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188時間目「雫親子の満喫」

一刀「ウォーファイト東京(東地区)の戦い。ブルータスのパワーの前に左慈組は窮地に陥ってしまう!だがその時!ブルータスを食い止めている間に于吉と左慈が合体し、蹴りの威力を最大限に高めた左慈がブルータスに一撃を食らわし見事勝利するのであった 」

一刀達と悪光軍による戦いウォーファイトが始まる数分前


沖縄県


ザザーッ!


県民が全員避難した沖縄のビーチでは


ドバーンッ!!


大胆な水着を着て横になる雫と一刀と雫の娘である水刀(みずな)と一緒にいた。


雫「いい水刀、女は常に輝かなきゃならないなの、そのためにはビーチに来たら必ず大胆な水着を着て男の視線を注目させるなの 」


水刀「わかったなのママ♪ 」


雫「そして美しくなった私達をダーリンに見せて親子丼を食べてもらうなの♪ 」


水刀「その時が楽しみだね♪ 」


恐ろしいことを企む雫親子


やはり雫の娘は雫の性格を受け継いでいた。


こういうのを『蛙の子は蛙』という。


のんびりとリゾートを満喫している雫親子に


思春「お前達何をしているんだーっ!!♯ 」


ドォーンッ!!


思春が怒鳴りあげる!


思春「沖縄にはリゾートしに来たんじゃないんだぞ!貴様は気がたるみすぎている!少しは他の奴らを見て… 」


スッ!


思春は他のみんなを見るが


嵐「華佗って健康体が好きらしいからよく焼かないとね〜♪ 」


地和「アイドルは忙しくて旅行もいけないから今のうちに満喫しないとね♪ 」


沙和「沖縄いくんだったら新しい水着買っておけばよかったなの〜 」


穏「あ〜ん!胸が大きすぎて水着がちぎれちゃいました〜! 」


亞莎「おっぱい… 」


他のみんなも水着に着替えてビーチを満喫していた。


思春「(ガックシ!) 」


この場で戦闘服なのは思春だけである。


水刀「ママ、何で思春さんは水着に着替えないなの? 」


雫「水刀!それは本人の近くで言っちゃダメなの!思春はこの中でおっぱいが小さい方だから水着になれないだけなの 」


水刀「なるほど 」


思春「聞こえているぞ!♯ 」


もちろん理由は雫のいうようにおっぱいが小さいからではない


思春「まったく!とにかくいつ悪光軍が来るかわからないからさっさと服を着ろ!♯ 」


雫・水刀『ブーッ! 』


思春「ブーッではない!♯ 」


スッ!


思春に言われて仕方なく服を着ろうとするみんな


だがその時!


ブクブクッ…


海の方で気泡ができているのを誰も気づかなかった。


しばらくして


雫「せっかくビーチに来たんだから楽しまないと損なのに 」


思春「我々はビーチに来たのではないぞ!戦いに来たのだぞ!それに水着姿になったところで見る男もいないだろうに! 」


確かに現在沖縄の県民は避難しているため人っ子一人いない状態であった。


雫「思春はわかってないなの!こうして雫がセクシーな格好しておけばダーリンが感づいてやって来るかもしれないの! 」


自分を餌にして魚(一刀)を釣り上げようという雫


思春「バカか、東京からここ(沖縄)までどれくらい離れていると思っているんだ。いくら北郷が変態でも限度がある! 」


ところが同時刻・東京


一刀「はっ!今すぐ沖縄に行かなきゃならない気がする!! 」


一刀が何かを感じ取っていた。


沖縄


とその時!


亞莎「あっ!皆さんあれを見てください!? 」


亞莎が指をさした方を見てみると


ザババーッ!!


魚達が海岸の方に寄っていた。


沙和「大量なの〜♪ 」


穏「今夜は魚料理ですね〜♪ 」


喜ぶ二人だが


雫「待つなの!どうやらこの魚達は海にいる何かから逃げてきたみたいなの! 」


嵐「何かってまさか!? 」


全員が海に注目すると


ザババーッ!!


海から何かが現れた。


鮫牙「シャハハーッ!!悪光軍・鮫牙魚太参上だぜ! 」


現れたものは読者のみんなも察しの通り悪光軍であった。


思春「出たな悪光軍め! 」


ジャキンッ!!


思春は得物の鈴音を取り出す!


思春「みんなも得物を構えろ! 」


思春はみんなに叫ぶが


嵐「それが…!? 」


沙和「武器はホテルに置いてきちゃったなの… 」


穏「本ならあるんですけどダメですか? 」


亞莎「わ…私はゴマ団子を… 」


地和「ちぃは武官じゃないから得物なんてないし〜♪ 」


ずこっ!


