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140時間目「最強の光騎士」

一刀「俺の危機に駆けつけてきてくれた仲間達。そして俺は新たな技で操られていた陽龍達を解放し、俺は皇龍の所に向かう間、七天皇将軍達の相手は蒼魔達が引き受けてくれることになった。そして俺は皇龍の所に向かい対決するが皇龍の力は凄まじく究極騎士の力でも敵わないほどだった。そんななか一龍達が俺のところにやって来て皇龍に勝てる秘策をするのだった 」

一刀の回りに手を繋ぐ(つなぐ)ように並ぶ一龍達(一龍、陽龍、賊龍)。


そして手を繋いだ瞬間、三人の体が光り出した。


パァーッ!


一龍「我らが力、この者にすべてを捧げる(ささげる)! 」


陽龍「我ら三人、何時いかなるときでも! 」


賊龍「この者のために命を懸けることを誓う! 」


パァーッ!


一刀「何だ!? 」


そして光となった三人は一刀の体を包んでいくと


ジャキンッ!


究極騎士光龍となった一刀の体を別のものに変化していく


そして光が晴れた時、そこにいたのは


ジャーンッ!!


オレンジのロングヘアーと獅子の兜、口を隠す覆面、体には赤き鎧を身に纏い、右手には光の剣を装着した新たな姿をした一刀が現れた。


一刀「この姿は何だ!?髪の色まで染まっている!? 」


一刀の髪は本来茶髪系である。


一龍「(落ち着け一刀) 」


一刀「その声は一龍か!?どこにいるんだよ!? 」


一龍「(だから落ち着けって!俺達はお前と融合して一つになったんだよ) 」


一刀「何だって!? 」


陽龍「(これぞ三匹の龍と一人の人間が心を一つにして初めてできる伝説の進化、その名も融合進化だ!) 」


賊龍「(俺達が皇龍を倒すのに力を貸してやるぜ!) 」


一刀「みんな… 」


一刀が感動していると


皇龍「(あの姿はまさか!?その昔、父である斬龍に聞いたことがある。龍が人間と仲良くなって初めてできる伝説の力があると、古臭い伝説だとばかり思っていたがホントにあるとはな!?) 」


さすがの皇龍も一刀が伝説の融合進化をしたことに驚いていた。


皇龍「だが、龍の力を借りようとも所詮は人間、純粋な龍であるこの私が負けるわけがないのだ! 」


バッ!


皇龍は一刀に向かっていく!


皇龍「くたばるがよいっ! 」


ブォンッ!!


皇龍は一刀に攻撃を仕掛けるが


パシッ!


皇龍「なにっ!? 」


一刀は簡単に皇龍の攻撃を受け止めた。


一刀「お前、本気でやっているのか? 」


今の一刀の強さは皇龍を軽く越えていた。


皇龍「おのれっ! 」


バッ!


皇龍は一刀から距離をとると


皇龍「一度攻撃を止めたからっていい気になるんじゃねぇぞ! 」


ゴゴゴッ…!!


皇龍は腕にある龍の骨に闇の気を送り込むと


皇龍「『ダークスラッシャー』! 」


ブォンッ!!


闇の気を送り込んだ龍の骨で一刀に斬りかかってきた。


だが一刀は


一刀「ハァッ! 」


パシッ!


龍の骨に対して光の気を流した手で真剣白羽取りで受け止めると


一刀「せいやーっ! 」


ボキンッ!


龍の骨をへし折った。


皇龍「バ…バカな!? 」


皇龍の龍の骨はそう簡単に折れるものではない


それがいとも簡単に折られたのだ。


一刀「今のが本気だとしたらお前は俺には絶対勝てないよ! 」


一刀が皇龍に言うと


皇龍「ふざけるなーっ!私は皇帝なのだぞ、龍界で一番強いんだぞ!その私が貴様ら人間ごときに負けてたまるものか! 」


本当は皇龍だって実力の差がありすぎることは気付いているが認めたくない皇龍だった。


一刀「だったら実力の違いを見せてやるよ! 」


スッ!


一刀は構えると


一刀「『神俄龍光拳』! 」


ドグボッ!!


皇龍「がはっ!? 」


必殺技で皇龍をブッ飛ばした。


皇龍「ぐおぉーっ!? 」


バキバキンッ!


