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166時間目「運命の再会」

一刀「フランチェスカ学園VS川神学園の戦いは一進一退の攻防が繰り広げられた。そしてついに最終対決をむかえることになったのだがその内容に俺と直江君は逃げ出してしまい百代まで怒らしてしまいテレビ局は破壊されたのであった 」

それはある日のこと


一刀「ふーっ!今日も疲れたぜ 」


一刀がいつものように帰宅して男子寮に戻っていく


そんなとき


子供「がおーっ!ドラキュラだぞーっ! 」


子供「くそっ!十字架を食らえ! 」


一刀は近くの公園で子供達がドラキュラごっこをして遊んでいるのを見つけた。


それを見た一刀は


一刀「十字架か、そういえばあの子はどうしてるかな? 」


一刀は十字架に思い出があった。


それは十年前の頃


幼い一刀「きゃっきゃっ! 」


幼い一刀と女の子が公園で遊んでいた。


その女の子は瞳が黄色で髪は赤のセミロングのかわいい女の子であった。


女の子「ねぇねぇカズくん、大きくなったらわたしと結婚してくれる? 」


この女の子の言葉に


幼い一刀「うん、いいよ♪ ぼくも・・ちゃんと一緒にいたいしさ 」


この時、幼い一刀は結婚=一緒にいることだと思っていたため答えるのだった。


だが月日というのは残酷である。その約束をしてから数日後、彼女は転校するのであった。


女の子「カズくんと離れるのなんてヤダよ〜! 」


ぎゅっ!


女の子は一刀に抱きついたまま放そうとしない


すると一刀は


幼い一刀「・・ちゃん、これあげる! 」


スッ!


十字架のペンダントを女の子に渡した。


女の子「これは? 」


幼い一刀「おこづかい溜めて買ったの、・・ちゃんにあげるね 」


受け取った女の子は


女の子「ありがとうカズくん♪


ぎゅっ!


女の子は一刀に抱きつくのだった。


現在


一刀「あれからもう10年か、・・ちゃんどうしてるかな? 」


と一刀が思い出を思い出している間に寮の前にたどり着いた。


ところが


一刀「おやっ? 」


一刀の同居人である狐々が部屋に入らず入り口にて立っていた。


狐々「…あっ一刀! 」


タタタッ! ぎゅっ!


一刀に気づいた狐々が一刀に近づいて抱きついてくる。


一刀「狐々、どうして部屋に入らないんだ?部屋の鍵を無くしたのか? 」


一刀は狐々が早く帰ってきた時のため狐々に部屋の合鍵を持たせていた。


見かけは璃々ちゃんくらいの狐々だが年齢は一刀より大分年上であるため鍵を持たしているのだ。


狐々「(ブルブル)…違う 」


一刀の言葉に首を横に振る狐々


一刀「だったら何で入らないんだ? 」


スッ!


一刀が扉に向かおうとすると


ぎゅっ!


狐々「…入っちゃダメ 」


一刀が部屋に行くのを阻止しようとする狐々


一刀「どうして入っちゃダメなの? 」


一刀が聞くと


狐々「…どうしてもダメ 」


狐々は理由を話そうとしない


一刀「(さては部屋を散らかしたから入らせないようにしてるんだな。それならば) 」


スッ!


一刀は財布を取り出すと


一刀「狐々、これで璃々ちゃんと一緒にお菓子でも買ってきなさい 」


少々のお金を狐々に渡すと


狐々「…お菓子! 」


スッ!


狐々は一刀の手からお金をもらうと


狐々「…行ってくる 」


一刀「暗くなる前には帰るんだよ 」


さっきまで入っちゃダメだと言っていた狐々はお菓子を買いに出掛けるのだった。


やはり年齢は一刀より年上でも精神的には璃々ちゃんくらいなのだった。


狐々を退けた一刀は


一刀「さてと狐々が散らかした部屋の掃除でもするかな 」


ガチャッ!


一刀は扉を開いて中に入る。やはり鍵は開いていたようだ。


そして部屋に入った一刀が見たものは!?


パァ〜ッ♪


髪は赤のセミロング、瞳は黄色で胸は雫より大きな女の子が下着姿になっていた。


・・・・・


その場で少しの間、静かな時間が流れ


女の子「きゃ… 」


女の子が叫ぼうとした瞬間


一刀「うわっ!? 」


バタンッ!!


直ぐ様扉を閉める一刀


実はこの男子寮は建て替えた時に扉を閉めれば完全防音になるよう設計されていた。


そして


女の子「きゃーっ!/// 」


ポイポイーッ!


一刀「いてて!? 」


女の子は部屋にあるものを一刀に投げまくる!


一刀「ご…ごめんなさい!まさか着替えているなんて思わなかったもので! 」


一刀が謝ると


女の子「えっ!?///今の声ってもしかしてカズくん!? 」


女の子が言うと


一刀「あれっ?俺をそのように呼ぶなんて 」


一刀は勉強はできないが自分がどう呼ばれているのかは覚えていた。


パッ!


