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159時間目「愛紗の本音」

一刀「ロシアのとある研究所にてドラグーンナイツの一人であるイワンはドラグーンナイツを乗っ取るため新星ドラグーンナイツを率いて現れた。その中にはドラグーンナイツの知り合いが多くイワンはドラグーンナイツに挑戦しに来た。対決をする俺だが新星ドラグーンナイツは俺の敵ではなく楽に倒される新星ドラグーンナイツだった 」

とある日のこと


2年C組


パラリッ!


愛紗「はぁ… 」


愛紗が教室に一人残って本を読みながらため息をついていた。


とそこへ


桃香「愛紗ちゃん♪お昼御飯一緒に食べよ〜♪ 」


桃香が昼食を誘いにやって来た。


愛紗「(ドキッ!?)あ…姉上、きたのですか!? 」


バタンッ! サッ!


愛紗が驚いた様子で読んでいた本を隠すと


桃香「あれっ?愛紗ちゃん何を隠したの? 」


愛紗「な…何も隠してなんていませんよ!? 」


あきらかに怪しい愛紗の態度に


桃香「誰にも言わないから見せてよ〜♪ 」


愛紗「ちょっと姉上!? 」


ドタバタッ! サッ!


桃香は無理矢理愛紗が隠したものを奪い取った。


するとそこには


『一刀武勇伝』


と書かれていた本があった。


桃香「これって!? 」


パラリッ!


愛紗「あ…姉上!? 」


愛紗が止めるのも聞かずに桃香は本をめくっていく


すると


『学園対抗武道大会優勝!』


『デーヴァ壊滅!』


『皇龍撃破!』


今までの一刀の武勇伝が写真付きで記載されていた。


つまりアルバムである。


桃香「これって全部一刀くんの!?私が持っていない写真まである!?これを持っているってことはもしかして愛紗ちゃん… 」


桃香が聞くと


愛紗「うっ!?まぁ少しは/// 」


愛紗も一刀のことが好きだったのだ。


桃香「へぇ〜、愛紗ちゃんって普段は一刀くんを毛嫌いしているけど実は一刀くんのことが好きだったんだ!?愛紗ちゃんって好きな子をいじめるタイプなんだね 」


愛紗「べ…別にいじめているわけではありません!適切なお仕置きです! 」


確かに愛紗が一刀にお仕置きするのは一刀の方に原因があった。(一刀がしょっちゅう覗きを繰り返しているため)


桃香「でもこれで愛紗ちゃんも一刀くん大好きっ子の仲間入りだね♪姉妹で一刀くんが好きなのって私たちだけだよ♪ 」


桃香が勝手に話を進めるが


愛紗「それはお断りします! 」


桃香「えっ!?どうしてなの? 」


愛紗「確かに私は一刀に感情を少し抱いていますが別に好きというわけではありません! 」


キッパリと一刀大好きっ子に加わるのを断る愛紗


そもそもその原因というのが…


女子「きゃーっ!また変態(及川)と一刀が更衣室を覗いているわよー!! 」


と女子の悲鳴が聞こえた瞬間


ガシッ!


愛紗は青龍偃月刀を持つと


愛紗「あやつらめ〜♯この間成敗したというのにまだ懲りてないなーっ!!♯ 」


ダッ!


愛紗は怒りながら悲鳴が聞こえた方に向かっていった。


これが愛紗が一刀を好きになれない理由である。


確かに一刀は強くて優しいプラス面があるが、それを打ち消すかのようにスケベ、エロエロというマイナス面があるのだった。


桃香「あはっ!?私は一刀くんらしくていいと思うけどな 」


一刀大好きっ子達は一刀らしいということでエロエロを認めていた。


そして桃香も教室を出ていった後


スッ!