ブッ飛ばされた皇龍は城に激突した。


龍界の各世界


龍人「あの人間達なかなかやるなぁ!? 」


龍人「それに比べて見ろよあの皇龍の無様な姿 」


この戦いの様子は龍界の各世界に中継されており、皇龍は龍人達から笑い者にされていた。


そして中には


龍人「頑張れよ人間! 」


龍人「カイザー軍なんて倒しちまえ! 」


一刀達を応援する龍人まで現れた。


ノイズランド


宝石龍「皇龍さまぁぁぁ!?大変だぁぁぁ!? 」


蒼魔「いきなり陽龍と賊龍がいなくなるから何かと思ったら 」


孤狼「まさか一刀と合体するなんてな!? 」


焔「ちっ!やっと追い付いたと思ったらあいつはどんどん強くなりやがるぜ!? 」


雫「ダーリン素敵なの♪ 」


恋「…今の一刀は誰にも負けない! 」


数が鬼龍達より少なくなって苦戦しているかと思えば逆に『一刀が頑張っているんだから頑張らないと!』と燃えるみんなであった。


宝石龍「鬼龍、皇龍様を助けにいかなくちゃなぁぁぁ! 」


スッ!


宝石龍は鬼龍の方をみるが


パッ!


宝石龍「あれぇぇぇ、鬼龍の奴どこに行ったぁぁぁ? 」


そこに鬼龍の姿はなかった。


そして一刀にブッ飛ばされた皇龍はというと


皇龍「くそっ! 」


ガララッ!


崩れた瓦礫(がれき)の中から出てくる皇龍


皇龍「おのれっ!人間ごときがこの皇龍様をこけにしおって! 」


そんな皇龍の所に


鬼龍「兄上! 」


スッ!


皇龍の弟の鬼龍が現れた。


鬼龍「助太刀に参りましたよ兄上! 」


皇龍「おぉ鬼龍か、すまないな。俺達兄弟が力を合わせればあんな人間なんて相手にならん!いくぞ鬼龍! 」


皇龍が鬼龍と共に一刀に攻撃を仕掛けようとすると


スッ! ズブシュッ!


皇龍「がはっ!? 」


ガタッ!


皇龍の体がいきなり崩れ出した。


皇龍「鬼龍、貴様一体何を!?正気なのか!? 」


皇龍が鬼龍の方を見てみると


鬼龍「私は本気だとも兄上、いや皇龍よ! 」


バンッ!


そこには皇龍に剣を突き刺していた鬼龍がいた。


鬼龍「私はいつもお前を憎んでいたのさ!実力ならば私や狐々の方が高いにもかかわらず長男というだけですべてをもつ貴様がな! 」


鬼龍は本気で皇龍を攻撃したようだ。


鬼龍「おまけに人間のような下等種族に負ける貴様なんて龍界の王に相応しくない(ふさわしくない)!その力、私がもらう! 」


スッ!


鬼龍が皇龍に手を向けると


鬼龍「『龍界秘技・廃龍回収(リサイクル)』! 」


ゴォーッ!!


皇龍「なっ!?鬼龍、貴様!? 」


鬼龍の手から発生したブラックホールに皇龍が吸い込まれていく。


鬼龍「お前も龍界の王ならこの技の知っているだろう。本来この技は仲間の命を自分の力に変える龍界の禁止技、技を受けた方は吸い込まれて跡形もなく消えていくのだ!皇龍よ、その力を私に寄越すがよい! 」


キュィィーンッ!!


皇龍「おのれっ鬼龍めーっ!? 」


キュインッ!


そして皇龍は鬼龍に吸い込まれていった。


ドクンッ!


鬼龍「おぉっ!さすがは皇龍の力だな凄まじ(すさまじ)すぎるぜ! 」


そして一刀は


一刀「皇龍出てこい!もしかして今の一撃でくたばっちまったのか? 」


城の外から皇龍を呼ぶと


鬼龍「そんなに死にたいのならば相手をしてやろう。ただし相手は皇龍なんかではなく、この鬼龍だがな! 」


城の中から皇龍ではなく鬼龍が出てきた。


一刀「誰だよお前?皇龍はどうした? 」


鬼龍「皇龍の奴はもういない。今日から私が龍界の皇帝だ!貴様の相手は私がしてやる! 」


一刀「こうなったら誰が相手でも俺は戦うのみだ! 」


スッ!


