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139時間目「伝説の融合進化」

一刀「皇龍に敗れた俺を救ってくれたのは皇龍の妹である狐々だった。そして狐々が俺を何とかしようと牢屋の前を歩いていると牢屋に入れられていた怒龍に遭遇し、俺は苦しみながらも皇龍を倒すため怒龍の治療を受けることになった。その頃、皇龍は龍界全域に自分の権力を知らしめるための見せしめに俺達を殺そうと中継する。だが、皇龍は復活した俺に殴られ恥をかいた上に各世界にいた仲間達が俺の危機に駆けつけてくれたのだった 」

一刀「ありがとうみんな!みんなが来てくれれば百人力だぜ! 」


皇龍との最終決戦を前に各世界で休んでいた蒼魔、焔、飛琳先生、孤狼が一刀の危機を聞いて駆けつけてくれた。


桃香「みんな揃ってよかったね 」


牢屋の中にいるみんなが言うと


バキンッ!


牢屋の鍵が壊された。


九龍「これでもう大丈夫だ 」


左慈「鳳賀、九龍!? 」


牢屋の鍵を壊したのは鳳賀と九龍だった。


鳳賀「後は頼むぜ華佗 」


鳳賀が言うと


華佗「任しておけ! 」


鳳賀の後ろから華佗が現れた。


華佗「いくぜ!我が気力よ、針に宿るがよい! 」


パァーッ!


華佗は針に気を集中させると


華佗「『五斗米道(ゴッドヴェイドォー)・散!』 」


シュシュシュッ!


華佗は針から自分の気を散弾銃(ショットガン)のように飛ばすと


パァーッ!


華佗の気を受けてみんなの体力と気が回復していった。


雫「これなら大丈夫なの♪ 」


恋「…恋達も行く! 」


パァーッ!


そして恋は究極進化を、雫は超進化をして一刀達の方に向かうのだった。


皇龍「フンッ!貴様らのような雑魚(ざこ)が何人いようとも私に勝てるわけがないだろう。まぁ私が出る幕でもないし、七天皇将軍達よ、そいつらを殺すがよい! 」


七天皇将軍『了解しました皇龍様! 』


シュッ!


皇龍に命令されて七天皇将軍達は一刀達に向かっていく


飛琳「やれやれ、一度倒した相手の再び相手にしなくちゃならないなんて面倒だな 」


蒼魔「一刀、お前はしっかり休んでおきな 」


焔「あの親玉(皇龍)はお前に譲って(ゆずって)やるよ 」


孤狼「次は別の奴と戦いてえな! 」


雫「今度は楽勝で勝利してやるの! 」


恋「…行く 」


スッ…


一刀の前に出ようとするみんなに対して


一刀「待ってくれみんな!少なくとも七天皇将軍の中に俺達に味方をしてくれそうな奴が二人いるんだよ 」


雫「それって陽龍と賊龍のこと? 」


恋「…だけど皇龍に操られてる 」


一刀「今から俺が二人にかけられた皇龍の呪縛を解除してみる 」


焔「そんなことができるのかよ!? 」


蒼魔「まったくお前はホントに戦う度に強くなる奴だな 」


一刀は怒龍に治された時、新たな技を産み出したのだった。


孤狼「それで何とかできるならやってみやがれ 」


飛琳「まぁ君を信じているけどね 」


一刀「ありがとうよみんな! 」


スッ! パァーッ!


一刀は究極進化して向かってくる七天皇将軍達の前に立つと


パシッ!


両手を合わせて


一刀「『光龍浄壁膜(ライトニングプロテクト)』! 」


パァーッ!


両手から光の膜のようなものを作り出し、その膜に七天皇将軍が入った瞬間


陽龍「ぐわーっ!? 」


賊龍「頭が痛い!? 」


突然苦しみだす陽龍と賊龍


スゥーッ!


そして二人の背中から黒い煙のようなものが出ると


黒龍「どうしたんだよ陽龍? 」


黒龍が苦しむ陽龍が心配になって陽龍に近付く


すると陽龍は


陽龍「黒龍、不死身のお前の弱点は確か太陽だったな 」


黒龍「それがどうし… 」


ドグボッ!!


黒龍「がはっ!? 」


ジューッ!


陽龍の太陽の拳が黒龍の体を貫いた。


砂龍「陽龍の奴が裏切りやがった!? 」


火龍「反逆者め!? 」


スッ!


二人は陽龍を倒そうと構えるが


賊龍「残念だったな、俺も反逆者だぜ! 」


ドガッ! ドガッ!


