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176時間目「新たなる戦いの序章」

一刀「再び生徒会長に選ばれた俺が璃々ちゃんと共に整理をしているとふと今までの出来事を思い出した。生徒会長争奪戦、学園対抗武道大会、デーヴァとの戦い、龍界での激闘など色々とあったけれどこれからも色々なことが起きるんだろうなと感じる俺であった 」

チュンチュンッ!


一刀「(ん…もう朝か、早く起きないと遅刻するかもな) 」


すくっ!


いつものように一刀が起き上がると


バァンッ!!


一刀「えっ!? 」


部屋の様子がいつもの男子寮ではなく違う部屋だった。


一刀「どこだよここ!? 」


一刀が驚いていると


ガチャッ!


部屋の扉が開いて


桃香「おはよう一刀くん♪ 」


桃香が現れた。


一刀「(何で桃香がここに!?) 」


驚く一刀だが更に驚くべきことに…


桃香「あっ!間違えちゃった。もう夫婦なんだから、あ・な・ただよね♪ 」


ドッカーンッ!!


一刀の中で何かが爆発した。


桃香「あなたどうしちゃったの!? 」


一刀「俺って桃香と夫婦だったの!? 」


驚いた一刀が桃香に聞くと


桃香「当たり前だよ。もう私のお腹の中にはあなたとの子供もいるんだしさ 」


ガバッ!


桃香は膨れたお腹を一刀に見せる。


すると一刀は


一刀「そうか!?俺って桃香と結婚して子作りしたんだ! 」


迷いが吹っ切れたように元気になった。


一刀「愛してるよ桃香♪ 」


桃香「一刀くん♪ 」


ん〜っ…


そして二人の唇が重なりそうになったその時!


バタンッ!!


いきなり部屋の扉が開くと


バァンッ!!


そこには桃香以外の一刀大好きっ子達がいた。しかもみんな怒っている。


一刀「そんなに怒ってどうしたんだよみんな!? 」


一刀が理由を聞くと


華琳「どうしたの?ですって♯ 」


蓮華「それは私達のセリフだ♯ 」


すると一刀大好きっ子達は


ガバッ!


一斉に膨れたお腹を一刀に見せた。


月「私達のお腹の中には一刀さんとの子供がいるんですよ! 」


恋「…恋達一人一人と隠れて結婚した 」


つまり一刀は多数の女と重婚して妊娠までさせたのだ。


一刀「えっ!? 」


この世界は一夫一婦制であり重婚は犯罪である。


よって


一刀大好きっ子達『この種馬男ーっ!!♯ 』


一刀「ぎゃーっ!? 」


ドガバキンッ!!☆ミ


一刀は全員に袋叩きにされるのだった。


一刀「やめてくれ〜!?俺には何がなんだかわからないんだーっ!? 」


一刀が叫ぶと


狐々「…一刀! 」


どこからか狐々の声が聞こえ


ガバッ!!


一刀「ハァハァ…!? 」


一刀は起き上がった


狐々「…一刀うなされていたけど大丈夫? 」


一刀「ゆ…夢か!? 」


どうやらさっきまでのことは全部夢だったらしい


一刀「そうだよな!?いくらなんでも重婚くらいで殺しだなんて!? 」


狐々「…テレビ見る 」


ピッ!


狐々がテレビの電源を入れると


ニュースキャスター「次のニュースです。銀座のホテルにてホストをしていた男がボコられているのが発見されました。この男は二股をかけていてボコられた原因はそれのようです 」


一刀「(ドキッ!?) 」


他人事とは思えない一刀だった。


一刀「(二股でボコられるなら俺の場合…!?) 」


一刀の場合は十一股なので殺害もあり得てしまう!?


たとえ生き延びたとしても裁判にかけられてしまうのだ。


一刀「(ドォ〜ン!?) 」


悪夢とテレビおかげで朝から暗い雰囲気になる一刀であった。


そして一刀が登校していると


桃香「おはよう一刀くん♪ 」


ぎゅっ!


後ろから桃香が腕を組んできた。


一刀「と…桃香!? 」


今朝の夢のせいで驚きまくる一刀


とそこへ


華琳「朝から抜け駆けなんてやるわね桃香 」


蓮華「どうやら先を越されてしまったようだな 」


ぎゅぎゅっ!