そして二人は互いを見つめる。


すると


一刀「もしかして玲奈ちゃん!? 」


玲奈「やっぱりカズくんだったんだ♪ 」


一刀「でも10年前に引っ越した玲奈ちゃんがどうしてここに!? 」


一刀が聞くと


玲奈「もちろんカズくんを追ってきたんだよ!カズくんがこの学園にいるっていう情報をつかんで転校してきたんだよ。そして学園長に会ったら『残念だけど今女子寮は満室なのよ。もう少ししたら増設するからそれまでの間、生徒会長の部屋に泊まりなさい』と言われて制服に着替えてたの 」


一刀「ほう、制服にね… 」


じろーっ


一刀は玲奈をじっと見つめる


玲奈「えっ? 」


玲奈が一刀の視線に気づいて自分を見てみると


バァーンッ!!


玲奈はまだ下着姿だというのに気づいた。


パコォーンッ!!☆ミ


一刀「ぐほっ!? 」


当然のごとく玲奈に叩かれる一刀


玲奈「もうカズくんったら!気絶してるみたいだし今のうちに着替えとこ 」


ササッ!


一刀が気絶している間に制服に着替える玲奈


しばらくして


一刀「いててっ!? 」


一刀が気絶から目を覚ますと


玲奈「カズくんったら大きくなったら少しスケベになったんじゃない! 」


バァーンッ!!


そこには制服姿の玲奈がいた。


一刀「(くそっ!気絶さえしてなければ着替えシーンが見れたのに!) 」


玲奈「その時は殺しかねないのでご注意を♯ 」


一刀の心の中は玲奈には丸見えであった。


一刀「それはさておき、久しぶりだね玲奈ちゃん 」


玲奈「あれからもう10年も経つんだもんね 」


ここに入ってようやく会話をする二人


玲奈「カズくんの噂はいろいろと聞いてるよ。この学園で一番強いとか、学園対抗武道大会で優勝したとかさ 」


ちなみにデーヴァや龍界での戦いは世間には広まっていない


玲奈「カズくんが頑張っているのを見て私もカズくんの力になってあげようと頑張ったんだよ♪ 」


玲奈が言うと


一刀「それは頼りになるよ。これからは一緒の部屋だしよろし… 」


とここで一刀は理解した。


これから先、女の子と同じ部屋で暮らすということを


一刀「こ…これからよろしくね!? 」


玲奈「こ…こちらこそ/// 」


ぎゅっ!


仲良さそうに手を繋ぎ合う二人


だがこの時一刀は気づくべきだった。


この部屋に二人以外の人がいることを


?「(ニヤッ!) 」


そして次の日


一刀「おっはよーっ! 」


一刀がいつものように教室に入ると


ずらりっ!


そこには一刀大好きっ子達が勢揃いしていた。


一刀「どうしたのみんな?誰かに用なの? 」


一刀が聞くと


桃香「一刀くん!?女の子と同居してるんだって! 」


蓮華「狐々はまだ子供だから同居しても大丈夫だが… 」


月「ひどいです〜 」


一刀に詰め寄る三人


一刀「(な…何でその事を!?)どうしたんだよみんな!?俺が女の子と同居なんてするはずないだろう!? 」


一刀はとぼけようとするが


華琳「嘘をついてもダメよ一刀 」


天和「昨日の出来事はしっかり録画されてるんだからね! 」


バンッ!


天和がミニテレビを一刀に突きつける!


テレビには一刀と玲奈がいちゃいちゃするような映像が映し出されていた。


実は昨日、狐々が部屋に戻る前に前に華琳から預かったビデオで撮影し、それを一刀大好きっ子達に見せていたのだ。


凪「会長!正直に答えてください!この人は誰なんですか!? 」


雫「もしかして愛人とか!? 」


恋「…一刀、ひどい 」


真優「浮気をする男にはお仕置きが必要ね 」


ジャキンッ!!


一刀大好きっ子達は武器を持って構える


一刀「ちょ…ちょっと待って!? 」


一刀大好きっ子達『問答無用!♯ 』


ドガバキンッ!!☆ミ


一刀「ぎゃーっ!? 」


この後、一刀の必死の言葉により浮気疑惑は解けたものの罰として一刀の部屋に監視カメラを置くことを約束された一刀であった。


孤狼「孤狼だ!ったく最近の奴らは恋なんかにうつつを抜かしやがってだらしがないったらありゃしないぜおまけに一刀と蒼魔までそんな感じだなんて情けないぜ!次回、『孤狼の女』俺は女にうつつをぬかさないぜ! 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


美咲玲奈


能力:衣装転換(ドレスチェンジ)


好きなもの:一刀、友達、ぬいぐるみ


嫌いなもの:変態


髪は赤のセミロング、瞳は黄色、胸は雫より少し上。お茶目な性格で読書が趣味。首には一刀からもらった十字架ペンダントがある。一刀の昔の友人

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