砂龍「ぐほっ!? 」


火龍「がはっ!? 」


隙を見せたところを後ろから来た賊龍に攻撃される二人


皇龍「馬鹿な!?何故私の呪縛が解けたのだ!? 」


一刀が放った光龍浄壁膜は闇に染まった正義の者の闇を取り払う力があるのだ。(元から闇の者には効果なし。また、本人が正義に戻りたいと願わなければ効果がない)


これは一刀が怒龍の治療を受けた時に一緒に龍気まで送られたからこそできた技である。


蒼魔「これで戦況は俺達9人(一刀、蒼魔、焔、飛琳、孤狼、恋、雫、陽龍、賊龍)に対して相手は7人か(皇龍、火龍、水龍、木龍、砂龍、鬼龍、宝石龍)、主戦力の数なら俺達が勝ってるな 」


飛琳「俺はちょっとパスするよ対戦相手がいなくなったしね(黒龍)、それよりも生徒達を助けにいかないとね! 」


ビュンッ!


そして飛琳は龍人達と戦っている桃香達の所に向かっていった。


孤狼「一刀、皇龍はお前に譲るから必ず勝てよ! 」


一刀「わかってるよ兄貴!みんなも負けるんじゃねぇぞ! 」


バシュンッ!


そして一刀は皇龍に向かっていった。


火龍「馬鹿め! 」


木龍「そう簡単に皇龍様の所にいかせるかよ! 」


ババッ!


だが一刀を皇龍の所に行かすまいと七天皇将軍達が道をふさいだ!


蒼魔「そこを退いてもらおうか! 」


孤狼「お前達の相手は俺達がしてやるぜ! 」


だが一刀を皇龍の所に行かすため蒼魔達が七天皇将軍の前に出る。


焔「俺だってただ単に休んでいたわけじゃないぜ! 」


ぐっ!


焔は力を込めると


ゴォーッ!!


焔から火柱が発生し、焔の体を渦巻いていく


バッ!


そして炎の中から現れたのは


ジャキンッ!


焔「これが俺の究極進化、究極騎士炎龍だぜ! 」


そこには究極進化をして頭部はたくましい龍の顔、上半身は赤、下半身は白い龍の鎧を身に纏い(まとい)、肩には赤い丸い輪、両腕には巨大なアーム、背中には赤い翼、尻尾は白くて細長く、先端に太陽の飾りをつけた姿になった焔がいた。


雫「あんた究極進化ができるようになったの!? 」


焔「当然だ!一刀にできて俺にできないことなんて無いんだよ! 」


自分が究極進化できないことを嘆いて(なげいて)いた焔は一刀に負けたくない一心で龍を完全に操り、究極進化できるようになったのだった。


恋「…一刀、さっさと行く 」


雫「こんな奴らは雫ちゃん達に任せるなの♪ 」


一刀「わかったぜみんな! 」


シュンッ!


一刀は皇龍の所に向かおうとする。


木龍「行かせるかよ! 」


スッ…


木龍は一刀を行かせないために狙いを一刀に合わせるが


蒼魔「『アルティメットランチャー』! 」


ドキュンッ!


木龍「ぐはっ!? 」


蒼魔の砲撃が木龍に当たった。


蒼魔「お前達の相手は俺達がするって言ってるだろう! 」


焔「まぁお前達じゃあ俺達の相手にならないけどな 」


孤狼「次は違う相手と戦いたいぜ! 」


恋「…ここを通りたければ恋達を倒す 」


陽龍「絶対一刀の邪魔はさせないぞ! 」


賊龍「力ずくで通るか? 」


ズラリッ!


一刀の邪魔はさせまいと並び立つみんな


そして一刀はと言うと


一刀「皇龍!今度こそお前を倒してやるぜ! 」


皇龍「馬鹿者が!一度私に負けたのを忘れたのか?あのままくたばっていればよかったものをかわいそうに、また私に負けて死ぬとはな 」


一刀「あの時は体力と気力が減っていたが今度はそうはいかないぜ! 」


スッ!


一刀は構えると


一刀「『聖俄龍龍神弾』! 」


ドゴォーッ!!


皇龍に攻撃をしかけた。


皇龍「フンッ!こんなもの 」


パシンッ!


だが一刀の攻撃を軽くはじく皇龍


ところが!?


ギィンッ!