桃香に続いて一刀に触れていく一刀大好きっ子達


一刀「お…おはようみんな!? 」


普段ならばもう少し喜ぶ一刀だが夢のせいで少しびびっていた。


及川「あ〜あ、相変わらずかずピーは熱いなぁ、そんなことしてたらテレビのように殺されるで 」


ひょこっ!


今朝のテレビを見ていた及川が皮肉を言いながら一刀の前を通る。


その直後


ブォンッ!!


及川の頭上に円盤が現れ


ズッシーンッ!!


及川「ぎゃーっ!? 」


及川を踏み潰した。


一刀「及川!? 」


桃香「まさか円盤に潰されて死ぬなんてどこかの漬物食べたら幸福男になれる日本一ついてない少年みたいじゃない!? 」


ところが


がばっ!


及川「生きてるで! 」


及川は生きていた。


凪「それにしてもこれは一体何でしょうか? 」


雫「こんな円盤があったら通行の邪魔になるなの! 」


天和「ってなわけで一刀、退かしといてね♪ 」


一刀「仕方がないな 」


ぐぐっ!


一刀は円盤をどこかにやろうと持ち上げる。


その時!


ウィーンッ!


円盤のハッチ(出入口)が開いた。


月「宇宙人が出るんでしょうか!? 」


みんなが驚くなか出てきたのは…


?「う…う〜ん!? 」

普通の人間であった。


しかも中には十二人も乗っていた。


一刀「こいつらは誰なんだ!? 」


桃香「今時の宇宙人って姿が人間と同じなんだね!? 」


みんなが驚いていると


?「あれっ!?あの人達って!? 」


バンッ!


一刀達を見て驚く現れた人達


華琳「何だかこっちを見て驚いてるわね!? 」


雫「やっぱり雫のような美人は珍しいなの♪ 」


そういうわけではない


?「(どうやら移動には成功したらしいねお兄ちゃん) 」


?「(あぁ、だが俺達の存在を知られるわけにはいかないから迂闊(うかつ)に近づかない方がいい) 」


現れた人達の中でもリーダー格的な存在の桃色ショート髪で目が茶色の美少年が思うなか


?「あーっ!パパとママだーっ♪ 」


タッ!


桃色ロング髪の目が茶色の巨乳の美少女が一刀と天和の方に寄って来た。


?「あっ!?こら天刀!? 」


桃色ショート髪の美少年が止めようとするがもう遅い!


一刀「えっ!? 」


天和「いま、あの子何を言って!? 」


二人が驚いていると


ガシッ!


天刀という美少女は一刀と天和の手をつかみ


天刀「うわぁーっ!?やっぱり二人とも若〜い!?パパのような男が未来にいたら私も惚れちゃうかな〜? 」


一刀「パパ!? 」


天和「未来!? 」


天刀の言葉に衝撃を受ける二人


一刀「あのさぁ!?どうして俺をパパって呼ぶの!? 」


一刀が聞くと


天刀「だって私は二人のこど… 」


天刀が最後まで言おうとした時


ドシッ!


天刀「ぐはっ!? 」


桃色ショート髪の美少年の手刀(チョップ)を食らって天刀は気を失ってしまった。


ひょいっ!


そして桃色ショート髪の美少年が天刀を担ぎ(かつぎ)上げると


?「どうもお騒がせしました!? 」


ビュンッ!!


現れた人達はどこかへ走り去ってしまった。


一刀「あっ!?待って! 」


すぐに追いかけようとする一刀だが


ガシッ!


一刀「へっ!? 」


誰かに肩を掴まれたので振り返ると


桃香「一刀くん、パパって何かな?♯ 」


華琳「私達に黙ってパパになるなんていい度胸じゃない♯ 」


蓮華「きちんと説明してもらおうか♯ 」


月「私達が納得する答えをくださいね♯ 」


雫「子作りは雫が先なの〜♯ 」


真優「覚悟はよろしいですか?♯ 」


凪「会長!逃がしはしませんよ♯ 」


玲奈・綾女『カ〜ズ〜く〜ん〜♯ 』


ギロリッ!


