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157時間目「普通の女の子に戻りたい」

一刀「ある日のこと、桃香が風呂点検のために入ったが服を濡らしてしまい脱いで裸になってボイラー室へ調整に入ったのだが出られなくなってしまい待っていると俺まで閉じ込められてしまった。その後、色々なことが起きるなか紫苑先生達に助けられたのだが俺は恥ずかしい目にあってしまった/// 」

フランチェスカ学園にある数え役満姉妹の控え室


天和達『はぁ〜っ 』


この場所で数え役満姉妹の天和達がため息をついていた。


その理由は…


人和「最近歌の仕事が入ってこないわね 」


人和は歌の仕事が減ったこと


最近数え役満姉妹はコンサートを開いてもあまり人が集まらなくなり仕事も今では歌番組よりバラエティー番組に呼ばれることが多くなってきた。


その原因として数え役満姉妹がなかなか新曲を出さないことと新たなるライバルの出現である(今ではBKB58(ビーケービーフィフスティエイト)、SHOWAJUMP(ショーワジャンプ)が有名であった)


地和「バラエティーじゃあんまりお金が入らないから服だって買えないしね 」


※実際はどうかわかりません。


地和はお金が入らないことにより買い物ができないため息


元々無駄遣いばかりする地和にとっては苦難だった。


そして天和は


天和「うぅ…もう仕事なんてしたくないよ! 」


人和「姉さんどうしたのよ!? 」


天和「だって他の子は一刀とイチャイチャできるっていうのに私は仕事仕事でイチャイチャできないんだよ! 」


地和「姉さんあいつのことまだ好きだったの!? 」


天和「えっ!?二人は好きじゃないの? 」


天和が聞くと


地和「そりゃ前にちぃ達を助けてくれたから感謝しているけど(15話参照)、もう飽きた 」


人和「たくさんの女の子と一緒にいて一人を選べない優柔不断(決断力がとぼしいこと)な人はちょっとね 」


前に助けてくれたお礼としてしばらくは一刀に手作り弁当を渡していた二人だがそれぞれの理由で渡さなくなっていた。


だが天和は今でも一刀に弁当を渡していた。


地和「姉さんもいい加減に目を覚ましなさいよ、あんなたくさんの女の子をとりこにするナンパ男と一緒にいたら不幸になるわよ 」


不幸はともかくナンパ男は否定ができない!?


二人からさんざん言われた天和は


天和「もういいもん!二人がどんなに一刀をバカにしても私は一刀のことが好きなの!だから明日はデートするから仕事休む!♯ 」


人和「ちょっと姉さん!? 」


バタンッ!


天和はそう言うと怒りながら出ていった。


天和が出ていった後


人和「ちぃ姉さんが一刀さんをバカにしすぎるから 」


地和「ちょっと!人和だって優柔不断とか言ったじゃない!それより姉さんがいなくて仕事どうするのよ!? 」


二人が騒ぐなか天和は


天和「なんだよ二人とも!一刀をあんなにバカにするなんてひどいよ!そりゃ一刀は美女を見たら襲いかかる変態で覗きもするし優柔不断だけどさ 」


何気に天和もひどいことを言っていた。


天和「でも私は一刀が大好きなの!絶対一刀とデートくらいするんだもん! 」


そして天和は一刀のいる漢組の教室に向かう


天和「か〜ずと♪ 」


スッ!


天和が漢組の教室をのぞきこむと


桃香「ねぇねぇ一刀くん!今度の日曜暇?暇なら一緒に映画見ない? 」


スッ!


桃香が先に来ていて一刀にラブ映画のチケットを渡していた。


一刀「(眠くなりそうな映画だな!?)悪いけど日曜は予定あるから無理だな!? 」


一刀は映画を見たくないため断る


女心に鈍感な一刀がラブ映画を見たところですぐに寝るのは常識であった。


桃香「そうか、予定があるなら仕方ないね 」


一刀の言葉を軽く信じる桃香。もしこれが華琳なら『私と出掛けるより予定を優先させるの?』と言いながら絶を構えたり、恋なら子犬のような瞳で見られるに違いない


そして桃香が漢組の教室から出た直後


スッ!


天和「か〜ずと♪ 」


天和が漢組に入ってきた。


一刀「て…天和!? 」


天和「今度の日曜、私の買い物に付き合ってくれる? 」


一刀に聞いてくる天和


だが桃香を断っておいて天和といく訳にはいかない


一刀「悪いけど用事が… 」


一刀が断ろうとすると


天和「私と出掛けるの嫌なの? 」


うるっ


一刀「うっ!? 」


目に涙を浮かべて迫る天和


ここでもし天和を泣かせたら漢組のみんなからリンチを受けてしまう。それを恐れた一刀は


一刀「わかった。付き合うよ 」


仕方なく引き受けることにした。


天和「やった♪じゃあまたね♪ 」


そして天和は漢組から出ていった。


その後


及川「かずピーよかったなぁ 」


ぬっ!


一刀「うわっ!? 」


いきなり及川が後ろから現れた。


一刀「及川か、何がよかったっていうんだよ! 」


一刀が聞くと


及川「今日、焔が休みやってことや♪ 」


ドキッ!?


