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162時間目「一刀の一日」

一刀「学園でスポーツ大会が始まり全九種目のうち五勝したフランチェスカ学園。そして残るはサッカーのみとなったのだがサッカー出場選手が全員倒れ、代わりに俺達が出ることになった。そしてJリガ学園との試合が始まったのだがスポーツである以上本気を出せない俺達は苦戦し、試合終了間近になって何とか一対一の同点になったのだがピンチになる。だが全員の力を合わせて見事に逆転ゴールを決めたのだった 」

ある日のこと


狐々「…ぱくぱくっ 」


いつものように一刀が風呂に入っている間に狐々がテレビを見ながらお菓子を食べていると


トントンッ!


ノックの音が聞こえてきた。


狐々「…一刀?でもおかしい 」


部屋の鍵を持っているはずの一刀がノックするはずないと思いながらも鍵を無くしたかもしれないと思って


ガチャッ!


扉を開ける狐々


すると


桃香「こんにちは狐々ちゃん 」


バンッ!


そこにいたのは一刀大好きっ子達だった。


狐々「…一刀ならお風呂 」


キィ〜ッ…


狐々が扉を閉めようとすると


華琳「ちょっと待ちなさい! 」


蓮華「今日は一刀ではなく狐々に用があるのだ 」


狐々「…狐々に? 」


一刀の部屋


凪「(ここが会長の部屋///) 」


月「(あんなとこにエロ本を隠すだなんて隠し方が甘いですね。今度没収しておきましょう) 」


一部の人が思っていると


狐々「…狐々に何の用? 」


真優「単刀直入に聞きます 」


天和「狐々ちゃんっていつも一刀と一緒にいるよね 」


狐々「…うん 」


狐々がコクリと頷く(うなづく)と


恋「…一刀、休日は何してる? 」


恋が聞いてみると


狐々「…休日の一刀? 」


・・・


考え出す狐々


そして出た答えは


狐々「…知らない 」


ずこっ!!


狐々の言葉にずっこける一刀大好きっ子達


桃香「知らないってどういうこと!? 」


狐々「…休日はいつも狐々はお昼寝してるからその間に一刀が出掛けてる 」


華琳「理由を聞かなかったの!? 」


狐々「…理由聞いても『狐々はそんなこと聞かなくていいの』って子供扱いする 」


※狐々は璃々ちゃんと同じカタリナ学園の同級生ですが本来は一刀より高齢の龍です。


狐々が言うと


雫「もしかしてダーリン、私達の知らないところで女と会ってるんじゃ… 」


ぴくんっ!


雫の言葉に全員が反応する。


誰一人否定しないのは普段の一刀が原因である。


華琳「だったらいい考えがあるわ 」


にやりっ


にやりっと笑う華琳、何かを企んでいるようだ。


そして次の休日の日


狐々「…く〜く〜 」


一刀「よし、うまく寝ているな 」


一刀は狐々が寝ているのを確認すると


ガチャッ!


一刀「さて今日も出掛けるとしますか 」


ガチャンッ!


狐々を置いて出掛けていった。


その直後


すくっ!


寝ていた狐々が起き上がる。実は狐々は寝たフリをしていただけだった。


狐々「…ターゲット(一刀)はいつものように出掛けた 」


ガチャッ!


華琳『了解!そのまま後を追いなさい 』


狐々「…ラジャッ! 」


その頃、フランチェスカ学園の視聴覚室では


ズラリッ!


一刀大好きっ子達が集まっていた。


桃香「何だかワクワクするね!? 」


蓮華「休みの一刀がどのような行動をするのか楽しみだな 」


みんなが集中してスクリーンを見る。


実は狐々にはビデオと通信機を持たせており、ビデオの映像がスクリーンに写し出されているのだ。


華琳「後は狐々が見つからないようにするだけね 」


もうわかっている人もいると思うが、これは狐々に持たせたビデオで一刀を撮りまくる作戦である。


一方、一刀はというと


タタッ!


いつものように走りながら商店街に行く一刀


そして


?「お出掛けですか〜?レレレのレ〜 」


一刀「お出掛けで〜す 」


タタッ!


男子寮の近くに住む(ほうき)で掃除をしながら挨拶するおじさんに挨拶する一刀


?「狐々ちゃんもお出掛けですか〜?レレレのレ〜 」


狐々「…(コクリッ) 」


そして狐々も挨拶をすませて一刀を追いかけるのだった。


視聴覚室


桃香「あのおじさんは誰なのだ? 」


華琳「桃香、あなたまで物真似しなくていいからね♯ 」


ギャグキャラの登場に苛立つ華琳


そして一刀が商店街に着くと


スッ!


