135時間目「もう一人の陽龍」
一刀「戦いを終えた後、陽龍は俺達に何故龍界がおかしくなってくれたのを話してくれた。昔龍界の先代皇帝は俺の遠い先祖と戦って以降約束として人間界の支配なんてしなかった。陽龍と賊龍はそんな皇帝に忠義していたが皇帝の息子である皇龍は気に入らなかったらしくみんなの前で父親であった先代皇帝を殺し人間界の征服を企んだのだった。ますます皇龍に対する怒りが増えた俺達に陽龍が加わり次の世界に行こうとしたとき突然陽龍が苦しみだしたのだった 」
陽龍「うっ!? 」
一刀「どうしたんだよ陽龍!? 」
次の世界へと続く扉を開けようとした途端苦しみ出す陽龍
すると
?「へへっ!やっぱり貴様は裏切ろうとしたな 」
陽龍から別の声が聞こえてきた。
一刀「お前は誰だ!? 」
一刀が聞くと
?「俺かい?俺はもう一人の陽龍、カオスシャインとでもいっておこうか! 」
ジャンッ!
陽龍は立ち上がったものの雰囲気がさっきより変わっていた。
及川「侵す(おかす)社員なんて変態やな〜 」
及川がつまらないことを言うと
カオスシャイン「消えろっ! 」
ドンッ!! ドカッ!
カオスシャインは及川めがけて攻撃してきた。
及川「あちちーっ!水水っ!? 」
しかしそれでも死なないのが及川である。
カオスシャイン「俺はいつか陽龍の奴が裏切ると思った皇龍様がこっそりいれてくれた人格。もはや陽龍の意識はない! 」
カオスシャインが言うと
カオスシャイン「さぁ、戦いという名のゲームを始めようぜ!そっちは何人できても構わねぇぜどうせ俺が勝つんだからな! 」
スッ
カオスシャインが構えると
一刀「この野郎ふざけるなっ!♯ 」
バッ!
一刀がいきなり切りかかろうとする。
だが
パシッ!
カオスシャイン「何だよ体力回復してこのざまなのか? 」
一刀「なっ!? 」
一刀の剣はカオスシャインの二本の指で止められていた。これぞ指版の真剣白羽取りである。
カオスシャイン「これならまだ体力ない方が… 」
ブンッ!
一刀「うおっ!? 」
カオスシャインは一刀ごと剣を放り投げると
カオスシャイン「マシだったぜ! 」
ドンッ!! ドカッ!
一刀「ぐほっ!? 」
空中で身動きのとれない一刀めがけて攻撃してきた。
及川「なんやねんかずピー、あんな攻撃でもうよろけとるんかいな少しはワイを見習えや! 」
ギャグキャラの及川とシリアスな一刀とでは訳が違う。
一龍「このっ!♯ 」
恋「…よくも一刀を!♯ 」
ババッ!
一刀をやられた怒りに一龍と恋が飛び出すが
カオスシャイン「甘いんだよ 」
ゴゴゴッ…!!
カオスシャインが力を込めると
カオスシャイン「『ダークネスサンシャイン』! 」
ドンッ!!
カオスシャインは必殺技を二人に放ってきた。
一龍「ぐほっ!? 」
恋「…ぐっ!? 」
ドサッ!
桃香「一龍くん!? 」
ねね「恋殿!?よくも恋殿をちんきゅーキーック! 」
シュッ!
恋をやられた怒りでねねがちんきゅーキックを繰り出すが
カオスシャイン「フーッ! 」
ビューッ!
ねね「うわーっ!? 」
カオスシャインの一吹きでねねは吹き飛ばされてしまう。
カオスシャイン「さて、残るは1・2・3…たくさんか! 」
途中で数えるのが面倒臭くなったようだ。
カオスシャイン「さて残りを片付けるのに必要な時間は… 」
カオスシャインが頭の中で計算すると
チーンッ!
カオスシャイン「計算終了、お前達を倒すのに必要な時間はたった三十分だ! 」
カオスシャインが言うと
左慈「ふざけるんじゃねぇぞ!♯ 」
ブォンッ!!