皇龍「なにっ!? 」


いきなり一刀が皇龍の目の前に現れた。


一刀は攻撃を仕掛けた後、攻撃を弾かれるのをわかった上で直ぐ様攻撃の後ろをかけてきたのだ。


不意を突かれた皇龍に対して


一刀「『項羽と光龍の融合突(ファイナルドラゴンフュージョン)』! 」


ドゴォーッ!!


皇龍「ぐほっ!? 」


一刀は皇龍の腹に一撃を食らわした。


攻撃を食らってぶっ飛ぶ皇龍だが


皇龍「成程、前よりは確かに強くなったようだな。だがそれも本の少しだがな! 」


皇龍には少々しかダメージがなかった。


一刀「やっぱりあんたは強いな。それでこそ倒しがいがあるぜ! 」


ギィンッ!


一刀は諦めずに皇龍に攻撃を仕掛ける。


だがその戦いを別場から見ていた一龍は感じていた。


一龍「(一刀のやつ、強がってはいるがあのままじゃ皇龍には勝てない!?) 」


それほど皇龍の力が凄まじいということである。


一龍「(皇龍を倒すには龍界に伝わる伝説の力しかない、だがそれをすれば一刀は傷ついてしまう!?) 」


一龍が悩んでいると


?「(何を悩んでいるのだ一龍よ!) 」


一龍「(この声は陽龍様!?) 」


悩んでいる一龍の所に陽龍が龍信(龍が使うテレパシー)を使って話し掛けてきた。


陽龍「(一龍よ、お前の悩みはわかる。龍界に伝わる伝説の力を使おうと考えているのだろう。確かにあの力を使えば皇龍に勝てることができる。だが、一歩間違えたら一刀の命が亡くなってしまうと感じているのだろう) 」


一龍「(その通りです陽龍様、俺は俺の手で一刀を殺したくありません!) 」


陽龍「(馬鹿者!一刀を甘くみるでない!一刀は長い戦いの中で一度たりとも恐れたりはしなかった。むしろみんなを汚す敵を倒すためならば自分がどうなっても構わないというような奴だ!ここで力を渡さねば一刀は後悔するぞ!) 」


陽龍に言われた一龍は


一龍「(わかりました陽龍様) 」


とある決心をした。


そしてその頃


一刀「ぐはっ!? 」


ズザザーッ!


一刀は皇龍に飛ばされていた。


一刀「くそっ!究極進化の力が通じないなんてヤバすぎな奴だぜ!?だけども俺は絶対に皇龍を倒して龍界を平和にしてやるんだ! 」


一刀が叫ぶと


一龍「一刀! 」


キィンッ!


一刀の元に一龍、陽龍、賊龍がやって来た。


一刀「お前ら、加勢に来たならありがたいけど断る。俺一人であいつと戦いたいんだ! 」


一龍「わかってるよ。俺達はお前に新たな力を与えに来ただけだ。べつに共闘しに来た訳じゃない 」


一刀「えっ!?新たな力だって!? 」


陽龍「そうだ。龍界に伝わる伝説の力、その名も融合進化だ 」


賊龍「俺達とお前が一つになるんだよ!時間がないから手っ取り早くいくぜ! 」


ガシッ! ガシッ!


三人は一刀を中心にして手を繋ぎ(つなぎ)合うと


パァーッ!


三人と一刀は光に包まれていった。


一刀「一刀だ。一龍達と融合進化した俺は神騎士となり皇龍を圧倒するほどの力を手にいれた。そして皇龍が俺に苦戦していると…次回、『最強の光騎士』皇龍、この力で必ずお前を倒してやるぜ! 」


飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」


雛里「あわわ!?次の人で原作の一刀さん大好きっ子が終わりなんでしゅね!? 」


飛琳「それで最後の人はこの人だ! 」


楽進凪


2年B組


武器:ナックル付きの特殊手甲・閻王


好きなもの:辛い料理、鍛練


嫌いなもの:仕事をサボる人、人を見かけで判断する人


弱点:甘々な料理、蛇、真面目すぎるところ、かわいい服への着替え


真面目な性格で気の使い手だが超進化ができない。中乳。体中に交通事故が原因でできた傷があり過去に付き合っていた人にそれが原因でひどくフラれたせいでコンプレックスをもっていたが人を見かけで判断しない一刀と出会って恋に落ちる。傷が原因で肌を見せるのが苦手であり水着も露出が少ない派だが実は巨乳好きな一刀のために胸を大きくしようとする努力家でもある。実は凪の親公認で一刀と結婚の誓いをしている。


飛琳「真面目な凪ちゃんだね〜 」


雛里「次回からはオリキャラの皆さんらしいでしゅ 」

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