130時間目「孤狼の超進化」
一刀「みんなの看病をするため残った紫苑先生と桔梗先生以外のメンバー、兄貴(孤狼)、雪蓮、冥琳先生、祭先生、そして及川が砂龍と戦うことになった。戦いを嫌がる及川(理由は死にたくないため)をどうにか于吉が言葉巧みに騙し混んで戦いが始まった。そして砂龍は外部から影響を受けない舞台にして岩を投げつけるが兄貴は岩を及川で防いだ。だが死なない及川を不思議に思った砂龍は及川に攻撃を繰り出しまくるが不死身の及川には効かず、さらには雪蓮達にからかわれる戦いが続くなか及川が砂龍をバかにした発言をした途端、砂龍は兄貴達に重力攻撃を仕掛けたのだった。だが重力で潰されるなか兄貴は新たな力を見せてやると言うのだった 」
孤狼「俺の新たな力を見せてやる! 」
孤狼が砂龍の重力で潰されながら言うと
及川「さすがは兄貴、黒神の力を越えたんやな! 」
孤狼よりさらに強い重力をかけられた及川が言うと
孤狼「バ〜カ♪黒神の力は捨てちまったよ 」
孤狼が言うと
及川「えーっ!?何で捨てんねん!?もったいないことを!? 」
孤狼「仕方ねぇだろう、強い力を求めるには今ある力を捨てなきゃならない時もあるんだよ! 」
二人が話していると
砂龍「ほぅ、ならばその力を見せてもらおうか、でも見せる前に我の重力で潰れてしまうがな! 」
ズシンッ!!
砂龍はさらにみんなにかけている重力を強めた。
冥琳「くっ!?体がもうもたない!? 」
雪蓮「これ以上重力かけられたらおっぱいつぶれちゃう〜!? 」
及川「わいなんて死んでまう〜!? 」
みんなより強い重力をかけられている及川は他のみんなより潰れそうだった。
そんななか
ゴゴゴッ…!!
孤狼だけは潰されまいと耐えていた。
砂龍「我の重力に耐えきれるとは流石に大口をたたくだけはあるな。だが、いつまでもつかな? 」
ズシンッ!!
砂龍は孤狼にかけている重力を及川以上にかけた。
だが孤狼は
孤狼「こんなもん!屁でもねぇよ! 」
足元が少し砂に埋もれながらも必死に耐えていた。
孤狼「(俺はこんなところで負けるわけにはいかねぇんだ!俺がもし負けるとしたら相手はただ一人、一刀のみなんだよ!) 」
ここで話は昔に戻る。
今から二十年ほど前
ワォーンワォーンッ!
一軒のうどん屋にて狼の鳴き声が聞こえたかと思ったら
孤狼母「赤ちゃんが生まれたよ 」
孤狼親父「おぎゃーっ!ではなく狼の鳴き声とはな!?こいつの名前は孤狼にしよう! 」
楠舞孤狼 生まれる
孤狼は同時期産まれた子に比べて歩いたり話すのが早かった。
そして小学校高学年にて高校初期の問題が解けたことにより周りから神童と呼ばれる日々が続いた。
だが孤狼は周りから天才と呼ばれるのが嫌で
ドカッ!
男「ぐほっ!? 」
孤狼「あんたが売ってきた喧嘩だろ、さぁ早く立てよ! 」
喧嘩に明け暮れる日々が続いていた。(当時中1)
だが孤狼が相手をしてきた相手は悪人が多かったため孤狼は学園の救世主になったのだが
孤狼「この県には俺より強いやつがいないから他県にいって相手をして来るぜ! 」
と言って毎月修行の繰り返しをしていた。(そのため出席日数が足りなく留年の繰返し)
そんなある日、孤狼が修行にいっている間に一刀達四天王が学園最強と呼ばれるようになっていた。
孤狼「(面白いじゃねぇか!相手にとって不足はないぜ!) 」
そして一刀達に挑む孤狼だった(64話参照)
そしてその結果、孤狼と一刀達に友情が芽生えて
孤狼「俺のことは兄貴って呼びな! 」
一刀達『はいっ兄貴! 』
その実力と心から一刀達に兄貴と呼ばれるようになった。
孤狼「(あの日から決めたんだ!俺は一刀達のために強くなるってな!) 」
孤狼「(そのために俺は今まで苦労して手に入れた黒神の力を捨ててまで新たな力を手に入れたんだ!) 」
ここでまた話は過去に戻る。
デーヴァとの戦いが終わった時の頃
ドラグーンナイツから超進化の話を聞いた孤狼は超進化の力を手にいれるため自力で竜宮神殿にたどり着いていた。
竜宮神殿
白龍「なんじゃお前は!?どうしてここにおる!? 」
竜宮神殿の主人・白龍(パイロン・正体は項羽)
孤狼「んなことはどうでもいい、俺に超進化の力を寄越せ!あんたが力をくれるってロビンから聞いたんだよ! 」
エドガー・ロビン…ドラグーンナイツの一人。イギリスで女王警護をしていた時に孤狼と遭遇
孤狼が白龍に聞くと
白龍「超進化を得るかどうかはわしが調べることじゃ!だが、お前に龍はやどれんよ 」
孤狼「何故だよ!自分で言うのもなんだが力には自信あるぜ! 」
白龍「馬鹿者!力だけで超進化できるならすでにお前の学園の生徒ほとんどができるわい! 」
確かにその通りなのかもしれない
白龍「確かにお前には力ならば十分なくらいある。だがお前の中に闇の力がある、闇の力を持つものは超進化できん!超進化は光の力だからな! 」
ビシッ!
