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181時間目「ウォーファイト始動」

一刀「俺が悪光に倒されたと聞いて、蒼魔、焔、兄貴(孤狼)とついでに及川は俺の仇を討ちに悪光を探しに行った。だが及川のでたらめな証言により捜索が困難するなか悪光自身が蒼魔達の前に現れた。だが悪光は自分が戦う必要はないと言って部下である『地獄の悪魔達』を差し向けてきた。その一人、ジャッカルと戦う三人だが油断した三人はやられてしまう。三人が殺されそうになったその時!何かがやって来た! 」


ジャッカル「さて、そろそろ止めといくぜ! 」


ぐいっ!


一刀の仇を討つため悪光の集めた未来の殺人集団『地獄の悪魔達(ヘルデビルズ)』の一人・拷問の達人ジャッカルと戦うことになった蒼魔、孤狼、焔の三人。


だが三人が油断した隙にジャッカルが攻撃をしかけ、三人は倒されてしまった。


そしてこの戦いを一番近くで見ていた及川はというと


及川「(何やねんあいつら!?悪光の他にあんな化け物がいるんかい!) 」


瓦礫の後ろに隠れて怯えていた。


及川「(かずピーだけでなく蒼魔達まで倒されるやなんて!?こうなったら土下座してでもやつらの仲間に…) 」


その時!


ポンッ!


天使及川「何を言ってるんや!ここで活躍したら女の子にモテるで♪ 」


ポンッ!


悪魔及川「モテるより命が大事や! 」


及川の中に天使と悪魔が生まれた。


天使及川「俺は不死身やから死なへんやんけ!だったら戦え! 」


悪魔及川「不死身でも限度があるわい!それより悪光の仲間になればその力で女の子の一人や二人分けてくれるかもしれへんやんけ♪ 」


天使及川「女の子を分けてくれる…!? 」


少し悩んだ後


ポンッ!


悪魔及川「そうやな!悪光バンザイ! 」


天使及川が悪魔に変わった。


及川「そうと決まれば悪光のところへ♪ 」


スッ!


及川が悪光のところに行こうとしたその時!


キランッ☆


何かがこっちに近づいてきた。


ジャッカル「何だありゃ?鳥か?飛行機か? 」


悪光「いや違う、あれは!? 」


やって来たのは…


ジャキンッ!!


超進化した一刀であった。


及川「かずピー!? 」


蒼魔達『一刀!? 』


ジャッカル「バカな!?奴は悪光様がぶっ殺したはずだろ!? 」


だが目の前にいるのは一刀本人に間違いなかった。


スッ!


そして一刀は倒れている蒼魔達を見ると


一刀「ちょっとばかし遅かったようだな 」


と言った後


ギロリッ!!


悪光を睨み付ける!


一刀「悪光、お前だけは絶対に許すわけにはいかないぜ! 」


悪光に向けて闘志を燃やす一刀であった。


ジャッカル「ちょっと待て!悪光様はお前なんかの相手をしている暇はないんだよ!このジャッカル様がそこに倒れている奴ら同様、お前を殺してやるぜ! 」


ビシッ!


ジャッカルが蒼魔達を指差しながら言うと


一刀「そうか、蒼魔達をやったのはお前だったのか、だったらお前から先に倒してやるぜ! 」


ゴォッ!!


ジャッカルに気を飛ばす一刀


ジャッカル「強がりもそこまでにしやがれ!お前の能力は悪光様との戦いで計測済みだ!その結果、お前が俺に勝つ確率はわずか00.1%しかないんだよ!所詮究極進化までしかできないお前は弱いのさ! 」


ジャッカルが一刀に向かって叫ぶと


一刀「それはどうかな? 」


スッ!


一刀が右腕を上げると


キランッ☆


腕には腕時計のようなものがついていた。


一刀「ドラグロッチ、起動! 」


一刀が叫ぶと


パァーッ!!


ドラグロッチと呼ばれる腕時計から光りが放出され一刀の体を包み込んでいく!


そして


一刀「融合完了! 」


ジャキンッ!!


