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146時間目「UNHAPPYDay」

一刀「凪がランニングをしているとうっかり気弾を飛ばしてしまい校舎裏にあった猫本尊を破壊してしまった。翌日その呪いのせいで凪には猫耳と尻尾がはえてしまいパニックになる凪!何とか学園にいくも運悪く俺に猫姿を見られてしまい落ち込む凪、そこへ猫専門家の明命が解決法を伝えに来た。その後、俺は真桜と沙和に屋上につれてこられ猫化の解決法であるキスを凪とすることになった。そして俺は凪の額にキスしようとするがする直前に凪が動いてしまいキスは凪の唇にあたる。その後、顔を赤くしまくる凪であった 」

ある日の事


聖フランチェスカ学園


今、フランチェスカ学園では男女問わず占いが流行っていた。


漢組


于吉「えぇと、及川の周りにある札は… 」


于吉が及川の恋愛運について占っていると


于吉「周りにハートの逆位置(予めトランプには正位置と逆位置を決めている)が多数!オカマにモテますよ 」


及川「そんなん嫌やっ! 」


于吉「ちなみに一刀は周りを正位置のハートだらけですから女にモテますよ。でも一枚ジョーカーが混じってますから平等に愛さないといけません 」


一刀「当たっているかもな!? 」


確かにそうかもしれない


一方女子の方でも


管輅「ん〜っと! 」


1年B組 担任 管輅公明


先生になる前は占い師


管輅「シャオちゃんの恋愛運は難しいわね!? 」


シャオ「そんなぁ〜!? 」


管輅先生が占っていると


詠「フンッ!占いなんてくだらない 」


管輅「あら詠ちゃん、明日のあなたの運勢は悪いわよ。むやみに出歩かない方が周りのためにもなるわ 」


詠「忠告ありがとうございます。それではさよなら 」


話をまともに聞いていない詠はさっさと帰っていった。


そして次の日、男子寮メイド室


月「ゴホッ! 」


詠「月、風邪引いてるんだから寝てなきゃダメよ 」


月「でも早く学園にいかないと…(1日1回は一刀さんの顔が見たいのに) 」


詠「あいつの顔ならボクが写真に撮ってきてあげるから月は寝てなさい!それじゃあボクは行ってくるね! 」


バタンッ!


そして詠は学園に向かっていった。


月「あ〜一刀さん…ってあれ、確か今日は何か大変なことが起きそうな… 」


実は最近驚くことが多かったので月も詠も忘れていたのだ。今日が詠にとって大事な日だということを!?


フランチェスカ学園


一刀「何だか今日は黒い雲だな!? 」


華佗「天気予報じゃ晴れだったのに不思議だぜ 」


一刀達が不思議がっていると


及川「いそがな〜っ!?今日掃除当番だってのをすっかり忘れてた!? 」


一刀達の後ろを走り行く及川


だがその時!


コテンッ!


及川「うわっ!? 」


及川は石につまずき


ずるっ!


左慈「おわっ!?/// 」


及川がつまずいた拍子に左慈のズボンを掴んで脱がしてしまい


于吉「左慈の下着姿!?あぁ、こういう日に限ってカメラを持ってくるのを忘れた!? 」


左慈の下着姿が撮れず悔しがる于吉


左慈「テメェこの野郎!♯/// 」


ドグボッ!!


及川「ぐほっ!? 」


赤くなった左慈は及川を蹴り飛ばす


ドカッ!


華佗「うぉっ!? 」


蹴り飛ばされた及川は華佗に激突した。


華佗「いたた…あぁ、せっかくの鍼がバラバラだ!? 」


華佗が落ちた鍼を探すと


一刀「ふぁふぁ、しゃのみゅきゃらほっひをしゃひにたにょみゅ!?(華佗、頼むからこっちを先に頼む!?) 」


ジャーンッ!


