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190時間目「雫の融合進化」

一刀「沖縄にて悪光軍の一人、鮫牙と戦っていた雫達。満足に戦えないみんなに代わって奮闘する雫。そして雫は究極進化して鮫牙を追い詰めるが鮫牙には効かず逆に鮫牙に追い詰められてしまった雫であった 」

ガブブーッ!!


雫「くっ!? 」


雫の首に鮫牙の牙が食い込みまくる!


水刀「ママ!? 」


母である雫の危機にいこうとする水刀だが


雫「水刀、来るんじゃないなの! 」


来ようとする水刀を止める雫


チャキッ!!


そして雫は海龍を鮫牙に向ける!


鮫牙「悪いが銃なんかで俺は倒せないぜ! 」


雫「誰もお前を倒すなんて言ってないなの!こいつは… 」


すると雫は


雫「こうするためなの! 」


ブシューッ!!


海龍から大量の水を噴き出させた!


バシャーッ!!


鮫牙「水中番長と呼ばれた俺に水が聞くわけないだろう! 」


確かに鮫のDNAをもつ鮫牙に水攻撃は『※蛙の面に水』ならぬ『鮫の面に水』である。


※どんな仕打ちを受けても平気なこと


だが雫の狙いは別にあった。


それは…


ぐぐっ…


ブチンッ!!


鮫牙「なにっ!? 」


いきなり雫は首の肉を食いちぎられながらも鮫牙の牙から脱出した!


実は雫は水を噴射し続け、水の勢いにより脱出したのだ。


雫「はぁはぁ… 」


だが雫の首の肉は少し食いちぎられてしまった。


鮫牙「己を犠牲にして俺の牙から逃げ出すとはな、だが俺に同じ手は二度も通用しないぜ! 」


スッ!


すると鮫牙は


バキンッ!!


自分で自分の歯を破壊した!


すると…


ニョキッ!!


鮫牙に新しい歯が生えてしまった。


鮫牙「今度はさっきのようにはいかないぜ! 」


ガチガチッ!!


歯を鳴らしながら鮫牙は雫に近づいてくる!


雫「(くっ!?いくら雫でももう一度食らったらヤバイなの!?何とか避けないと…) 」


スッ!


雫はその場を動こうとするが


ズキンッ!!


雫「うっ!? 」


首のダメージが大きすぎて逃げることができない!


鮫牙「死にやがれ! 」


バッ!


鮫牙は雫めがけて飛びかかる!


雫「(ダーリンごめんなの!) 」


雫が諦めたその時!


嵐「『竜巻砲(トルネードキャノン)』! 」


ドゴォーッ!!


鮫牙「ぐほっ!? 」


鮫牙の死角から強風が吹き出された!


嵐「大丈夫か雫!?今手当てしてやるからな! 」


雫「嵐、何でここにいるなの!? 」


嵐「あんたの娘が戦っている間に武器を取ってきたんだよ、そしてみんながあんたを助けにいけって言うから来たんだよ。ここはもう光魔学園じゃないから好きにできるからな! 」


雫「!? 」


嵐の言葉に雫は昔を思い出した。


それは数年前、光魔によって才能を見出だされた雫が光魔学園に転入してきた日のこと


ずらりっ!


この日、光魔学園体育館には光魔によって集められた武力に才能のある数百人の生徒が集まっていた。


光魔「皆さん、我が光魔学園にお越しいただいてありがとうございます 」


光魔学園学園長・二階堂光魔 当時日本の総理大臣


光魔「皆さんは武力の才能があるにも係わらず世間から批判されてきた人達ばかり、ですが私はあなた達を見捨てたりはしません!武力で世間を見返してやりましょう! 」


生徒達『うぉーっ!! 』


光魔「ですが予定よりも数が多くなってしまいましたので我が教育カリキュラムを受けれるのはわずか9人のみです。カリキュラムを受けられない人には用はありません 」


見捨てたりしないと言っておきながら結局見捨てようとする光魔。


光魔「では最後に我が学園にいらないものを3つ言っておきます。1つ『無力』。2つ『敗北』。そして最後に『友情』以上で我が話を終わります。あとはカリキュラム試練を受けてください 」


そしてカリキュラム試練を終え、光魔の部下となったのが焔達デスドラゴンナイツである。


現在


雫「(確かに昔は友情や敗北なんて恥だと思っていたけどダーリンに会って考えが変わったなの!) 」


一刀は時には敗北しているが友情パワーで支えられ敗北なんて気にしていない。


そんな一刀を見ているうちに雫の心の中が変化したのだった。


鮫牙「この野郎め、よくもぶっ飛ばしてくれやがったな!噛み殺してやるぜ!!♯ 」


ガチンッ!!