天和以外の一刀大好きっ子達が一刀を睨み付ける。


一刀「ちょっと待ってよ!?俺にも何がなんだかわからないんだ!?天和も何か言ってよ!? 」


一刀は天和に助けを求めるが


天和「私がママで一刀がパパってことは…やっぱりあの時できちゃったの/// 」


ギロリッ!!


ますます一刀を睨み付ける強さが増してしまった!?


一刀「あの時って何なの!? 」


驚く一刀だが更に驚くべきことに


ドドドォーーッ!!


遠くの方で土煙が舞い上がったかと思うと


焔「一刀ーっ!!テメェ天和ちゃんに手を出すとはいい度胸してるじゃねぇかーっ!!♯ 」


天和ファンの焔が怒りながらこちらに向かってくる。


一刀「やばい!?今日、俺学校休むからサヨナラ! 」


ダダッ!!


天和以外の一刀大好きっ子達『あっ!逃げるな待てーっ!!♯ 』


焔「殺してやるぜ一刀!♯ 」


ドドドォーーッ!!


一刀を追いかける一刀大好きっ子達と焔


ちなみに天和が言ったあの時とは天和が夢の中でしたことである。


そしてこの日、天和以外のS組生徒と焔が学園を休んだという。


しばらくして、その日の夜


ドカッ!!


ある暴力団アジトで騒動が起きた。


組長「何やねんお前!?うちを天下の暴力団・十常侍組と知っての狼藉(ろうぜき・乱暴なふるまい)かいな!? 」


組長が驚いていると


?「十常侍組?そんなの知るか、お前は俺が探している北郷一刀だから殺しに来たまでだ! 」


バンッ!


歳は30代くらいの少し若作りした程度のオッサンが言うと


組長「あぁ、確かにわいの名は本郷一斗やで!? 」


組長が言うと


?「字が違う。外れだな 」


スッ!


組長「へっ!? 」


謎のオッサンが組長の前に手を出した瞬間!


ドッゴォーーンッ!!


オッサンの手から気が放出され組長をぶっ殺した。


?「どこだ?どこにいる北郷一刀よ! 」


オッサンが叫ぶと


「北郷一刀… 」


ぴくんっ!


北郷一刀という言葉を聞いて


?「あっちの方だな 」


シュンッ!


オッサンは一瞬のうちに消えていった。


その頃、声が聞こえた場所では


不良「ひっ!?お前…いや、あなたがあの有名な北郷一刀ですか!? 」


及川「そうや、わいがあの有名な北郷一刀やで! 」


バンッ!


不良「し…失礼しました!? 」


ビュンッ!!


そして不良が去った後


及川「にししっ♪かずピーの名前使えば不良が裸足で逃げ出すからからまれへんなぁ♪ 」


及川は無断で一刀の名前を名乗っていた。


そんな時


スッ!


?「お前、名は何だ? 」


及川の前にオッサンが現れた。


及川「(なんやこのオッサンは?オヤジ狩りならぬ若者狩りかいな?でもかずピーの名前を出せばどんな奴でもビビるやろう♪)わいの名は北郷一刀や! 」


ビシッ!


及川がオッサンに名乗ると


?「そうか、お前が北郷か 」


にやりっ


及川「へっ? 」


北郷という言葉ににやりと笑う謎のオッサン


それから少し経ったその頃


一刀「ハァハァ!?何とか撒いたようだな!? 」


あれからしばらくの間、一刀大好きっ子達や焔から逃げ続けた一刀だがようやく撒けたようだ。


そして一刀が寮に向けて歩いていると


ドッゴォーーンッ!!


一刀「な…何だ!? 」


一刀の目の前を何かがぶっ飛ばされていった。


そしてぶっ飛ばされたものをよく見てみると


及川「が…がはっ!? 」


一刀「及川!? 」


ぶっ飛ばされたのは及川であった。


そして


もわぁ〜っ


及川がぶっ飛んできた方向から


?「北郷一刀、やはりこの程度か 」


バンッ!


謎のオッサンが現れた。


及川「及川や!わいを殺しかけたオッサンとかずピーが戦いを開始した。いけっかずピー!そんなオッサン簡単に倒したれや!ところが大変なことに!?次回、『最強の敵・悪光』まさかかずピーが!? 」

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