一刀の体は融合進化形態・神騎士光龍へと変化した。


ジャッカル「バカな!?融合進化には三体の龍が必要なはず!?どうなってるんだ!? 」


ジャッカルが驚くなか


一刀「その理由を教えてやるよ! 」


実は一刀が病院にいた時、こんなことが起きたのだ。


洛陽病院


蒼魔達を助けに行くべく、一刀は全身ボロボロの状態でありながら出掛けようとしていた。


その時!


?「そんなボロボロの状態で行くなんて相変わらず無茶をするやつだな 」


誰かが窓の外から話しかけていた。


一刀「この声は!? 」


ガラッ!


一刀が窓を開けると


バンッ!


一龍「久しぶりだな一刀 」


一刀「一龍! 」


そこには龍界にいるはずの一龍(龍形態)がいた。


一龍「現龍界皇帝代理の怒龍がお前(一刀)の様子がヤバそうだから手伝ってこいと言うから来てやったぜ。どうやら怒龍の言っていたことは当たっていたようだな 」


一刀「あぁ、悪光とかいう未来人がこの世界を破壊しようとしているんだ。それを阻止するため俺はいかなくちゃならないんだ! 」


一刀が一龍に言うと


一龍「ムダだ。今のお前が行ったところで返り討ちにあって今度こそ殺されるのがオチだぞ 」


一刀「そんなことはわかっている!だけど蒼魔達が悪光と戦っているんだ!俺が助けにいかなくては! 」


カッカッ!


一刀は松葉杖をついて外に出ようとする


一龍「待てよ 」


一刀「止めないでくれ! 」


一龍「お前が止めても無駄なやつだってことは融合進化した俺が一番わかってるんだよ。行く前にこれを食いな! 」


シュッ!


一龍は何かを一刀に投げ渡す。


一刀「これは!? 」


一龍「龍界に伝わる果実、フレッシュリンゴだ。そいつの効力は知ってるだろう 」


このフレッシュリンゴは食べるだけで体力と気を回復してくれるアイテムなのだ。


華琳「ちょっと待ちなさいよ!?確かそれって一生に一度しか使えなかったんじゃないの!? 」


※133話参照


一龍「確かに普通は一度だけだ。二度食べるとどんな副作用があるかわからない。皇龍だって吐いたくらいだからな。だがうまくいく確率もある!ギャンブルだ… 」


一龍が最後まで言う間に


ゴクンッ!


一刀はリンゴを食べ終わっていた。


桃香「いつから食べてたの!? 」


一刀「一龍が渡してくれた時からだけど、別に体に異常は感じないぞ 」


どうやら一刀はギャンブルに勝ったようだ。


一龍「ヒヤヒヤさせやがって!?まぁ異常がないならそれでいい、これを持ってさっさと行きな! 」


スッ!


一龍は一刀に腕時計のようなものを渡した。


一龍「そいつは龍の力が込められたドラグロッチというもので龍が近くにいなくても融合進化できる道具だ。だが融合進化できたからって悪光を倒せるかどうかわからねえぞ 」


一刀「それはわかってる。でもできないよりマシだ!それじゃあ行ってくるぜ! 」


キィンッ!!


そして一刀は窓から飛び出していった。


ということがあったのだ。


ジャッカル「なるほどな、だが融合進化したからって俺に勝てると思うなよ! 」


ブォンッ!!


ジャッカルは一刀に棺桶を投げる!


パカッ!


一刀「んっ? 」


バクンッ!


そして棺桶は一刀を飲み込んでしまった!


ジャッカル「バカなやつだ!自分から死に急ぐなんてな!さっさとくたば… 」


ジャッカルが最後まで言おうとすると


ピシッ!


ジャッカル「えっ!? 」


棺桶にヒビが入り


バッコーンッ!!


棺桶は内側から破壊されてしまい一刀は脱出した。


ジャッカル「バカな!?だったら『呪詛・傷写し』! 」


フッ!


蒼魔達が倒された時のように一刀にジャッカルの傷跡ができていく!


ジャッカル「これで終わりだぜ!開! 」


ジャッカルは一刀の傷口を開こうとするが


ググッ…


ジャッカル「なっ!? 」


一刀は体の傷口を無理矢理閉じていた。


ジャッカル「そんなことができる人間がいるのかよ!? 」


もちろんこれは融合進化ができる一刀ならではのことである。


一刀「終わりか?今度はこっちから行くぜ! 」


シュンッ!!