一刀が華佗に囲まれて動けなくなっていた。どうやら華佗が倒れた時に鍼が一刀の方に飛んだそうだ。


華佗「スマンスマン!? 」


急いで一刀が持っていた鍼を拾う華佗


于吉「それにしても今日はみんなして運が悪い日ですね 」


一刀達でなく周りでもお金を落としたり、転んでいる人がいた。


左慈「もしかして今日は詠のあの日じゃないのか!? 」


華佗「あり得るな!? 」


一刀「何だよあの日って? 」


及川「アホやなかずピー、そんなんやから読者から鈍感言われるんやで、女にとってあの日といったらS… 」


及川が最後まで言おうとすると


詠「違うわよ!♯ 」


ドグボッ!!


及川「がはっ!? 」


突然やってきた詠に飛び蹴りを食らわされる及川


詠「すっかり忘れていたわ!?今日があの日だということを!? 」


一刀「(華佗、あの日って何だ?) 」


華佗「(詠には一年に一度周りに不幸を巻き起こす日があるんだよ!去年は月が一緒だから大丈夫だったらしいけどな) 」


恐らく親友の月を傷つけるわけにはいかないという詠の思いが不幸を押さえていたのだろう。


だがフランチェスカ学園にはある校則がある。それは一度学園に入った以上、教師の許可なく出ていくことは許されない!ということである。(テストがある日に脱走しようとする人が多いため)ましてや不幸をばら撒いてしまうので帰りますなんて冗談じゃないのだ。


仕方なく授業を受ける詠だが


詠のクラスの1年B組


鈴々「にゃーっ!?鈴々のとっておいた饅頭(まんじゅう)が腐っているのだ!? 」


シャオ「シャオのハンカチがボロボロに〜!? 」


朱里「はわわ!?買ってきた艶本が湿気でボロボロに!? 」


教室の中では不幸が溢れていた。


そして担任の管輅先生も


管輅「それでは授業を始めま… 」


トンッ!


教卓に日誌を置いた瞬間


ガタタンッ!


管輅「きゃっ!? 」


教卓がいきなり崩れて管輅先生は倒れた。


詠「先生!保健室で休んでいます! 」


スッ!


これ以上みんなに迷惑をかけるまいと教室を立ち去る詠


だがこれがいけなかった。


詠が外に出たせいで


真桜「うちのカラクリ夏侯惇がいきなり壊れた〜!? 」


明命「せっかく集まったお猫様が逃げてしまいました〜!? 」


不幸が学園内に広がっていく


詠「うぅ、もう帰りたいよ 」


自分が原因で学園がひどい目にあわされているのを見て落ち込む詠


そんな詠のところに


一刀「よっ、詠! 」


璃々「詠お姉ちゃん 」


一刀と璃々が現れた。


詠「何よ!ボクに近寄ると不幸になるっていうのは知ってるでしょ!近寄らないでよ! 」


詠が言うと


一刀「俺は普段から鍛えてるし瞬時に判断もできるから大丈夫だって、璃々ちゃんも守れるから安心しなよ 」


一刀が詠に優しく言うと


詠「この… 」


一刀「んっ? 」


詠は体を震わせながら


詠「このバカチ〇コーっ!!♯ 」


ドカッ! チーンッ!!


一刀「はぐっ!? 」


バタッ!


詠の蹴りが一刀の股間を直撃した。


一刀「な…何で!? 」


詠「あんたなんかに優しくされるほど落ちぶれてないのよ!♯ 」


ダッ!


詠は怒りながら走り去っていった。


一刀「ま…待ってくれ!? 」


璃々「お兄ちゃんどうしたの? 」


さすがの一刀も股は鍛えようがなかったのだった。


そして詠が外に出た直後


パッ!


ニュースキャスター「臨時ニュースです! 」


いきなりテレビがついてニュースが流れ出した。


ニュースキャスター「本日地球に巨大隕石がやって来ました。隕石はあと数分で地球に接近するということです!これほど巨大な隕石が直撃したら地球のどこに逃げてもお陀仏です。さようなら 」


ニュースキャスターも諦めていた。


そして学園中はおろか町中、いや世界中が騒ぎ出した。


しかもあろうことか隕石は詠のいる位置に向かっていく!