左慈がカオスシャインに飛び蹴りを食らわせようと飛びかかる!
だが
サッ!
左慈「なにっ!? 」
カオスシャインはものすごい早さで避けると
カオスシャイン「まずは一人! 」
ドゴォッ!!
左慈「ゴボッ!? 」
左慈の頭を地面に押し付けた。
于吉「左慈!?よくも愛する左慈を、許しませんよ!♯ 」
スッ
于吉は懐から札を取り出すと
于吉「『爆炎の札』! 」
シュッ! ドッゴーンッ!
カオスシャインに札を投げつけ、その札が急に爆発した。
カオスシャイン「意外とすごいじゃないかお前 」
于吉「!? 」
だがいつの間にかカオスシャインは于吉の背後に回っており
ドカッ!
于吉「ぐはっ!? 」
于吉の首に手刀を食らわした。
愛紗「一人ではやつには勝てん、いくぞ鈴々! 」
鈴々「応なのだ! 」
ダダッ!
愛紗「ハァーッ! 」
鈴々「でりゃーっなのだ! 」
愛紗と鈴々は二人がかりでカオスシャインに攻撃を仕掛けるが
ガシッ!
愛紗「なっ!? 」
鈴々「ふにゃっ!? 」
二人の武器が押さえられると
カオスシャイン「『シャインボムロード』! 」
ギュッ!
カオスシャインが武器を押さえる手に力を込めた瞬間
ボボンッ!!
愛紗「ぐわっ!? 」
鈴々「にゃっ!? 」
いきなり二人の腕が燃えはじめて爆発した。
蓮華「何で腕が急に爆発を!? 」
カオスシャイン「簡単なことだ俺の太陽の力をこいつらに流したのさ、まぁ力が足りなければ爆発するがな。そして腕に傷をおった今ならば… 」
ドカカッ!!
愛紗「ぐはっ!? 」
ボキンッ!!
カオスシャイン「腕を折ることなんて簡単だ 」
何とカオスシャインの一撃で愛紗の利き腕が折られてしまった!?
カオスシャイン「次はそこのチビの番だ 」
スッ…
カオスシャインが次は鈴々の腕を折ろうと振り向くと
季衣「『岩打無半魔』! 」
流琉「『伝磁葉々』! 」
ブォンッ!! ブォンッ!!
二人が武器を投げて鈴々を助けようとする。
季衣「ちびっこの腕が折られたら帰ってからの大食い対決ができないじゃないか! 」
流琉「腕が折られたら美味しい料理が食べてもらえません! 」
だが
カオスシャイン「こんなもの! 」
バキバキンッ!!
季衣・流琉『あぁっ!? 』
二人の武器は破壊されてしまった。
カオスシャイン「今度はお前達か! 」
ビュンッ!!
カオスシャインは今度は季衣と流琉を狙いに迫っていく!
雫「おチビちゃん達逃げるなの!『真・最終大蛇水龍』! 」
ドンッ!!
雫は超進化して季衣達を助けるべく攻撃をするが
カオスシャイン「こんな水遊びが通用するとでも 」
ドンッ!! ジューッ!!
カオスシャインが放った攻撃で雫の水龍は蒸発してしまった。
シュンッ!
雫「えっ!? 」
パッ!
カオスシャイン「そういえばお前の体は水だったよな 」
雫の前から姿を消したカオスシャインが雫の後ろに現れると
ドンッ!!
雫「がはっ!? 」
カオスシャイン「なら俺の一撃は効くだろうよ 」
カオスシャインは雫に太陽の一撃を食らわした。
体が水でできている雫には大ダメージである。
華琳「こいつ! 」
カオスシャインに次々と武器を構えるみんな
カオスシャイン「やれやれまだいるとはな、全員相手にするのも飽きたので… 」
スッ!
カオスシャインは両手をあげると
ゴゴゴッ…!!
巨大な太陽を作り出した。
カオスシャイン「全員くたばってもらうぜ! 」
パチンッ!
そしてカオスシャインが指を弾くと
ドドドォーンッ!!
太陽が爆発して欠片が華琳達を襲う!