及川「かずピーが消えた!? 」


一刀が消えたように見えるが実は高速で動いているため消えているように見えているのだ。


ジャッカル「どこにいきやがった!? 」


その早さはもはやジャッカルの目にも止まらない!


そして


シュッ! ドカッ!!


ジャッカル「ぐほっ!? 」


一刀は高速移動しながらジャッカルを攻撃しまくる!


焔「俺達を倒した奴を簡単に攻めるだなんて、やはり融合進化は強いのかよ!? 」


孤狼「確かに融合進化は強いがそれだけじゃない! 」


蒼魔「一刀の奴、俺達が倒されたことで怒りを感じているんだ! 」


普段は優しい一刀だが、仲間に危機が迫った時、一刀の力は何倍にも膨れ上がるのだ!


ドグボッ!!


ジャッカル「がはっ!? 」


そしてあっという間にジャッカルはボロボロになってしまった。


一刀「止めといくぜ! 」


スッ!


一刀が拳に気を溜めようとすると


ジャッカル「ま…待ってくれ!?俺の敗けだ!許してくれよ!? 」


急に命乞いをするジャッカル


ジャッカル「お前は確か殺生が嫌いだったよな!?そんな奴が殺人なんてしていいのか!? 」


ピタリッ


一刀「殺人… 」


一刀は以前皇龍を殺したことで殺人という言葉に敏感になってしまい、思わず動きが止まってしまった!


その瞬間…


ジャッカル「バカな奴め!奥の手は最後までとっておくものだぜ! 」


ガチチッ… ガチャンッ!


一刀が粉砕したはずの棺桶が巨大な槍へと姿を変えた。


ジャッカル「食らいやがれ! 」


キィンッ!!


そしてその槍が一刀に迫る!


だが一刀に突き刺さろうとしたその時!


ボカンッ!!


槍が急に爆発した。


ジャッカル「な…何故!? 」


ジャッカルが驚いていると


ゴォッ!!


ジャッカル「ひっ!? 」


物凄い邪悪な気がジャッカルを襲う!


その気を放っている人物は…


バンッ!


やはり悪光であった。


ジャッカル「もしかして今の爆発も悪光様が!?何故ですか!? 」


ジャッカルが聞くと


悪光「お前は命乞いをした。ただそれだけでお前の敗けだ 」


ジャッカル「あ…あれは演技でして!?… 」


ジャッカルが最後まで言う間に


グチャリッ!!


悪光はジャッカルの顔を握りつぶした。


及川「ひぃーっ!? 」


一刀「仲間になんてことを! 」


悪光「俺は弱い奴を仲間だと思ったことはない。俺の部下は全て俺の道具だからな 」


一刀「テメェ!! 」


敵とはいえ仲間を道具扱いする態度に腹が立つ一刀


悪光「しかし融合進化までしてくるなんて北郷、やはりお前は面白い奴じゃねぇか♪そんなお前に免じてチャンスをやるよ 」


一刀「チャンスだと! 」


悪光「一週間待ってやる!一週間後、俺達は多数の部下を引き連れてこの世界を破壊する!お前達も今より強くなってたくさんの仲間を集めて俺達と戦え!全員やられた時点で勝敗が決まる!地球全体が戦場の『ウォーファイト』開催だ! 」


ババンッ!!


一刀「一刀だ。悪光の宣言によりウォーファイト開催が知らされ俺達は仲間を集めて戦いの準備をする。次回、『集え!最強の仲間達』いくぜみんな! 」


未来世界の一刀の仲間達


愛紗…料理の腕が上がり、チャーハン料理店を経営(たまに失敗するが愛紗の美貌で許してもらえる)。刀桃と桃刃を可愛がっている。


鈴々…大食い選手権の選手になる。時々、一刀の家に行って子供達と遊ぶ。


春蘭・秋蘭…曹操グループの重役になり華琳のボディーガードになる。


思春…一流のスパイになる。時々、一刀の様子を隠し見する。



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