鮫牙は歯を鳴らしながら雫達に迫る!


雫「もうお前なんかに負けないなの! 」


スッ!


雫は前に一龍から渡されたドラグロッチを取り出した。


雫「(お願い!雫に力を貸してなの!) 」


ピピッ!


そしてドラグロッチにボタンを入力していくと


ドラグロッチ

『ダウンロードOK

紅鰐魔龍・愛天使海龍・鋼鉄魚龍セットアップ! 』


スッ!


雫「融合進化! 」


パァーッ!!


鮫牙「なにっ!? 」


ドラグロッチを起動させ、雫の体が光りだす。


そして現れたのは…


ジャキンッ!! バンッ!!


ヒモビキニに透明ロングスカート、龍のロングブーツに袖は長い赤色、尾は赤い二尾、背中には小さいピンクの龍の翼を生やした雫が現れた。


これが雫の融合進化・水神騎士水龍である。


鮫牙「へんっ!融合進化したからってその傷で何ができるっていうんだよ! 」


ガバッ!!


鮫牙が雫に襲いかかる!


雫「ふんっ!この形態になった雫ちゃんはもうお前なんかに負けないなの! 」


パチンッ!


雫が指を鳴らすと


ゴォーッ!! バシャーッ!!


海の水が雫の傷口にかかる!


普通ならば傷口に塩分を含む海水をかければ激痛なのだが


シュッー…


何故か雫の食いちぎられた傷口が再生していく


融合進化した雫はこの世のありとあらゆる水を操ることができるのだ。


シュパンッ!!


そして雫の傷が回復すると


ジャキンッ!!


雫「傷が治った雫ちゃんにもう敵う奴なんていないのだ! 」


雫は鮫牙に海龍を向ける!


鮫牙「ふんっ!だったらもう一度食いちぎってやるぜ!! 」


だが雫の方が一足遅く、鮫牙が迫ってきていた。


雫「なぁ〜んてね♪ 」


だが雫は銃を撃つのではなく


ガチンッ!!


海龍で鮫牙の鼻を思いっきり殴った!


すると


鮫牙「ごはっ!? 」


ゴロゴロッ…


何故か鮫牙は鼻を押さえながら苦しみだす


何故かというと鮫は鼻が弱点であり襲われても殴るだけで逃げるという。(※実際はどうかわからないので実験しないでください)


鮫のDNAをもつ鮫牙も鼻が弱点だったのだ。


雫「さて、怯んだ隙に気が回復できたなの♪ 」


ジャキンッ!!


そして雫は海龍を鮫牙に向けると


雫「『神・最終大蛇水龍(ゴッド・ファイナルアクアオロチ)』! 」


ブシューッ!!


究極大蛇水龍の100倍の威力をもつ技を鮫牙に繰り出した!


鮫牙「いたた…バカめ水中生物である俺に水なんて… 」


ところが…


バシャーッ!!メキメキッ!!


ボコッ!!


鮫牙「なっ…なにっ!? 」


技を食らった鮫牙の体がへし折られる!


融合進化した雫は水を操ることができる。よって今の海龍が出している水はただの水ではなく深海の水であり水中生物である鮫でも水圧に耐えきれないのだ!


鮫牙「バッ…バカなーっ!? 」


ブシューッ!!


ゴチンッ!!☆ミ


そして吹き飛ばされた鮫牙はシーサーに激突し、気絶したのだった。


雫「沖縄を汚したから守り神も怒っているなの♪ 」


沖縄の戦い


勝者・雫組


雫「でも傷は回復しても血がないから倒れるなの〜 」


バタッ!


嵐「雫!? 」


飛琳「どうも飛琳です。大阪にやって来た私は生徒の計らいで森羅先生と二人で見回ることになりました。そして二人で大阪を観光していると悪光軍の一人が現れて…次回、『大阪二人旅』ところで何で森羅先生と二人きりなんだろう? 」

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