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155時間目「入れ替わり物語」

一刀「はるか遠い宇宙、そこでは宇宙人が地球を侵略しようと迫ってきていた。そして宇宙人は侵略を開始するため地球で一番強い若者である俺に化けて潜入してきた。しかし俺は学園に行ったらひどい目に遭うと予感していかなかった。その後、俺に化けた宇宙人は本来俺が受けるべきである愛紗と兄貴による折檻(体罰)を受け、凪の激辛料理を食べて泣きながら宇宙に帰ろうとするが帰りの際に俺に見つかりぶっ飛ばされてしまうのだった 」

それはある日のこと


華琳「たまには商店街で買い物もいいものね 」


華琳が商店街に買い物をしに来ていた。


普段金持ちである華琳が商店街に来ることなんて珍しい。(いつも買い物は大型のショッピングセンター)


華琳「ショッピングセンターよりこういう所の方がいいものがあるかなと思って来たけど… 」


華琳が値段を見ると


華琳「どれも安いわね!?これならいっそのこと商店街ごと買った方が早いじゃない!? 」


金持ちである華琳から見た感想である。


そして華琳が商店街をうろついていると


華琳「あの店は何かしら? 」


一軒の骨董品店を見つけた。


ギィッ


興味本意で華琳が店に入ると


店主「いらっしゃいませ 」


そこには古ぼけた老人がいた。


華琳「(こういう店なら何か面白い物があるかしら?) 」


きょろきょろっ


華琳が店の中を歩いていると


華琳「んっ? 」


二つのお香を見つけた。


華琳「ピンクと水色のお香なんてかわいいじゃない♪お香には疲れを癒す効き目があるっていうし、一刀にあげようかしら 」


そしてお香を買う華琳


しばらくして


一刀「いきなり呼び出してどうしたんだ華琳? 」


華琳「今日はあなたにプレゼントがあるのよ 」


スッ!


華琳は一刀に水色のお香を渡した。


華琳「最近激しい戦いや学園の騒動で疲れてるじゃない。これで少しは癒されなさい 」


一刀「ありがとう華琳 」


しばらくして


女子寮・華琳の部屋


華琳「さてと私も寝るとしますかね 」


シュッ!


華琳はピンクのお香に火をつける。


女子寮は同室だが一応アコーディオンカーテンで区切られているのだ。


華琳「今頃一刀もお香を使っているでしょうね 」


そして華琳は眠りについた。


次の日


ガラッ!


桂花「おはようございます華琳様♪ 」


華琳と同室の桂花がいつものようにアコーディオンカーテンを開いて華琳を起こすが


こんもりっ


華琳の布団が膨らんでいた。


桂花「華琳様、朝ですよ起きてください♪ 」


ガバッ!


そして桂花が布団をはがした瞬間!


桂花「ぎゃーっ!? 」


女子寮に桂花の叫び声が響き渡った。


?「ん…うるさいわよ桂花、静かにしなさい 」


桂花「な…な…な…!? 」


?「どうしたの桂花? 」


桂花「何であんたがここにいるのよーっ!? 」


?「えっ? 」


バンッ!


そこには華琳の寝間着を着た一刀がいた。


一刀「桂花、何を言ってるの? 」


桂花「う…うるさいこの全身精液男!よりにもよって華琳様の寝間着を着るなんて! 」


ポイポイッ!


桂花は一刀にその辺にあるものを投げつける。


パシッ!


一刀「何するのよ桂… 」


一刀は桂花が投げた鏡を受け取って自分の姿を見ると


一刀「何よこれーっ!? 」


驚く一刀だった。


同時刻、男子寮・一刀の部屋


?「やべっ!?急がないと遅刻だ!? 」


ドタバタッ!


狐々「…んっ? 」


※狐々は一刀の部屋で暮らしている。


?「あっ狐々、お弁当なら用意してあるからな!それじゃあ俺は行くぜ! 」


バタンッ!


狐々「…? 」


しばらくして


漢組


ガラッ!


?「ギリギリセーフ!? 」


華佗「この時間に来るのは一刀だな 」


及川「おっすかずピ…ってえっ!? 」


?「何だよ及川? 」


及川「何で君がいるの!? 」


?「何でって、俺はこのクラスの一員だろう 」


華佗「あのな…何で華琳がうちのクラスなんだ!? 」


華琳「えっ!? 」


バンッ!


そこには男子の制服を着た華琳がいた。


華琳「えっ!?えっ!?えっ!? 」


サッサッサッ!


華琳は下から順に体をさわっていく


華琳「無い!?普通!?本の少しある!? 」


むにっ!


華琳が自分の胸をさわりながら言うと


シュッ!


ガッツーンッ!☆ミ


華琳「げふっ!? 」


バタッ!


華琳の後ろから木刀が飛んできて華琳に当たり、華琳は倒れた


その直後


ガラッ!


漢組の扉が開くと


一刀「何が本の少ししか無いですって〜♯ 」


ゴゴゴッ…!!


そこに入ってきたのは女子の制服を着た一刀であった。


華琳「何で俺がここに!? 」


一刀「そんなことよりも… 」


ジャキンッ!


