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197時間目「歴史の町、京都」

一刀「砕刀の不意打ちにより重傷を負ってしまう父さん。さらに強くなる父さんだが砕刀も同じように強くなり次第に砕刀が父さんを押していく!だが父さんは最後の力、融合進化を発動させ、勝利するのであった 」

ここは京都


この場所では恋率いるFグループが警備をしていたのだが…


京都・東映映画村


恋「…(もきゅもきゅっ) 」


恋刀「…(もきゅもきゅっ) 」


警備しなきゃいけないはずなのに恋と恋と一刀の娘である恋刀は呑気にお団子を食べていた。


しかし


キュゥゥ〜ン♪


二人の食べている姿が可愛らしくて誰も止めるものがいなかった。


ねね「あぁ、今まさにねねは幸せなのです。恋殿とその娘である恋刀殿がおいしくご飯を食べている光景を見られるだなんて♪ 」


恋LOVEのねねは幸せ絶頂であった。


だが


ねね「ただ一つだけ気に食わないのは恋殿があのヘボ会長と結婚したことなのです〜! 」


それが一番ショックだったようだ。


ねね「今ならまだ間に合うのかもしれない!帰ったらヘボ会長のチ〇コにおもいっきりちんきゅうキックを食らわして去勢させれば… 」


恐ろしいことを企むねねであった。


すると


チャキンッ!


暁「そんなことをしたらお嬢様に子種が授かれなくなるから覚悟しておけ 」


ねね「ひっ!? 」


ねねの首元に刃を当てる岸本暁


真優「暁、ねねさんも冗談で言ってるんだからやめなさい 」


音無真優…自称一刀の許嫁。京都出身


暁「お嬢様がおっしゃるのでしたらやめましょう 」


岸本暁…真優の従者


ねね「(危なかったのです!?でもいくら地元だからってこんな奴らと一緒じゃなくても恋殿がいれば悪光なんて100人いても軽く倒せるのです!) 」


それは少しオーバーである。


華雄「おい貴様ら、遊びはそこまでにしてさっさと警備しろ! 」


華雄郁叉…猪武者。力自慢だが学園内では下の方。影が薄く、授業中に手をあげても当てられたことはない。


恋「…仕方ない 」


スッ!


恋が警備しようと立ち上がると


ぐいっ!


娘の恋刀が恋の袖を引っ張った。


恋刀「…母様、おたべが食べたい 」


スッ!


おたべが食べたいと要求してくる娘に恋は


恋「…今はダメ、一刀のために警備しないといけないから 」


あの食いしん坊の恋が食事よりも一刀の頼みを優先させていた。


恋刀「…(こくり)父様のためなら我慢する 」


母である恋に言われて了承する恋刀


恋「…終わったらねねがたくさん奢ってくれるから 」


ねね「えぇっ!? 」


突然のことに驚くねね


ねね「あのぅ恋殿、申し訳ないのですが今は手持ちが… 」


ねねが言い渋ると


恋・恋刀『…ダメ? 』


キュゥゥ〜ン♪


二人がかりの恋と恋刀のおねだりに


ねね「ぐはぁっ!? 」


ねねは敗れてしまった。


そして


スッ!


ねねは懐から預金通帳を取り出すと


ねね「華雄、これでいくらか下ろしてきてほしいのです! 」


華雄「この通帳は何だ? 」


ねね「ねねが恋殿のためにコツコツ貯めてきたお金があるのです。番号は・・・・ですので頼むのです 」


華雄「(こんな時に銀行は開いているのか?)わかった、ちょっと待つがよい! 」


ダッ!


華雄は銀行が開いているのかわからないがとりあえず下ろしにいった。


すると


ゴゴゴッ…!!


真優「何かしら? 」


映画村にある水場から何かが出てくる!


ザバァッ!!


普通なら恐竜が現れるのだが現れたのは…


艶「うっふ〜ん♪ 」


悪光軍の紅一点、妖の(えん)であった。


ねね「来やがったのですね悪光軍! 」


艶「あら残念、一刀の坊やが相手だと思ったのに女ばかりだなんてつまらないな 」


妖の艶は絶世の美女でありもし一刀がいたなら胸元にルパンダイブしてしまうほどの美女であった。


恋「…一刀を傷つけた悪光軍は誰であろうと許さない! 」


ジャキンッ!!


さっきまでのんびりしていた態度と打って変わってやる気になる恋


真優「確かに、一刀様を殺しかけた悪光のお仲間を許すわけにはいきませんわ! 」


暁「お嬢様の愛するものは私が守る! 」


ねね「(ヘボ会長なんてどうでもいいが恋殿がやる気になっているのならねねだってやるのです!) 」


この場にいない華雄を除いて艶に対して闘志を燃やすみんな


艶「いや〜ん!怖い〜!こうなったら… 」


スッ!


艶は構えると


艶「『魅惑のウインク』♪ 」


パチリっ!


艶がウインクした途端


ドッキーンッ!!


暁「何なんだ!?あいつを見た途端胸がときめく!?/// 」


真優「女にときめくなんて私って百合属性なのかしら!?/// 」


ねね「ぐはーっ!?恋殿よりときめくのです!?/// 」


みんなが艶の魅力のとりこになってしまった!?


艶「フフっ!私の美しさは男はもちろん、女ですらもとりこにしてしまうのよ♪さぁ我が兵隊達、動けないあいつらをいたぶりなさい! 」


艶が言うと


ババッ!!


オイカワーン達『ギィーッ!! 』


何処からか久しぶりに悪光軍兵士のオイカワーン達が現れた。


しかも何故かいつもと違ってやる気満々だ。


その理由は当然…


艶「一番早くにあいつらを捕まえた人にはご褒美あげちゃうわよ♪ 」


オイカワーン達『ギィーッ!!♪ 』


艶の色気目的だった。


ババッ!!


いつもと目の色が変わったオイカワーン達がねね達に迫る!


だが


ブォンッ!!


オイカワーン達『ギィーッ!? 』


いきなりオイカワーン達は吹き飛ばされた。


艶「まさか!?奴らは私の美しさのとりこになってまともに動けないはずなのに!? 」


だが場を見てみると


バンッ!!


恋が戟を構えていた。


艶「バカな!?何故私の色気が効かないの!? 」


艶が聞くと


恋「…色気?恋はそんなものより食べ物の方が好き 」


こういうのを花より団子という


そして同じく


恋刀「…恋刀も同じ 」


恋の娘である恋刀も花より団子であった。


実は艶の色気は恋のような色気より食い気のような人間には効かないのだ。


艶「くっ!?まさか色気が効かない奴がいたなんて!? 」


予想外なことに驚く艶


恋「…お前は恋が相手する! 」


恋刀「…恋刀。母様はみんなを恋刀に任せて一人で戦おうとする。母様は勢いでオイカワーンを倒しまくり艶ですらも驚く実力なんだけど…次回、『色気VS食い気』ちょっと心配… 」


恋率いるFグループ


呂布恋

北郷恋刀

陳宮ねね

音無真優

岸本暁

華雄郁叉

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