迷わず本屋に向かっていき


パラッ!


読書コーナー(本屋の中で立ち読みが許される場所)で本を真剣に読みまくる。


凪「会長は何の本を読んでいるのでしょうか? 」


天和「あり得ないけど文学系とか? 」


サッ!


そして一刀は数冊の本を持ってレジに向かう


華琳「狐々、一刀が読んでいた本わかる? 」


華琳が狐々に聞くと


狐々「…一刀の臭いするから大丈夫 」


くんくんっ


そして狐々は一刀の臭いを頼りに本のタイトルを読んでみる。


すると…


狐々「…『痴漢が好む美尻100選』『ストーカーに狙われやすい体』『歴代グラビア全集』? 」


精神的に幼い狐々には本の意味がわからなかったが


一刀大好きっ子達『////// 』


視聴覚室にて顔を赤くしまくる一刀大好きっ子達であった。


華琳「あのバカは♯/// 」


月「(隠した時点ですぐに処分しないといけませんね) ♯ 」


蓮華「一刀のエロ♯/// 」


ガラーッ!


そうこうしている間に一刀がエロ本を買って本屋から出てしまった。


ひょこっ!


その後ろをバレないようにつける狐々


すると


スッ!


一刀がカフェテラスに入っていった。


狐々「…(誰かと待ち合わせ?) 」


狐々がバレないように一刀を見張ると


?「どうも久しぶりだね北郷君 」


一人の男が現れて一刀と同じテーブルに座った。


狐々「…(誰?) 」


狐々が?を浮かべていると


一刀「直江君久しぶり! 」


一刀は男に向かって挨拶をした。


この男の名前は直江大和。『真剣(マジ)で私に恋しなさい!!(略してマジこい)』の主人公であり一刀と同じくたくさんの女の子が周りにいる軍師並みの頭脳を持つ男。人脈が広く、ヤドカリ好きで尻フェチである。


※詳しくはマジこい参照


互いに女に苦労する二人はこの間偶然出会い、悩みを相談しあっているのだ。


大和「もう京が辛いものを勧めてくるから大変だよ 」


一刀「まぁ俺も最初は辛いもの苦手だったけど何とか慣れてきたし 」


※一刀は凪の激辛弁当を残さず食べています。


大和「まゆっちは毎日松風(角ばった馬型のストラップ)を使って話しているしな(本人は九十九(つくも)神が宿っていると言っているが周りは腹話術だと思っている) 」



一刀「うちでも人形使って話すような人(風)がいるけどね 」


※直江大和のキャラについてはマジこい参照


こうして二人は互いに悩みを話し合った後


大和「あっ!そろそろ秘密基地に行く時間だからまたね! 」


一刀「おうっ!また近々悩みを相談し合おう 」


カフェテラスの代金を割り勘にして大和は去るのだった。


スッ!


そして一刀は行動し


狐々「…一刀が動いた! 」


会話中もじっと見ていた狐々が尾行を再開する。


その時


ブブーッ!!


一刀の近くを猛スピードでトラックが走り抜ける!


運転手「どけどけーっ!邪魔だ邪魔だ! 」


一刀「あれ絶対速度オーバーだろ!?危ないな… 」


一刀が再び歩こうとしたその時


ブブーッ!!


さっきの暴走トラックが走る前の道に


子供「うわーんっ!! 」


子供が転んで泣いていた。


運転手「どけどけーっ!! 」


しかも運転手は子供に気づいていない


母親「ボウヤ!ボウヤ! 」


母親が必死に道路にいこうとするが


通行人「やめなってオバサン!?あんたまで死んじまう!あの子はもう諦めな! 」


通行人に止められていた。


ブブーッ!!


そしてトラックが子供にぶつかりそうになったその時!


一刀「ふぐぐっ…!! 」


ガガガッ…


一刀がトラックを持ち上げて止めていた。


運転手「ちくしょうどうなってやがるんだ!?早くいかないと間に合わないっていうのによ! 」


ぐいっ!


ブロローッ!!


こんな状況にもかかわらず運転手は更にトラックのアクセルを踏みまくる!


一刀「くっ…早く子供を助けてやってくれ!! 」


母親「は…はいっ!? 」


ダッ!


