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178時間目「未来からきた人」

一刀「及川がぶっ飛ばされたところにいたのは謎のオッサン・悪光。奴は何故か俺に恨みがあるらしく俺は奴の強さを感じていきなり究極進化して立ち向かうが悪光にはダメージを与えられない!おまけに悪光は本気を出してないらしく俺は無惨にも敗れてしまう。そして悪光に殺されそうになるがそこに謎の美女が現れて俺は助かるのだった 」

洛陽病院


ププーッ!!


この場所に数台のタクシーが停まり


ガチャッ!!


タクシーから桃香達が現れて病院に入っていった。


桃香「早く病院内に!? 」


華琳「無事でいなさいよ一刀! 」


彼女達は及川からメールで『かずピー倒れる!』と受け取り、夜だというのに駆けつけたのだった。


病院内・集中治療室


タタターッ!!


ナースセンターから一刀の病室を聞いて桃香達が駆けつけると


及川「・・・ 」


美女「・・・ 」


治療室の外で及川と紫のツインテールの爆乳美女が待機していた。


及川「みんなっ!? 」


及川が桃香達に気づくと


桃香「及川くん、一刀くんの容体は!? 」


桃香が及川に聞くと


及川「かずピーは全身複雑骨折、おまけに大量出血の重傷や 」


バンッ!


そして集中治療室のベッドには全身を包帯で巻かれた一刀が寝ていた。


一刀だから辛うじてまだ生きているものの、常人なら即死である。


すると


蓮華「答えろ及川!一刀に何があったんだ!? 」


みんなが及川に詰め寄る


及川「教えてほしかったら一人乳揉み10びょ… 」


一刀大好きっ子達『(ゴゴゴッ…!!♯) 』


及川「すいません!?冗談です!? 」


一刀の危機に冗談は通じなかった。


美女「よかったら私がお話ししますわ 」


及川に代わって美女が説明しようとすると


月「あのぅ、あなた誰ですか? 」


天和「どこかで見たような気がするんだけどな〜? 」


恋「…知らない気がしない 」


美女「(ドキッ!?)そんなことありませんよ!?初対面ですわ!? 」


何かを誤魔化そうとする美女だが、そこへ


ガァーッ!


璃々「お兄ちゃん大丈夫!? 」


狐々「…一刀!? 」


紫苑先生に連れられて璃々ちゃんと狐々が入ってきた。


すると璃々ちゃんを見た途端美女は


美女「あぁ〜、やっぱり昔の私って子供の頃から可愛かったんだ〜♪ 」


ぎゅっ!


いきなり璃々ちゃんに抱きついてきた。


その姿を見たみんなは


一刀大好きっ子達『昔の私? 』


美女「はっ!? 」


すると美女はみんなの視線に気付き


美女「わ…私ったら何を言ってるんだろうな〜? 」


誤魔化そうとするが


ぽとっ!


凪「何か落としましたよ? 」


美女「あっ!? 」


スッ!


美女が落としたものを見てみると


『時空監理局認定証

黄忠 璃々巡査 2?歳

21XX年発行』


と書かれていた


桃香「えっ!?黄忠って!? 」


華琳「おまけに21XX年ってまさか!? 」


ジロッ!


みんなが美女を見つめる。


すると美女は観念し


大人璃々「はい…私は未来からやって来た璃々ちゃんです 」


ドォーンッ!!


自らの正体を明かした。


及川「(あのチビの璃々ちゃんがこんな爆乳美女になるやなんて!?) 」


その点はさすが紫苑の娘といえよう


桃香「そんなことより、何で未来の璃々ちゃんがこの時代に来てるの!? 」


すると璃々(大人)は


大人璃々「わかりました。全てをお話ししましょう。でもその前に… 」


シュルッ…


大人璃々はロープのようなものを取り出すと


大人璃々「そこにいるのはわかってるんですよ! 」


シュッ!


ロープを入り口に向かって投げた。


すると


?『ぎゃっ!? 』


入り口の方から多数の声が聞こえ


ぐいっ!


大人璃々がロープを引っ張ると


?『うわっ!? 』


ドバッ!


そこには今朝謎の機械から現れた謎の人物達がいた。


桃香「君達は今朝の!? 」


?「ひどいじゃないか璃々姉ちゃん! 」


の美少年が言うと


大人璃々「何を言ってるんですか!勝手にこの時代に来たくせに! 」


すると


華琳「まさかと思うけどこの人達って誰かに似てる気がしない!? 」


蓮華「さっきから私もそれが気になっているんだ!? 」


そして


大人璃々「察しの通りです。この子達は未来から来たあなた達と一刀お兄ちゃんの子供なんです 」


大人璃々が言うと


全員『えーっ!? 』


驚きを隠せない一刀大好きっ子達であった。


ちなみに12人のうち、10人が一刀の子で後の二人が蒼魔と孤狼の子供である。


刀桃「バレてしまっては隠してもしょうがないですね、僕は桃香母さんの息子の刀桃(ないと)です 」


華刀「華琳お母様の娘の華刀(かなた)です 」


一蓮「蓮華母さんの娘の一蓮(かれん)です 」


一月「月お母さんの息子の 一月(いつき)です 」


恋刀「…恋母さんの娘の恋刀(レナ)


天刀「私は天刀だよ♪ 」


渚「凪母様の娘の(なぎさ)です 」


水刀「雫ママの娘の水刀(みずな)なの♪ 」


狐刀「…狐々母さんの娘の狐刀(こなた)