及川「もうあかん!?はやく詠から逃げるんや!? 」


左慈「バカ野郎!どこ逃げたって無駄だろうが!♯ 」


于吉「はやく月を連れてきて詠の不幸を中和してもらいましょう!? 」


華佗「ダメだ!?もう間に合わない!? 」


ゴゴゴッ…!!


そうこうしている間に隕石は地球に向かってくる!


一刀「(ちくしょう!隕石を破壊するのは簡単だが周りに被害が起きる!?) 」


確かに一刀の力ならば隕石を破壊するのは可能だが、破壊すれば破片が辺りに飛び散るので危険なのだ。


詠「(そんな!?ボクの不幸のせいで地球のみんながひどい目に!?) 」


誰もがもうおしまいだと思ったその時!


麗羽「騒がしいですわね、何の騒ぎですの? 」


美羽「はてな? 」


大遅刻をした袁家の二人がやって来た。


全員『(こんな大変な時にトラブルメーカーの二人が!?) 』


袁家以外のみんなは何かハプニングが起きると予感していた。(例として隕石の速度が上がったり、隕石が急に爆発したり)


ところがだ!?


ピタッ!


隕石は急に止まると


キィンッ!! キランッ☆


遠くの彼方に消えていった。


全員『えっ!? 』


この事態に袁家以外の全員が驚いた。


一刀「一体何が起きたんだ!? 」


この時、一刀達は理解していなかったが実は袁家には生まれもってついた幸運があり、それが二つも集まれば詠の不幸パワーをはね飛ばすくらいの幸運パワーがあるのだ。(ただし幸運は気まぐれに発生する)


麗羽「何が起きましたの? 」


美羽「わからないのじゃ 」


一刀「たはは!?(今回ばかりは麗羽達に感謝だな) 」


だがそれを誰一人として口に出す人はいなかった。(理由は口に出すと二人が調子にのるため)


そしてその日の放課後


月「詠ちゃん!? 」


詠「月!? 」


月が校舎の前で詠を待っていた。


月「ごめんね詠ちゃん、詠ちゃんが出ていった後に今日があの日だってことを思い出してさ!?怪我はない? 」


詠「ボクは大丈夫だよ月 」


月「詠ちゃん 」


ぎゅっ!


抱き合う二人に


一刀「二人は仲がいいな〜♪ 」


スッ!


横から来た一刀がちゃかすと


詠「うっさいバカチ〇コ!!♯ 」


ドカッ! チーンッ!


一刀「はぐっ!? 」


本日二回目の急所攻撃を受ける一刀だった。


呂井門「呂井門だぞ!一刀達と仲良くなったある日のこと、俺をさらいにDrバイオスの弟子の桜坂黒鬼がロボット達を連れてきて俺の前に現れた!?次回、『Drバイオスの怨霊』俺はもう悪いロボットじゃない! 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


ねね「さっさと紹介をするのです! 」


飛琳「今回はこの人だ! 」


安藤呂井門


2年漢組


好きなもの:ガソリン、睡眠、安藤ばあさん、友情、一刀の友達(及川と麗羽以外)


嫌いなもの:Drバイオス、昼寝の邪魔、自分より格下の人(及川と麗羽)


弱点:雷、特殊電波


元は一刀を倒すためにDrバイオスが作ったロボット。だが雷に打たれて飛琳先生に改良されて一刀の友達になった。寮には住まず男子寮近くの安藤ばあさんの家に居候(いそうろう)している。四角い体と頭、大きな目と二本の角がトレードマーク。体には様々な武装がありミサイルやビーム、バキュームアーム、ブラのワイヤーですら反応する超強力電磁石などがある


飛琳「私が改良したおかげでいいロボットになったんだよ 」


ねね「調子にのるななのです! 」

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