天井裏からある二人が降りてきた。


星「やれやれ、愛紗も素直ではないな 」


孤狼「男なら好きなら好きだと言えばいいのによ 」


愛紗は女である。


星「ここはやはり我々が一肌脱ぐとしますか♪ 」


孤狼「その方が良さそうだな♪ 」


何かを企む二人であった。


しばらくして


愛紗「まったく一刀の奴は逃げ足が早いものだ!♯ 」


愛紗は及川には制裁を食らわしたものの一刀には逃げられてしまった。


愛紗「あんなことさえしなければ私だって自分の心を正直に言えるというのに(ボソッ) 」


愛紗がつぶやくと


星「愛紗よ、何を言っているのだ? 」


にゅっ!


後ろからいきなり星が現れた。


愛紗「せ…星!?一体何の用だ!? 」


星「実は愛紗の耳に入れておきたいことがあってな 」


スッ!


すると星は一冊の本を取り出した。


星「沙和から借りた占いの本なのだがこれによると明日の愛紗の運勢は『たまには自分の心に正直になるべし!髪を結んでいる人はほどくと良いでしょう。ラッキーアイテムはドレス』と書かれているぞ 」


愛紗「そ…それがどうした!私には関係のない話だ! 」


星「『ちなみにそれがもし逢い引き(デート)ならば神の言葉に従えばいい展開になります』と書かれているぞ 」


愛紗「しつこいぞ!♯ 」


プンッ!


愛紗は怒って行ってしまった。


星「フフフッ!仕掛けは成功。後は孤狼がうまくいけばよしっ! 」


星が言うと


ピロピロッ♪ ピッ!


星の携帯が鳴り出した。


星「こちら星、孤狼はどうかな? 」


星が電話の主である孤狼に聞くと


孤狼「こっちも準備OKだ。これで明日は楽しくなるぜ♪ 」


そして次の日


バンッ!


一刀が商店街の入り口で立っていた。


一刀「(昨日兄貴(孤狼)が『明日一緒に商店街に行こうぜ!』と言うから来たけど兄貴遅いな) 」


一刀が孤狼を待っていると


ブブブッ! ピッ!


一刀「もしもし兄貴か? 」


一刀の携帯が鳴り出したので一刀が出ると


孤狼「悪いな一刀、急に40℃の高熱が出ちまってな!?俺の代わりの人が来るから頼むぜ!ゴホゴッホ!! 」


ピッ!


一刀「兄貴が風邪なんて珍しいな!? 」


普段孤狼は風邪をひかないため驚く一刀。


一刀「それにしても代わりの人って誰だろう? 」


一刀が回りを見渡してみると


スッ!


一刀「んっ? 」


誰かが後ろにいる気配を感じて一刀が振り向くと


キランッ☆!


そこには髪を下ろし、ドレスを着た愛紗がいた。(愛紗の姿は無印でのドレス姿です)


一刀「(あれは愛紗か!?髪を下ろしてるからわからなかった!?それにしても…) 」


普段の制服姿もいいがドレス姿が似合いすぎていた。


一刀「(まるで女の子みたいだ!?) 」


愛紗は最初から女である。


と一刀が思っていると


愛紗「(占い通りに来てみたがまさかホントに一刀に出会うなんて!?でもどうすればいいんだ!?///) 」


カァーッ!


愛紗が顔を赤くしながら考えていると


?『愛紗よ、その男と一緒に買い物するのだ』


愛紗「(な…何だこの声は!?) 」


どこからか声が聞こえてきた。


神『私は神様だ。私の言葉に従うがよいぞ』


愛紗「(神様!?まさかホントにいるなんて!?) 」


もちろんいるはずがない


実は愛紗のドレスの襟首部分に超小型スピーカーが取り付けられており、その近くで星が言っているだけだった。


愛紗「(ともかく占い通りに従わなければ!)一刀、こんなところで会うなんて奇遇だな 」


一刀「あ…あぁ確かにそうだな!? 」


愛紗「こ…これから買い物に行くのだが付き合ってくれないか?/// 」


一刀「別に構わないよ 」


そして二人は商店街に入っていき


ガサッ!


孤狼「うまくいきそうだな♪ 」


星「さて、我々もこっそり後をつけるとしますかな 」


ササッ!


二人の後をつけていく星と孤狼


そしてその後


神『手をつなげ』


ぎゅっ!


神『もっと密着しろ』


ぎゅっ!