一刀に言われてようやく母親は子供を抱いて戻ってきた。


運転手「ちくしょう!!さっきから動かないと思ったらあのガキの仕業だな!♯こうなったらターボエンジンを起動させてやるぜ! 」


ポチッ!


運転手がスイッチを押すと


バギューーンッ!!


一刀「うおっ!? 」


一刀でも止めるのが限界というくらいトラックはスピードを上げた。


通行人「バカ野郎!車を止めろよ運転手! 」


通行人はトラックの運転手に向かって叫ぶが


ジャンジャンッ♪


トラックの運転手はボリュームをいっぱいで鳴らしまくるので気づいていない。


通行人「そこの兄ちゃん、子供は助けたんだからさっさと逃げろ! 」


ところがそうもいかない


猛スピードで走っている車を止めている人が急に止めるのをやめると高速で逃げない限り車にはねられてしまうのだ。


一刀「もうダメだ…!? 」


パッ!


一刀は力尽きて手を離してしまった。


そして


ドゴォーーッ!!


トラックが一刀目掛けてブッ飛んできた。


いくら一刀が頑丈とはいえ危うい状況である。


そんな時!


シュンッ!


一刀の姿が急に消えてしまった。


運転手「ハハハッ!!はねられたようだな!運転の邪魔するからだよ馬鹿が! 」


人をはねたというのに笑う運転手だが、猛スピードで走る猪が急に曲がれないのと同じで


ドッカーーンッ!!☆ミ


トラックはカーブを曲がりきれず道の先にあった暴力団のアジトに激突した。


運転手「いてて… 」


運転手が何とか這い上がると


ズラリッ!


そこにはヤクザの皆さんが並んでいた。


ヤクザ「おいこらっ!!♯うちが関東一の暴力団ひよこ組だと知って突っ込みやがったな!♯ 」


ヤクザ「お前の臓器を売り飛ばしてビルを弁償させてもらうで!♯ 」


運転手「えっ!?ちょっと!? 」


ずるずるっ


そのまま暴力団のビルに連れ込まれる運転手であった。


通行人「あれっ?そういえばあいつ(一刀)はどこに消えたんだ? 」


そしてその頃、一刀はというと


ふわふわっ


一刀「危なかった!?助かったよ狐々 」


狐々「…一刀は無茶しすぎ 」


一刀は真の姿である爆乳、巨尻になった狐々に吊り下げられて空を飛んでいた。


トラックにぶつかりそうになった一瞬、狐々が一刀を持ち上げたのだった。


一刀「にしても何で狐々がここに? 」


狐々「…それは…内緒 」


まさか一刀を尾行したなんて言えない狐々であった。


一刀「まぁいいや、今日は狐々のおかげで助かったわけだし夕飯は狐々の好きなものを作るから何がいい? 」


一刀が聞くと


狐々「…じゃあお肉♪ 」


一刀「了解 」


そして二人は寮に帰ったのだが


狐々「…あっ!ビデオ無くした 」


一刀を助けようとした時にビデオを落としてしまった狐々


一方、途中までしか撮されていないビデオはというと


視聴覚室


人「あの子供を助けた奴は死んだのかよ!? 」


人「かわいそうに!? 」


といった映像がビデオに映し出され


桃香「一刀くんが死んじゃった〜!? 」


月「へぅ〜!? 」


蓮華「くっ!? 」


恋「…恋、悲しい 」


一刀が死んだと思って悲しむ一刀大好きっ子達


この後、一刀が無事な姿で現れてひと騒動が起きたという


月「月です。もうじきクラス発表がありますが一年の私には関係ありませんね、おまけにまだ一刀さんとキスした経験がない私が落ち込んでいると科学室で実験をしていた真桜さんに出会い大変なことが起きてしまいます。次回、『密着』ついに一刀さんとキスできる日が!?/// 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


袁紹麗羽


2年C組


好きなもの:宝石、お金


嫌いなもの:自分より目立つ人、ブ男、華琳


弱点:貧乏生活、虫


大金持ちのお嬢様だが生徒からの人気は低い。及川同様ギャグキャラなので不死身の生命力をもち、運も高い。バカである。華琳とは因縁がある(華琳は相手にしていない)トラブルメーカーでありデーヴァ編では封印を解いたり、龍界編ではドラゴンジュエルを盗んだことも、爆乳。口うるさい。おーほっほっほっが口癖


飛琳「こんな人についている猪々子と斗詩は立派だね 」


斗詩「逆らうと怖いですし 」


猪々子「腐れ縁ってやつだよな 」


麗羽「あなた達、何か言いましたか?♯ 」

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