忙しいため参観に来ることがないのだ。


蓮華母「仕事が早く終わったから来ました。後でシャオの教室にも寄りますけどね 」


この人が雪蓮・蓮華・シャオの母親、孫静蓮(せいれん)なのだ。


蓮華母「ところで蓮華? 」


蓮華「何ですかお母様? 」


蓮華が聞いてみると


蓮華母「雪蓮はどこにいますか? 」


雪蓮の場所を聞いてきた母に対し、


蓮華「姉様なら女子寮の管理人室でゲームでもしてるんじゃないですか? 」


それを聞いた母は


蓮華母「あのニート娘がー!!同期の冥琳と祭が教職についているのに昼間からゴロゴロとゲームだと、ふざけるなー!!! 」


ダッ!


ひと騒ぎした後で蓮華母は教室から出ていく


蓮華「お母様、どこに行くんですか!? 」


蓮華が聞くと母は


蓮華母「決まってるじゃない!あのニートに灸をすえてくる。参観の時間には戻るからね! 」


ダダッ!


そして母は駆け出していった。


女子寮管理人室


雪蓮「(ブルッ!?)何か今、悪寒がしたような気が!? 」


この後、雪蓮が気付いた時にはもう遅く、母にこってりしぼられるのだった。


漢組(一刀のクラス)


ガラッ


一刀達が待っていると教室の扉が開いて


?「息子の教室はここでいいですか? 」


パァ〜〜ン!!。


教室に入ってきたのは着物姿の美人だった。


男子生徒1「(誰のお母さんだよ?) 」


男子生徒2「(あんな美人な母だなんて誰の母だ?) 」


みんなが騒ぎ出すなか、


一刀「(ガタガタッ) 」


一刀のみが震えていた。


及川「かずピーどうしたんや? 」


及川が聞くと


一刀「あれがうちの母さんだよ!? 」


及川「そうか〜、かずピーのオカン…ってえーー!!? 」


及川は叫んだ。


及川の叫び声で一刀の母が一刀を発見すると


一刀母「あ〜!見付けたよ一刀! 」


母に見付かってしまった一刀は


一刀「やぁ母さん久しぶり!? 」


軽い挨拶をすると


ダダッ!グイッ!


一刀の母は突然駆け寄り、一刀の胸ぐらを掴んだ。


一刀母「か〜ず〜と〜。月1くらいは連絡してくれてもいいんじゃないかな〜? 」


ギュッ〜!


胸ぐらを掴む手が強くなる。


一刀「わ…分かりましたから掴んでいる手を緩めてくださいお母様!? 」


一刀が言うと


一刀母「よろしい 」


パッ!


一刀の母は胸ぐらから手をはなした。


実は一刀の母は結婚する前、九州のレディース(女の暴走族)の頭だったのだ。それから一刀の父と結婚し族は解散。現在は九州で小料理の店主をしている。


そして名前は北郷切刃(きりは)という。


しかし一刀の母を見た及川は


及川「すっごい美人やないかかずピー!うちのゴジラとトレードしてほしいわ! 」


及川がそんなことを言っていると


?「誰がゴジラだって? 」


後ろから声が聞こえて


及川「そりゃゴジラっていうたらうちのオカ… 」


及川が後ろを見た瞬間、及川の動きが止まった。


及川母「そうかい、アタシはゴジラかい!!! 」


及川の後ろにいたのは及川の母で及川白子(しらこ)。中年ぶとりのおばちゃんだ。


及川母「アタシがゴジラならアンタはミニラだよっ!!! 」


バッチーン!!。


及川は張り手をもろに受けた。


しばらくして


参観が終わり、面談の時間。


担任と親が1対1で話し合うのだ。


そしていよいよ一刀の母の番になった。


卑弥呼「体育の成績は良いが、漢文の成績が悪いですな 」


切刃「はぁ… 」


この時、一刀の母の頭に小さく青筋がたっていた。


切刃「(一刀め〜!後でお仕置きよ!) 」


一刀の母に怒りがたまるなか、


卑弥呼「しかし、生徒会長を真面目にしており、他の生徒からの人気も高いですぞ 」


スゥッ。


この時、頭から青筋が消えだした。


切刃「そうですか 」


この後、更に一刀に対するいい評価が話される。


しばらくして


卑弥呼「とにかく北郷は真面目で良き生徒ですぞ 」


切刃「それはありがとうございます(にっこり) 」


この時、一刀の母の頭からは完全に青筋が消えていた。


卑弥呼「ただ…周りに北郷のことが好きな女子が沢山いるので将来的に注意が必要ですな 」


担任が気にすることではない。


それを聞いた一刀の母は


切刃「なるほどね 」


ニヤリと笑うのであった。


そして別れの時


切刃「いい一刀!夏休みには九州に帰ってくるのよ!お父さんもお爺ちゃんも楽しみに待ってるからね 」


一刀「わかったよ必ず帰るからさ 」


そして別れの間際


切刃「一刀!一つ言っておくわ!女は待たせると怖いからね♪ 」


そして母は去って行った。


一刀「何言ってんだ? 」


この時、母の言葉を一刀は理解していなかった。


そして別の場所では


桃香母「この馬鹿娘が〜!!! 」


ブォンッ!


桃香「ひぁ〜!? 」


ボチャンッ!


桃香「うぅ〜、結局投げられたよ〜 」


桃香は母に池に投げ飛ばされた。


ため池や 桃香飛込む


水の音 西森の俳句。


オリキャラ紹介


北郷切刃(きりは)


一刀のお母さん。結婚する前は九州のレディース(女の暴走族)の頭だったのだ。それから一刀の父と結婚し族は解散。現在は九州で小料理の店主をしている。


武力は一刃に次いで強い。(一刀より強い)

胸は普通。

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