及川の言葉に驚く一刀


確かに及川のいうようにこの場に天和ラブの焔がいたならば漢組の教室は炎上していたに違いない


及川「わいは口が軽いからなぁ〜、うっかりほむらん(及川が勝手につけた焔のあだ名)にかずピーが天和ちゃんとデートするって言っちゃうかもせえへんなぁ〜♪ 」


一刀を脅す(おどす)気満々の及川


そして一刀がとった行動は


一刀「わかったよ及川、お前の望むものやるからこっちに来いよ 」


及川「にゃははっ!何だか脅したみたいで悪いなぁ♪ 」


100%脅している。


スッ!


そして一刀は及川を教室の外に連れ出すと…


及川「ぎゃーっ!? 」


及川の悲鳴が聞こえ


スッ!


一刀が教室に入ってきた。


一刀「これで口封じ完了だ! 」


最近目的のためならどんなことでもするようになってきた一刀だった。


及川の口封じも完了し、ついに日曜日がやって来た。


商店街入り口


一刀「ちょっと早すぎたな 」


と言いながらもう2時間も待っている一刀


ちなみに一刀はいつものフランチェスカ学園の制服である。


そして一刀が待っていると


天和「お待たせ一刀♪ 」


一刀「あぁ、天和… 」


一刀が天和の声が聞こえてきた方を見てみると


ジャンッ!


そこには分厚いコート、大きな帽子、黒のサングラス、大きなマスクを身に付けた天和がいた。


一刀「あのぅ、マジで天和ですか? 」


一応聞いてみると


天和「ホントに天和だよ!見てわからない? 」


わかるはずがない


天和「ほら私って有名人だからさ、いつどこにカメラマンがいるかわからないから変装してるんだよ 」


確かに天和だとわからないが逆に怪しさ全開である。


じろ〜っ


回りの視線が変装した天和を突き刺していく


一刀「天和、こっち来なさい! 」


グイッ!


天和「えっ? 」


一刀は天和を引っ張ると向かった先は


服屋


一刀「これでよしっ! 」


ジャンッ!


天和「かわい〜♪ 」


一刀は天和に服をプレゼントしてあげた。


※西森はファッションについては疎いので服装についてはお任せします。


天和「こんな服もらっていいの? 」


一刀「まぁ結構お金あるから服くらいいいよ 」


と一刀は余計なことをいってしまった。


その結果


天和「じゃああれもそれもこれも買っちゃおっと♪ 」


一刀「ゲッ!? 」


そんなことを言うとブレーキが止まらないのが女の子であった。


その後、天和に買い物をねだられ色々買わされ、お昼も高いものを買わされてしまった。


普通ならば文句の一つも言うだろうが一刀にそんなことが言えるはずがなかった。


そして夕暮れ


天和「今日は楽しかったよ。ありがとう一刀♪ 」


満足顔の天和だが


一刀「そ…それはよかったね!? 」


天和とは対照的に疲れた顔をする一刀であった。


天和「(桃香ちゃん達はいつもこんな楽しい日々をおくっていたのか♪ちょっとずるいよ!こうなったら本気でアイドルやめて一刀とイチャイチャしまくろうかな♪) 」


天和がそう思っていると


♪〜♪


一刀のケータイが鳴り出した。


天和「(あれっ?この曲は) 」


一刀「おっ!狐々からのメールだな 」


一刀のケータイの着メロ、それは数え役満姉妹の歌であった。


一刀「え〜と、『…お腹空いた。早く帰ってきて』か。それじゃあ天和、悪いけど俺帰るわ 」


ダッ!


天和の前から去る一刀


キキッ!


だが去る前に止まると


一刀「そうだ天和、応援してるからこれからもアイドル続けてくれよな 」


と言って一刀が再び去ろうとすると


天和「待って一刀! 」


一刀「えっ? 」


くるっ


天和に言われて一刀が振り向いた瞬間


ちゅっ♪


天和と一刀の唇が重なった。


パッ!


そして天和は一刀から離れると


天和「これからも頑張るから応援してね一刀♪/// 」


ダッ!


そしてそのまま天和は去っていった。


一人残された一刀は


一刀「アイドルにキスされた/// 」


しばらくの間じっとしていたが


?「か〜ず〜と〜く〜ん♯ 」


一刀「(ドキッ!?) 」


後ろから声が聞こえてきて一刀が振り向くと


ゴゴゴッ…!!


そこには桃香が怒っていた。


桃香「私とはデートしなかったのに天和ちゃんとはデートしたんだ〜♯ 」


一刀「いやその!?これには訳が!? 」


一刀は誤魔化そうとするが


桃香「絶対許さないーっ!♯ 」


一刀「うわーっ!? 」


桃香から逃げ回る一刀だが


のちに捕まってしまい散々ラブ映画を見終わるまで桃香の機嫌はなおらなかったという


イワン「ハロー読者の皆さん!イワン・ボルコフだぜ!最近他のドラグーンナイツのみんなが目立っていて面白くない!こうなったら俺が作った新星(ノヴァ)ドラグーンナイツがやつらに代わって目立ってやるぜ!次回、『新星ドラグーンナイツあらわる』ところで皆さん俺のこと覚えてる? 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


桂花「今回は誰なのよ? 」


飛琳「今回はこの人だ! 」


夏侯春蘭


2年C組


武器:大剣・七星餓狼


好きなもの:華琳様!!秋蘭、特攻


嫌いなもの:弱い人、細かい作戦


弱点:計算、暗記


華琳の側近の一人、力が強い。左目に蝶の眼帯をしている(目は健在)。頭が悪い。なんでもかんでも力で解決しようとする。桂花とは犬猿の仲


桂花「なんでこんな脳筋の紹介をするのよ! 」


飛琳「まぁまぁ落ち着いて 」

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