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164時間目「フランチェスカ学園VS川神学園」

一刀「俺といい展開になれなくて月が落ち込んでいると真桜と遭遇。そのまま真桜の発明を見ていた月だが起動に失敗し、発明品は月を追いかけ回す!そして月が俺とぶつかった瞬間、発明品は俺と月の体をくっつけてしまい離れなくなってしまう。そしてそのまま一日を過ごす俺達は同じ部屋で寝ることになったが月はこの状況を楽しむのであった 」

ドォーンッ!!


ここは街で一番大きいテレビ局・大陸テレビ


今この場所であることが行われていたそれは…


第1スタジオ


?「本番五秒前!5、4、3、2、1、0! 」


パパッ!!


スタジオのライトがすべてついた。


西森「さぁテレビの前の皆さんお待たせしました!司会の西森です。これより緊急特番、題して『最強学園決定戦』をお送りいたします! 」


司会の西森が言うと


西森「それでは選手入場です! 」


プシューッ!!


ゲート前に仕掛けられたドライアイスから煙が噴き出された。


スッ!


そしてゲートから選手達が現れる。


西森「西のゲートから現れますのはこの小説の主人公、北郷一刀率いるフランチェスカ学園! 」


わぁーっ!!


観客席から歓声が出まくる!


西森「東のゲートから現れますのは『マジこい』の主人公、直江大和率いる川神学園です! 」


わぁーっ!!


こちらもフランチェスカ学園に負けないくらいの歓声が鳴り響いた!


西森「只今より武力に優れたフランチェスカ学園と学力に優れた川神学園とで対決してもらうわけですが試合の種目は公平なよう我が番組が用意した種目で競いあい、総大将である北郷、直江に出場選手を選んでもらいます!番組終了までにより多く勝利した学園の勝利となり、勝利した学園には賞金100万円が贈られますのでどちらも頑張ってください! 」


わぁーっ!!わぁーっ!!


こうして試合が始まったわけだが各学園の総大将である一刀と大和は同じことを思っていた。


一刀・大和『(何でこんなことになったんだろう!?) 』


ここで話は数日前に遡る(さかのぼる)。


数日前


西森「はぁ〜 」


とある公園にてテレビのディレクターの西森がため息をついていた。


西森「いきなりプロデューサーから次の特番を成功させないとクビだなんてついていないな、でも今までが今までだしな 」


ちなみに西森が立てた企画は


高年齢者を対象にした『さいごのおつかい』離婚寸前の夫婦と話し合う『離婚さんいらっしゃーい』などがあるのだがディレクターの実権で無理矢理放送し、2時間番組なのに放送してからわずか30分で打ち切られた。


その事に腹を立てたプロデューサーは


『今度すごい番組を立てなかったらお前はクビだ!♯』


と西森にいい放つのだった。


西森「とはいえいい企画が簡単に出るわけないから困ったな〜 」


西森が困っていると


?「もう大変だよ 」


?「だよね〜 」


近くで誰かが話しをしているのが聞こえてきた。


西森「誰だろう? 」


スッ!


西森が声のする方に耳を近づけてみると


大和「ほんと、うちの姉さんには困ったもんだよ。毎日毎日金貸せだもんな 」


一刀「直江君も大変なんだね 」


そこには一刀と大和が会話をしていた。


西森「(あの二人は確か!?) 」


バサッ!!


西森はメモ帳を広げてみる。


するとそこには


『いま大注目の高校生


・北郷一刀

・直江大和 』


と書かれていた。


西森「(確かあの二人の高校はどちらも有名だったはず!だったら…) 」


そこで西森が考えたのが最強学園決定戦


本来ならば誘ってきた時点で断れたのだが


西森「提案にのってくれたら最新のグラビア写真集あげちゃうよ♪ 」

一刀・大和『了解です! 』


とのことであった。


そして現在に至るということなのだ。


西森「それでは最初に各学園長から宣誓をお願いします 」


スッ!


西森が言うと各学園長が立ち上がる


川神学園学園長


川神鉄心


フランチェスカ学園学園長


夕凪貂蝉(もちろんモザイクあり)


鉄心「我が学園は正々堂々と戦うことをここに誓う! 」


貂蝉「誓っちゃうわよん♪ それでは川神学園学園長さんよろしくねん♪ 」


スッ!


貂蝉は鉄心に握手するため手を差し出すが


鉄心「…ここからは敵同士、握手なんていらん! 」


と言いながらもホントは貂蝉と握手したくない鉄心であった。


貂蝉「もうっ!恥ずかしがり屋さんなんだから♪ 」


全然違う!


西森「それより早く対決を始めちゃいましょう! 」


そしてようやく対決が開始された。


ルール説明


・各学園総大将である一刀と大和が種目が書かれた紙を先に見て出場選手を決める。(他の人には後で発表される)


・同じ選手の出場は不許可であり一人一種目


西森「それでは総大将である北郷・直江選手はこの紙をどうぞ! 」


スッ!


二人が呼び出されて種目が書かれた紙が渡される!


そして種目を見た時、総大将が出場選手を決めるのだ


一刀「頼むぞ凪! 」


大和「京、出番だ! 」


総大将に呼ばれた二人は


凪「わ…私ですか!? 」


京「大和に指名されちゃった♪ 」


椎名京…大和のことを愛する。弓の使い手でヤンデレ系。大和をエロで攻める


この二人が競いあう種目は


バンッ!