桃刃「桃香ママの娘で刀桃お兄ちゃんの妹の桃刃だよ♪ 」


それぞれ自己紹介をする子供達


そしてそれを聞いた桃香達は驚くばかりであった。


ちなみに上で出ていない子供についてはちゃんと未来にいるという証拠に一家が大集合している写真を見せたところ信じてくれた。


華琳「でもおかしいわよ!?この世の中は一夫一婦制でしょ!? 」


なのに母親が違うたくさんの一刀の子供がいるのはおかしかった。


刀桃「それについては… 」


刀桃が話そうとすると


大人璃々「それはさておき字数制限があるので早く悪光について話をさせてくださいな 」


桃香「あっ!そうだよね。璃々ちゃんおねがいね 」


璃々「? 」


この時代の璃々が?を浮かべるなか


大人璃々「では説明します 」


大人璃々の口が開く


悪光純…未来世界の大犯罪者。未来で様々な殺戮を繰り返し、捕まったら即刻死刑が決まっているほどの大悪人


だが悪光の力は強く、誰も止めることができなかった。


そんな時、度々地球を救い、龍界をも救い、未来世界の王となった一刀が立ち上がった!


桃香「一刀くんが王ってことは私は王妃!? 」


蓮華「私達だろう! 」


しっかりその点は突っ込む


ところが未来世界の一刀であっても悪光との力は五分五分であった。


だがその戦いの最中にあることが起こり、一刀は悪光を倒したのだった。


そして悪光は入れられたら死刑確定の獄殺刑務所に送られるのだが


悪光「俺はこんなとこで終わるわけにはいかねぇ!! 」


悪光は取り押さえようとした刑務官を虐殺し逃亡


そして一刀への復讐としてこの世界に逃げてきたのだった。


月「だったら一月ちゃん達が来たのもその悪光っていう人を捕らえるためですか? 」


ところが


大人璃々「違います!彼らは退屈な世界に飽きて飛琳先生が作ったタイムマシンによってやって来ただけです 」


刀桃「璃々姉ちゃん言わないでよ!? 」


それでこの時代に来るなんてすごい偶然であった。


そして璃々は悪光を捕らえるために未来世界からやって来たエージェントなのだった。


凪「そんな悪人ほっておいたら大変です!? 」


天和「でも一刀を倒しちゃうような奴をどうやって倒すの!? 」


それが最大の悩みである。


すると


及川「策ならあるで! 」


珍しく及川が答えた。


及川「奴が未来人なら一つの策がある! 」


雫「それって何なの? 」


及川「教えてほしかったら乳揉み10びょ… 」


華琳「死にたいようね♯ 」


及川「…は止めて特別に教えよう!? 」


もはや一刀大好きっ子に冗談は通じない


及川「蛙を殺したいならおたまじゃくしを殺せというように、未来の悪光殺したいならこの時代の悪光を殺せばいいんやんけ! 」


つまり及川は過去がなくなれば未来は存在しないという説を言っているのだ。


簡単に言うとこの時代の悪光を殺せば後に現れる未来の悪光の存在が消えることになる。


及川にしてはなかなか頭のいい作戦なのだが


大人璃々「残念ながらその手は使えないんです 」


及川「何で? 」


大人璃々「この時代に悪光はまだ産まれてませんから、悪光についての情報は一切わからないんです。でもわかっているのは悪光がこの時代にはまだ生まれていないということなんです 」


大人璃々が言うと


及川「マジ!?だってあいつ見た感じオッサンやったやんか!?なら少なくともこの時代ならかずピーと同い年か年下やろ!?なのに何で産まれてないんや!? 」


及川が叫ぶと


ガラリッ!


病室に蒼魔達が入ってきた。


桃香「蒼魔くん!? 」


美空「父上!? 」


氷室美空…蒼魔と八雲の娘


葵狼「父さん!? 」


楠舞葵狼(きろう)…孤狼と葵の息子


すると蒼魔達は


蒼魔「悪いが話は聞かせてもらったぜ!一刀をこんな目にあわせた悪光って奴のこともな!♯ 」

焔「北郷を殺すのは俺だ!他の奴に倒されたならそいつを倒すまでだ!♯ 」


孤狼「弟分をやられたお返しは兄貴である俺がしなくちゃな!♯ 」


ゴゴゴッ…!!♯


三人は一刀をこんな目にあわせた悪光に怒りを感じていた。


蒼魔「それじゃあ行ってくるぜ! 」


焔「北郷が目を覚ましたら言っとけ!悪光って奴はぶっ殺してやるってな!♯ 」


孤狼「一刀と同じ目以上にいたぶってやるぜ!♯ 」


ダッ!


三人は一刀の仇討ちとばかりに悪光の元に向かおうとする。


及川「いってらっしゃ〜い♪ 」


それを笑顔で見送る及川だが


ガシッ!!


蒼魔「お前も来い! 」


及川「なんでやねん!? 」


焔「悪光の顔を知っているのはお前くらいだろうが!♯ 」


及川も蒼魔達に連れられてしまった。


桃香「(一刀くん、みんなが一刀くんのために必死なんだよ。だから早く目覚めてよ!) 」


一刀「・・・ 」


そしてその頃、悪光は


建設前のビル


悪光「あぁ、俺だ!今からすぐ20XX年の東京に来い! 」


誰かと連絡を取っていた。


華琳「華琳よ、一刀が何とか起き上がろうとするけどなかなか体が言うことを聞いてくれないみたい。私達には何にもできなくて悔しい!次回、『起き上がれ一刀!』一刀、頑張りなさいよ 」


西森「どうも西森です。悪光編で様々な設定をありがとうございます。ですが全てを叶えることは難しいので所々設定が変わっているのを了承お願いします 」

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