春蘭「ぐわっ!? 」
雪蓮「きゃっ!? 」
美羽「七乃!何とかするのじゃぐふっ!? 」
七乃「お嬢様無理ですよげふっ!? 」
一人、また一人と倒れていくみんな
その中で唯一倒れていないのは
及川「殺す気かいな!? 」
不死身の及川と
麗羽「おーほっほっほっ!こんな攻撃なんて屁でもないですわ! 」
同じく不死身で悪運の強い麗羽が生き残っていた。(猪々子と斗詩は倒れています)
麗羽「さて、そろそろ三十分ですわよブ龍(ブサイクな龍)さん 」
及川「三十分以内に全員倒す言うたのにこの口だけ野郎♪ 」
二人がカオスシャインを挑発すると
カオスシャイン「まだ時間まで三分ある。攻撃が効かないのならばその首を切り裂いてやるぜ! 」
いくら二人が不死身でも首を切り裂かれたらどうなるかわからない!?
及川「皇龍様バンザーイ! 」
麗羽「あなたの強さに惚れましたわイケ龍(イケメンな龍)さん! 」
死ぬかもしれないと思った瞬間、媚びる(こびる・ご機嫌をとること)二人だが
カオスシャイン「いまさらおだてたところでもう遅い! 」
サッ!
及川・麗羽『ひぃ〜っ!? 』
カオスシャインが二人を殺そうと迫ったそのとき
ガシッ!
カオスシャイン「んっ 」
一刀「行かせるかよ! 」
一刀がカオスシャインの尻尾をつかんでいた。
一刀「(その二人はともかく)俺の大事な仲間を次々と倒しやがって、お前は絶対俺が倒してやるぜ! 」
及川「かずピー… 」
麗羽「わたくしを大事な仲間だなんて… 」
あんた達のことではない!
カオスシャイン「ほぅっ、お前さっきより力が高まっているではないか。やはり人間は喜怒哀楽で能力が上がるようだな 」
例で言うと、怒りや哀しみは怒って力をあげたり、哀しんでむきになったり
喜びは喜んで能力が向上し、楽は楽しんで力が抜けて避ける力が向上したりする。
カオスシャイン「どうやらお前は怒りで力をあげるタイプのようだが今のお前の心は俺を倒したいという闇で溢れているようだな 」
ガシッ!
カオスシャインは一刀の頭をつかむと
カオスシャイン「俺は皇龍によって組み込まれた闇の存在。お前の中の闇を増量してやるぜ! 」
ゴゴゴッ…!!
一刀「ぐはーっ!? 」
カオスシャインは一刀に無理矢理闇の力を与えているのだ。
プシューッ!
そして数分経つと
カオスシャイン「さてこれでお前も闇の存在となったわけだ。俺と一緒にこいつらを倒そうじゃねぇか 」
一刀の体は
一刀「はい。カオスシャイン様 」
ギランッ!!
完全に闇と化してしまった。
蓮華「蓮華だ。一刀に闇の気が流れてしまい再び一刀はダーク一刀になってしまった!?だが暴れるかと思った瞬間一刀の動きが急に止まり…次回、『真なる闇の力』一刀、闇の力に負けるなよ! 」
飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」
詠「今回は誰なのよ 」
飛琳「今回はこの人です 」
孫蓮華
2年A組
武器:南海覇王
好きなもの:読書、勉強、トラのぬいぐるみ
嫌いなもの:だらしのない人(雪蓮)
弱点:子育て、雪蓮の相手、お酒
孫家の次女で母から期待されている。少し厳しい性格。原作と同じで髪は切っている。料理が苦手だったが一刀に弁当を作るためうまくなった。学園1の尻をもち、美しさ、大きさは学園No.1(大きさに対しては本人は腰が細いからだと否定)。中乳。嫉妬しやすい性格でひどい時にはヤン華(ヤンデレ蓮華)になる。
飛琳「学園1のおしりの持ち主だね! 」
詠「尻だけなら誰にも負けなさそうね 」
蓮華「あ〜な〜た〜た〜ち〜!!♯ 」