みんなの対応にずっこける思春


思春「なら私が持ちこたえておくからさっさと得物を取ってこい!!♯ 」


全員『は…はいっ!! 』


思春の迫力にビビるみんな


鮫牙「悪いがそれはさせないぜ! 」


スッ!


鮫牙は得物を取りに行こうとする沙和達に拳を向けると


鮫牙「ハァッ!! 」


ドンッ!!


沙和「きゃあっ!? 」


鮫牙が沙和達に拳を向けた瞬間見えない何かが飛んできた!


亞莎「何を飛ばしたんですか!? 」


嵐「気弾にしては見えないからおかしいね!? 」


凪の気弾でわかるように気はためれば見えるものだがこの攻撃はまったく見えなかったのだ。


鮫牙「シャハハーッ!俺の攻撃から今まで逃げられた奴はいないぜ! 」


鮫牙が高笑いすると


シュンッ!


思春「もらった! 」


ガキンッ!!


思春は鮫牙が油断した隙に鈴音を鮫牙の首に押し当てた!


だが


ボロッ!


思春「なっ!? 」


思春の鈴音は何故か刃こぼれしていた。


鮫牙「悪いが俺の体はものすごい鮫肌でな、俺の体に刃は通じないぜ! 」


つまり鮫牙は鮫肌で鈴音を削り取ったのだ。


鮫牙「お返しはお返しとして返しておくぜ! 」


ギュルルーッ!!


そして鮫牙の腕が回転すると


鮫牙「『朱苦流(スクリュー)貫通拳』! 」


ガリリーッ!!


思春「がはっ!? 」


鮫牙の拳が思春の体を削り取った!


穏「刃物もないのに削り取るだなんてどうなってるんですか!? 」


ドサッ!


地和「思春!? 」


そして思春は沙和達の方に弾き飛ばされた!


鮫牙「さて、残りの奴らも殺してやるぜ! 」


亞莎「ひぃっ!? 」


沙和「こんな奴沙和達じゃ勝てないの!? 」


鮫牙の未知なる力に恐れるみんな


だが


穏「あれっ?そういえば雫さん達はどこに行ったんですか? 」


地和「どうせ逃げたんでしょう!あの乳デカ女め! 」


地和が雫の悪口を言うと


雫「逃げてほしいならそうするけど… 」


何処からか雫の声が聞こえ


ザバッ!


雫「今は助けてやるなの! 」


砂の中から雫親子が現れた。


水刀「隠れて砂の中から様子を探っていて正解だったねママ 」


雫「敵の能力もわからないのにただ闇雲に向かっていくなんて単なる猪なの、相手の出方を見てから行動に出るなの! 」


鮫牙「まさか二人も隠れていやがるとはな!どっちにしろ殺してやるぜ! 」


ブォンッ!!


鮫牙は雫に拳を突き出す!


沙和「また見えない攻撃がくるなの!? 」


亞莎「避けてください!? 」


みんなが心配するなか


雫「悪いけどもうネタはバレてるなの 」


ぷるんっ! ジャキンッ!


雫は胸元から得物の銃・海龍を取り出すと


ドキュキュンッ!!


謎の攻撃めがけて撃ちまくる!


すると


ぼとぼとりっ!


鮫牙の攻撃に雫の攻撃が当たり何かが落ちてきた。


嵐「あれはもしかして(うろこ)か!? 」


雫「さすがは軍師の嵐なの。おまけにこいつは透明だから見抜くのは難しいなの 」


つまり鮫牙は腕の鱗を飛ばしてきたのだ。


しかも透明なため肉眼では見えにくい


鮫牙「よく見破ったと誉めてやるぜ!俺は鮫のDNAがあるため鱗を自由に出せるのさ!そいつ(思春)を削ったのも鱗だぜ! 」


鮫牙の鱗は鉄より固いため刃こぼれさせたり削り取ることが可能なのだ。


鮫牙「すぐにお前らも削り取ってやるぜ!『水中番長』と言われた俺様がよう! 」


雫「雫もお前のように海の平和を汚す奴は大嫌いだから相手になってやるなの!『乙姫』と呼ばれる雫がね! 」


沖縄でウォーファイトが始まろうとしていた!


思春「思春だ。最初にやられてしまって申し訳ない。戦いを雫に任せて戦いの様子を見てみるとさすがは雫だな、水中戦においても鮫牙に負けていない。おまけに苦労の末手に入れた究極進化の力で鮫牙を押しまくる!だが鮫牙もただでは負けなかった。次回、『乙姫VS水中番長』ぐほっ!? 」


雫率いるEグループ


水上雫

北郷水刀

宮澤嵐

甘寧思春

陸遜穏

呂蒙亞莎

于禁沙和

張地和


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