神『おっぱい見せろ』


スッ…


愛紗「ってできるかーっ!/// 」


一刀「どうしたの!? 」


※神の声は一刀に聞こえません


その後、時間が経ち


夕方


星「フフフッ!そろそろクライマックスといきますか♪ 」


孤狼「二人をキスさせようぜ 」


茂みに隠れた二人が言っていると


神『いきなり男にキスをしろ』


ドキッ!?


愛紗「(いきなりキスだなんてできるわけないだろう!///) 」


孤狼「(なかなかキスしないな) 」


星「(じれったい奴め!女ならさっさと口づけしろ!) 」


二人がなかなかキスをしない愛紗に苛立っていたその時


『いしや〜きいも〜』


二人の近くに焼き芋屋の屋台が通りかかった。


その時!


神『いしや〜きいも〜』


この音が神の声として流れ出した。


愛紗「はっ!? 」


いきなりのことに驚く愛紗


そして愛紗が回りを見てみると


ブロローッ!


近くを焼き芋屋の屋台が通りかかり


その付近をよく見てみると


星・孤狼『はっ!? 』


星と孤狼が隠れていた。


愛紗「星、孤狼!何故ここに…!? 」


愛紗が二人に驚いていると


一刀「兄貴、星!やっぱりそこにいたのか!? 」


愛紗「へっ!?一刀は知っていたのか? 」


一刀「もちろん!さっきから近くで二人の気配を感じていたからどこにいるのかと思っていたけどまさかその茂みに… 」


一刀が最後まで言おうとすると


ゴゴゴッ…!!♯


愛紗「貴様、知っていたのに何故私に教えなかったのだ!♯ 」


そこにはものすごく怒った顔をした愛紗がいた。


一刀「えっ!?でも知っていると思っていたし!? 」


ジロッ


一刀は星と孤狼に助けを求めるべく見つめようとするが


パッ!


すでに二人の姿はなかった。


一刀「(逃げやがったなぁーっ!?) 」


一刀が驚いていると


愛紗「一刀!♯ 」


一刀「はいっ!? 」


愛紗「尾行を知っていたにもかかわらず教えなかった罪は重い!罰を与えるから目を閉じろ! 」


一刀「はいっ!? 」


パチッ!


一刀は殴られると思って目を閉じると


スッ!


愛紗が一刀に近づき


ちゅっ!


唇にキスをした。


一刀「(えっ!?///) 」


愛紗「そ…その、今日は色々と楽しかったからな、そのご褒美だ/// 」


愛紗は顔を赤くしながら一刀に言う


いいムードになってきたその時!


ビューッ!!


大風がいきなり吹いてきて


愛紗「えっ!? 」


バサーッ!!


愛紗のドレスのスカートをめくっていった。


愛紗「うわっ!?/// 」


バサッ!


慌ててスカートを押さえる愛紗


ふと一刀の方を見てみると


一刀「!? 」


一刀は驚いた顔をしていた。


愛紗「一刀、私の下着を見ただろう?♯ 」


一刀「い…いやっ!見てないよ!? 」


愛紗「色は? 」


一刀「白っ♪はっ!? 」


うっかり一刀が言うと


愛紗「見ていたのではないかーっ!!♯ 」


ドカッ!!☆ミ


一刀「ぐほっ!? 」


愛紗に殴り飛ばされる一刀であった。


一刃「一刃だよ♪フランチェスカ学園の新入生の説明会にやって来た私は久し振りにお兄ちゃんに会ったんだ。でも…次回、『新入生北郷一刃』私のこと覚えてる? 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


甘寧思春


2年C組


武器:幅広の刀・鈴音


好きなもの:蓮華、鈴、鍛練、隠密行動


嫌いなもの:蓮華を傷つけるもの


弱点:かわいい服を着ること


蓮華のボディーガード。常に鈴を持っている。隠密であり気配を消したり素早い身のこなしをする。ふんどしを着用


飛琳「彼女を怒らせると鈴の音が鳴るよ♪ 」


亞莎「こわいですね!? 」


チリーンッ


飛琳・亞莎『!? 』



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