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172時間目「最大の敵あらわる」

一刀「今日から玲奈が俺の部屋から出ていくことになった。その時、表が騒がしいので見てみると謎の女がヤンキーと戦っていた。だがその女はヤンキーを軽く蹴散らす実力者でありその正体は俺の幼馴染みである結城綾女であった。そしてしかも彼女は俺が昔、知らないうちに結婚しあうなかになる人物であり俺は桃香達にお仕置きされるのだった 」

あんまり描写されていないがこのフランチェスカ学園にもテストというものが存在する。


これはそんなある日のこと


一刀のいる3年S組


飛琳「ではこれよりこの間やったテストを返却します 」


テストが返却されることになったのだが


一刀「さてと、俺の点数は? 」


ぴらっ


テストを受け取った一刀が点数を見てみると


北郷一刀 21点


普通ならば悪い点数なのだが


一刀「やったー!20点以上とれたぜ! 」


一刀にとっては高得点であった。


飛琳「ちなみに今度のテストで五教科総合計200点以下の人は留年の可能性がありますので注意するように!それでは授業を終わります 」


スッ!


そして飛琳先生が去った直後


一刀「さて、早く帰ってゲームの続きでもしよっと♪ 」


ガタガタッ!


一刀は荷物をまとめて寮に帰ろうとする。


だが


ガシッ!


一刀「んっ? 」


誰かに肩を掴まれたので一刀が振り返ると


ゴゴゴッ…!!


そこには一刀以外のクラス全員がいた。(S組は一刀大好きっ子が集まっている)


華琳「一刀、このまますぐには帰さないわよ♯ 」


蓮華「お前にはびっちり勉強してもらわなくてはな♯ 」


一刀「(ダラーっ!) 」


冷や汗を流しまくる一刀


しばらくして


S組


ガチャリッ!


一刀は机に拘束されていた。


一刀「何で縛るの!?別に勉強しなくていいじゃん!! 」


一刀が口答えすると


華琳「黙りなさい!♯ 」


バシッ!!


一刀「ぐふっ!? 」


華琳のハリセンが一刀に炸裂した。


月「ホントはこんなことしたくないんですけど… 」


凪「ハッキリいって今の会長では200点以上はとれません! 」


今は生徒会長じゃないのに呼び名が変わらない凪


真優「だから勉強会といきましょうか 」


ずらりっ!


どうしても一刀に留年してほしくない一刀大好きっ子達


天和「一刀はホントにバカだもんね〜♪ 」


恋「…一刀はバカ 」


桃香「でもおバカな一刀くん、私は好きだな♪ 」


言いたい放題いう三人だが


玲奈「言っておくけど、あなた達も留年の危機があるんだからね 」


実は天和、恋、桃香の三人は一刀よりも学力が低かった。


天和「留年したらアイドルできない!? 」


恋「…留年したら仕送り半額!?(=好きなだけ食べられない) 」


桃香「留年したらお母さんに怒られちゃう!? 」


留年の恐怖に怯える三人であった。


一刀「(冗談じゃない!何が勉強会だ!) 」


一刀がこの場を何とか脱出できる策を考えていると


一刀「(ピンッ!) 」


何かをひらめいた。


一刀「あのさぁ、ちょっとトイレ行きたいから行かせてくれない? 」


一刀が聞くと


雫「トイレなら仕方がないなの、ダーリンがお漏らしするの見たくないからいってくるなの 」


しゅるっ!


トイレのため一時拘束を解かれる一刀


一刀「サンキュー♪ 」


ダッ!


そして一刀は教室のすぐ隣にあるトイレに入っていく


男子トイレ


一刀「フフフッ!引っ掛かるなんてバカなやつらだ。トイレの窓から脱出してやるぜ! 」


ガッ!


一刀はトイレの窓に手をかける。


その頃、S組教室


蓮華「華琳、大丈夫なのか!?一刀がトイレから脱出したらどうする気だ!? 」


蓮華がその事を華琳に聞くと


華琳「それなら大丈夫よ、だってトイレには… 」


華琳が最後まで言おうとしたその時!


一刀「ギャーッ!? 」


トイレから一刀の悲鳴が聞こえてきた。


桃香「今の何の悲鳴!? 」


ダダッ!


そして全員がトイレに入るとそこには


プスプス〜


黒焦げになった一刀が倒れていた。


華琳「だから大丈夫だって言ったでしょ、もし一刀が脱出することも考えてトイレの窓に1億V(ボルト)の電流を流しておいたからね♪ 」


いくら一刀が頑丈でも電撃には弱かった。


しばらくして


ガチャリッ!