一刀は絶を構えると


一刀「よくも乙女の胸をさわったわね!いくら一刀でも許さないわよ!♯ 」


華琳「ひぎゃーっ!? 」


ドガバキンッ!☆ミ


華佗「何が起きてるんだ!? 」


及川「かずピーが華琳を襲ってる!? 」


もう読者のみんなは気づいてるであろう。一刀と華琳は互いに体が入れ替わっているのだ。


しばらくして、生徒会長室


一刀「全くもう! 」


華琳「ごめんなさい 」


一刀「一応私の体なんだから謝るのはやめなさい。私が恥をかくわ 」


華琳「それをいうなら華琳だって女子の制服着るのやめてくれよ!? 」


一刀「私はいいのよ!それにしても何で体が入れ替わったのかしら? 」


とりあえず本題に入ることにする。


華琳「俺は昨日の夜は華琳からもらったお香を焚いて眠っただけだぞ 」


一刀「それなら私だって… 」


とここで一刀は気づいた。


一刀「(もしかしてあのお香が原因なの!?) 」


華琳「何で入れ替わったんだろうな? 」


もし華琳(中身は一刀)が気づけば一刀(中身は華琳)は責められると考えて


一刀「そ…そんなことどうだっていいじゃない!明日になれば元に戻るわよ!それより今日は互いの生活を満喫しましょう。私は漢組にいくからあなたはC組よ 」


華琳「わかったからせめて服だけは換えようぜ 」


ごまかすことにして入れ替わることにした華琳だった。


そして二人は制服を交換すると(華琳の着替えは一刀を気絶させた)


漢組


卑弥呼「今日は昨日言ったようにテストをするぞ 」


漢組生徒『え〜っ!? 』


一刀(中身は華琳)「(さて、漢組はどんなテストをするのかしら?) 」


スッ!


テスト用紙が配られて一刀がテストを見てみると


一刀「(何よこれ!?) 」


その問題は高1レベルであり秀才の華琳には簡単すぎた。


一刀「(こんな問題なんて目を閉じててもできるわよ!一刀は今頃どうしてるかしら?) 」


その頃、華琳(中身は一刀)は


華琳のクラスの2年C組


麗羽「おーほっほっほっ! 」


華琳「(うるさいな♯こいつ授業中でも叫んでるのかよ!?) 」


華琳がそう思っていると


何進「次の授業は水練だから室内プールに移動するように! 」


2年C組担任の何進先生が言うと


華琳「(水練…ってことは着替え!?やったー♪) 」


喜ぶ華琳だが


華琳「(ハッ!?) 」


一刀(中身は華琳)との約束を思い出した。


数時間前


一刀「そういえばもし着替えるようなことがあれば見学するのよ!もし着替えたりしたら… 」


華琳「したら!? 」


一刀「この体のまま全裸で町内十周するからね♯ 」


華琳「ひっ!? 」


それだけは避けなければならない。


そして悔しいが仕方がなく水練を諦めて見学する華琳であった。


それからしばらくして放課後、生徒会長室


華琳「何とか一日が終わったな!? 」


一刀「まだ安心はできないけどね。それにしても漢組って頭が悪いのね、あんなテストなんて目を閉じててもできるわよ 」


華琳「すごいんだな華琳!? 」


頭のいい蒼魔や孤狼ならば簡単だが一刀だったら赤点をとる問題だったのだ。


そして生徒会長室で休んでいると


ギィッ!


扉が開いて


桃香「一刀くんいる? 」


狐々を除いた一刀大好きっ子達が入っていた。


一刀「何の用なのみんな? 」


一刀(中身は華琳)が聞くと


桃香「最近一刀くんって疲れてるからさ癒しのためにお香を買ってきたんだ♪ 」


ジャンッ!


桃香達の手には華琳が買ったものと色違いのお香があった。


一刀「ゲゲッ!?それは 」


もや〜


華琳「早く窓を開けないと!? 」


だが時すでに遅し、一刀大好きっ子の持ってきたお香の煙が生徒会長室の中で充満して


・・・


本の少し時間が経つと


一刀(蓮華)「なっ!?何で私が一刀になっているんだ!? 」


月(雫)「ぶーっ!おっぱいが小さくなっているなの〜!! 」


天和(凪)「わ…私のような傷だらけの女がこのような衣装を!? 」


蓮華(月)「へぅ… 」


雫(恋)「…おっぱい大きい 」


桃香(天和)「私が桃香ちゃんになってる〜!? 」


恋(華琳)「私が恋に!? 」


凪(真優)「あらあら私は凪さんですか 」


真優(一刀)「俺がマユネーズに!? 」


華琳(桃香)「わっ!?華琳さんになっちゃったよ!? 」


この後、ひと騒動が起きてしまい次の日の朝まで入れ替わったままだったという。


ちなみに問題となったお香は破壊し、店に文句を言いに行ったのだがすでに店は潰れていたという


桃香「桃香です。今日がお風呂当番だって事を思い出して大浴場に行った私だけどいきなり水をかかってしまい修理に行ったら閉じ込められちゃったよ!?困っていたら一刀くんまで入ってきちゃった!?次回、『密室の二人』これってもしかして…/// 」


飛琳「飛琳先生の… 」


飛琳先生がいつものようにキャラ紹介コーナーを始めようとした時


シュッ! ゴツンッ☆ミ


飛琳「ぐふっ!? 」


バタリッ!


?「フフフッ!油断したな飛琳先生 」


バッ!


西森「どうも西森です。毎回この小説を見てくれてありがどうございます。感想も送ってくれてありがとうございます。ですが西森は頭が悪く、記憶力も乏しいためいつの間にか設定が変わっていたり話が少し変わっていることがありますのでその点はよろしくお願いします 」


西森「さて帰るとするか 」


スッ…


西森は帰ろうとすると


ガシッ!


飛琳「どこいくのかな西森〜? 」


西森「ひっ!? 」


飛琳「新しい拷問でも試してみようかな〜? 」


西森「ぎゃーっ!? 」


その後、西森がどうなったのかは誰も知らない。

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