そして一刀は構える


鬼龍「ではいくぞ! 」


ところがその時!


鬼龍「ぐっ!? 」


一刀「何だ!? 」


鬼龍が突然苦しみ出した。


鬼龍「この全身が引き裂かれそうな痛みは何だ!? 」


鬼龍が不思議がっていると


?「(甘いな鬼龍) 」


鬼龍「その声は皇龍か!? 」


皇龍「(貴様ごときがこの私を支配なんてできるはずがなかろう!実力を過信しすぎたようだ) 」


鬼龍「だまれっ!? 」


皇龍「(お前の力を逆にもらってやるぜ!) 」


鬼龍「や…やめろーっ!? 」


シュンッ!


そして鬼龍の姿が皇龍に変わり、皇龍は前よりパワーアップしていた。


皇龍「七天皇将軍達よ! 」


ザザッ!


七天皇将軍達『お呼びですか皇龍様! 』


そして皇龍は七天皇将軍(陽龍と賊龍と黒龍以外)を呼び寄せると


皇龍「貴様らの命、もらうぞ! 」


七天皇将軍達『へっ? 』


七天皇将軍達が?を浮かべている間に


ドグボッ!!


七天皇将軍達『がはっ!? 』


皇龍は七天皇将軍達の心臓を貫いた。


皇龍「お前達は私に力を与えてくれればいいのだ! 」


キュィィーンッ!!


そして皇龍は四人から龍気を吸い取っていき


シュ〜ッ!!


龍気を吸い尽くされた四人は消滅してしまった。


皇龍「これで私の力はお前を越えた。最終決戦といくぞ人間よ! 」


この皇龍のとった行動に対して一刀は


一刀「お前、仲間を何だと思ってやがる! 」


プルプルッ!


震えながら言うと


皇龍「仲間だと?何を言っている。私には仲間なんていない、いるのは道具のみだ。私の回りにいる奴らはすべて道具なのだよ! 」


ここまで言った皇龍に対して一刀は


一刀「お前は謝ったって絶対に許さねぇ!俺が絶対倒してやるぜ! 」


皇龍「フンッ!鬼龍を吸収し、七天皇将軍をも吸収したこの私に勝てるはずがないだろう!返り討ちにしてくれる! 」


いよいよ龍界最後の戦いが始まろうとしていた。


皇龍「皇龍だ。力をつけた私と融合進化した北郷の戦いが始まったが所詮は人間の力、私の力の前では無力だ。次回、『龍界最大の激戦』この勝負、私の勝ちだ! 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


風「今回からメインのオリキャラさんですね〜 」


飛琳「その通り!いずれ俺も紹介するからよろしくね♪今回はこの人だ! 」


氷室蒼魔


2年漢組


武器:蒼絶氷雷剣


好きなもの:紅茶、様々な学問の勉強、静かなところ、強い奴


嫌いなもの:過去に親を亡くした記憶を思い出すこと、無能、弱い奴


弱点:親を亡くしたトラウマ、炎、しつこい女


九州時代の一刀の親友。武力が高く頭もキレる。超進化と究極進化が使える。氷の使い手。焔とは犬猿の仲。忍者である天川八雲とは相思相愛の仲だが、彼女が忍者なため互いに携帯の番号を知らない


飛琳「一刀のためなら命すらもかける友情だね 」


風「ぐぅ〜 」


飛琳「寝るなっ! 」


朱里・雛里『はわわ・あわわ軍師の用語解説コーナー 』


朱里「今回は進化についてです 」


雛里「進化は簡単に言うと超進化、究極進化、融合進化の三段階があります 」


朱里「これらの進化は龍と心が一つになってできることなんです 」


超進化…龍の力を少し借りてできる進化


究極進化…龍と心が一つになってできる進化


融合進化…三匹の龍と人間の心が一つになってできる進化


雛里「つまり気が多いだけでは超進化ができないんです 」


朱里「この強さはスー〇ーサ〇ヤ人のような感じです 」


雛里「この他にも一刀さんの魔進化や孤狼さんの二重進化がありますがそれはまたの機会で 」

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