『激辛大食い対決』


電工掲示板にそう書かれた。


西森「いまからお二人にはあらゆるものを辛くした料理が出されます。先に全部食べきった方の勝ちです 」


スッ!


そして二人の前に料理が並べられたのだが


ちょこんっ


及川「大食い対決のわりにはボリューム少ないな!? 」


西森「だったら一口食べてみる? 」


及川「それじゃあ♪ 」


ぱくっ!


及川が差し出された料理を一口食べてみると


ゴォーーッ!!


及川の顔の穴という穴から炎が噴き出した!


この料理は量が少ないとはいっても全てが激辛料理なのである。


こんなものを食べてしまったら命に関わるのだが


凪「ぱくぱくっ! 」


京「ぱくぱくっ! 」


二人は全然平気に激辛料理を食べていた。


実はこの二人にはある共通点がある。それは二人とも激辛党だということだ。


だが食べるスピードは若干凪の方が早かった。


凪「(もらいました!) 」


バッ! ぐびっ!


凪が料理を食べ終え、最後に水を飲む。ところが


凪「(ぶばっ!?) 」


水を口に入れた途端、凪は水を噴き出して倒れてしまった!


真桜「凪が水を噴き出すだなんて!? 」


沙和「何が起きたなの!? 」


みんなが凪を心配していると


ぐいっ!


京も水を飲んだ。


一刀「あれじゃああの子まで噴き出してしまうかも!? 」


ところがだ


ぐびっ!


京「けぽっ 」


京は水を全て飲んだ。


この時点で


西森「勝者、川神学園! 」


川神学園が一勝するのだった。


一刀「凪!?大丈夫か!? 」


ガバッ!


一刀が倒れた凪を起こすと


凪「会長すみません…水がおかしいんです!? 」


一刀「水!? 」


水がおかしいという凪の言葉で水が気になる一刀


くびっ!


そして一刀が水を飲んだ瞬間…


一刀「ぶばっ!? 」


一刀は水を噴き出した!


一刀「にゃっ…にゃんだよこりは!?(なっ…なんだよこれは!?) 」


タラコ唇になった一刀が言うと


西森「最初に言ったじゃないですか。あらゆるものを辛くした料理だって、当然水も激辛ドリンクにしています 」


ジャンッ!


そう、これはただの水ではなく『天帝ハバネロカイザードリンク』という激辛ドリンクなのだ。


凪「す…すみません会長!いくら辛党の自分でも飲み物は普通ですので!? 」


凪が負けてしまったことを謝ると


一刀「ひひっへばなひ、まじゃははかひははひまったばかひひゃんじゃからふぁ(いいってば凪、まだ戦いは始まったばかりなんだからさ) 」


タラコ唇でなければカッコいいセリフであった。


京「しまった!?私もわざと負けて大和に甘えればよかった!? 」


少し悔やむ京だった。


西森「それでは第二回戦を始めます。総大将はこの紙をどうぞ 」


スッ!


西森に渡された紙を見た二人は出場選手を決める。


そして


大和「頼むよ姉さん! 」


一刀「兄貴頼む! 」


二人が指名した二人は


孤狼「おっしゃ!任しとけ! 」


フランチェスカ学園が孤狼に対し


?「私の出番のようだな 」


スッ!


川神学園は川神百代が登場した。


川神百代…鉄心の孫で、大和を舎弟にもつ、マジこいの中でも強力な力の持ち主。


孤狼「しかしまさかお前と対決するとはな 」


百代「運命のイタズラとでも言おうか! 」


一刀「あれっ?兄貴、あの人と知り合いなの? 」


孤狼「2、3年ほど前の昔、俺が武者修行していた時に出合ったんだ。その時は俺が勝ったけどな 」


百代「フンッ!あの時の私は若かったからな、だが今度は負けん! 」


※百代は現18くらいの高3です


ちなみに二人の対決はというと


『頼れる上の人対決』


であった。


孤狼「俺に一度負けてまた挑みにくる奴なんて多分お前が最初だぜ! 」


百代「今度こそお前を地面に伏せてやる! 」


ゴゴゴッ…!!


闘志が激しい二人だが


西森「ですが勝負内容は戦いではなく… 」


孤狼・百代『うるさいっ! 』


ドグボッ!!☆ミ


二人は西森の顔面にストレートを食らわした!


孤狼「こんなスタジオじゃ狭すぎるから外で戦おうぜ! 」


百代「望むところだ! 」


ダッ!


司会者をぶっ飛ばした二人は勝手にスタジオを飛び出して外に向かっていく


大和「おっさん生きてるか!? 」


一刀「あの二人の戦いは長引きそうだからこっちはこっちで進めた方がいいよ!? 」


西森「た…確かにその方が良さそうですね 」


こうして二人をほっておいて戦いは続くのだった。


次回に続く


西森「西森です!テレビの収録はどちらも一進一退の攻防を繰り広げ、視聴率もバンバン上がっています。果たして勝者はどちらの学園か!?次回、『伝説の番組』どちらも頑張れ! 」


西森「またまた西森です。ここで告知をします。オリキャラや設定があまりに多すぎるので締め切らせてもらいます!(理由は多すぎて西森の頭がパンクしたため)そこでひとつお知らせです。次回の長編、悪光編に登場するメイン味方・敵キャラ以外のオリキャラを投稿した人は一名を選んでください。たとえ一話限りであろうとそのキャラは確実に登場させます 」

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