気絶から目を覚ました一刀は再び拘束され勉強を受けさせられる。


華琳「それでは問題いくわよ!鎌倉幕府ができたのはいつ? 」


蓮華「華琳、一刀をバカにするのもいい加減にしておけ、だいたい中学で習うだろう 」


確かにそうなのだが


一刀「百年前! 」


ずこっ!


一刀の頭はそうとう悪かった。


桃香「ちがうよ一刀くん、明日だよ 」


ずこっ!


もっと悪い者もいた。


華琳「じゃあ次よ、『〜をこくしする』の『こくし』を漢字で書きなさい 」


一刀「これだ!『虎苦死』 」


桃香「ちがうよ『黒子』だよ! 」


※どちらも違います


その後も次々と問題が出されるが


ボロッ


結果は散々であった。


華琳「まさかここまで一刀の頭が悪かったなんてね!? 」


中学レベルの漢組テストの時でも低い点数がとれたわけである。


蓮華「武力ならば最強なのに学力は最低とはな!? 」


一刀「いや〜、面目ないね 」


このままでは一刀が留年になってしまうかもしれない!


華琳ですらも一刀の頭の悪さに頭を悩ませたその時!


月「あのぅ、私に任せてくれませんか? 」


スッ!


月が手をあげた。


綾女「いくら月っちが飛び級生だからってトップの華琳がギブアップなんだから無理じゃないの? 」


月「一度私にやらせてください! 」


月が言うと


華琳「別に構わないわよ。月、あなたの実力を見せてあげなさい! 」


月「わかりました! 」


タッ!


そう言って月は一端教室を出ると


月「よいしょっと! 」


ドスンッ!!


大風呂敷を持って戻ってきた。


月「では一刀さん問題です。次に続く言葉を入れてことわざを完成させてください『蛙の子は()』 」


一刀「おたまじゃくし! 」


※違います!


一刀が間違えた瞬間


月「間違えたから罰ゲームです 」


スッ!


月は大風呂敷に手を入れると


スッ!


黒いカバーがついた一冊の本を取り出した。


一刀「(あれは!?) 」


一刀はその本に見覚えがあった。


月「それっ 」


ポイッ! ゴォーッ!!


月はその本をストーブの中に入れる


その瞬間!


一刀「あーっ!? 」


一刀が叫びだした。


天和「その大風呂敷の中身は何なの? 」


天和が聞くと


月「これには今まで一刀さんの部屋から没収したエッチな本が入ってるんです♪ 」


一刀「あーっ!?俺の宝物がーっ!? 」


一刀のエロ本はストーブの中で燃え付き、灰になってしまった。


月「フフフッ!一刀さん、うまく答えないと全てのエロ本が灰になりますよ 」


一刀「あーっ!? 」


華琳「荒療治とはやるわね月!? 」


桃香「ちょっとかわいそうな気もするけど仕方ないよね 」


その後、月の荒療治を受けた一刀は必死に問題に正解しまくり全問終わった時には半分が灰になってしまった。


おまけに


月「次のテストで総合計200点以上とれなかったから全部燃やしますよ♪ 」


一刀「やめてーっ!? 」


月とそんな約束をされてしまい


次のテストから数日あけた日


飛琳「はい北郷、総合計ギリギリ201点でよかったね 」


何とか留年は免れたのだが


飛琳「でも何でそんなボロボロなの? 」


一刀「聞かないでください… 」


げっそり


一刀はエロ本達を守るため毎日徹夜で勉強しまくったが目は充血しまくり体は体重が2キロほど痩せてしまったという


こうして一刀にとって最大の(テスト)との戦いは一刀の勝利で幕を閉じたのだった。


だがその後、一刀は三日間寝込んだという


?「俺の名は次回で明らかに!長かった。ここがフランチェスカ学園、俺が守るべき人物が通う学園か、俺はある人の指示によりそいつは絶対守る!次回、『ボディーガード』警護は任せてくれ! 」


クラス紹介


3年C組


馬超翠 左慈元放

文醜猪々子 骸亜九龍

夏侯春蘭

華雄郁叉

于禁沙和

張地和


担任:黄蓋祭


勉強をサボっていたり頭の悪い人が集まるクラス。成績次第ではZ組に入る確率あり


ちなみに二年生(去年一年)は人数が減ったのと1Aの担任が冥琳から何進に変わっただけ

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