白龍「(闇の龍なら一匹だけいるがあいつは危険だ!?) 」
孤狼相手に白龍が言うと
孤狼「だったらよう、俺は今まで手に入れた闇の力を捨てても構わねぇ!超進化の力をくれ! 」
バンッ!
孤狼が叫ぶと
?「変わった人間だな 」
何処からか声が聞こえてきた。
声の出所を探してみると
?「うす汚ねぇ人間のなかにもお前のように自分よりも他人を守るために強くなろうっていうやつがいるとはな 」
ドォンッ!!
声は黒くデカイ檻の中から聞こえているようだ。
?「人間よ、お前に宿る闇を払うっていうのなら手を貸してやるぜ! 」
檻の中の誰かがいうと
白龍「馬鹿者!お前は闇の心を持つがゆえに封じられた身だぞ!勝手なことをいう… 」
白龍が最後まで言おうとすると
孤狼「面白い!いいぜとりあえずお前の言う通り今まで手に入れた黒神の力を捨ててやる!新たな力を手にいれられるのならな! 」
ビシッ!
孤狼が言うと
覇龍神「よかろう人間よ、我が名は覇龍神!共に暴れてくれようぞ! 」
そして孤狼は黒神の力を捨ててまで超進化の力を手に入れたのだった。
現在
孤狼「こんな重力なんて屁でもねぇよ! 」
バチンッ!
砂龍「なにっ!? 」
孤狼は自力で砂龍のかけた重力を解き放った。
孤狼「見せてやるよ!俺の新たな力をよ! 」
ゴォッ!!
そして孤狼の体を黒い気と白い気が包み込んでいく。
及川「(あれじゃまるでかずピー達がつかってる超進化やんか!?) 」
そして気の中から
バッキーンッ!!
孤狼「これが俺の超進化… 」
孤狼「闇覇龍神だ! 」
バンッ!
超進化した孤狼が現れた。
砂龍「フンッ!それくらいで我が驚くとでも思っていたのか、超進化ごときでは我らに勝てないことを忘れたのか! 」
確かに超進化で七天皇将軍を倒せるのなら焔だって楽に倒せたはずだ。
孤狼「それくらいわかってるんだよ!だったらさらに力をあげるしかねぇだろ! 」
ボンッ!!
孤狼はさらに力を高め!姿は身体全体に龍の鱗、右手に黒い龍、左手には白い龍を構え、背中には灰色の翼と黒白の二本の尾を生やした姿になった。
孤狼「これが俺だけにしかできない力、一刀達でいう究極進化ってところか、名付けて『二重超進化』ってわけだ! 」
バンッ!
なんと孤狼は二体の龍と超進化しているのだ。
覇龍神「孤狼よ!あとは任しておけ! 」
そして孤狼の中には覇龍神と
混沌龍「我ら二人が手を貸してやるぜ! 」
龍界に来るまえに手に入れた混沌龍が宿っていた。
孤狼「いくぜ野郎共!あいつをぶっ倒すぜ! 」
覇龍神・混沌龍『うむっ! 』
砂龍「バカなやつだ!超進化でさえ一つ間違えば身を滅ぼすようなもの、二体もいれば身体がバラバラになるぞ! 」
砂龍が言うと
孤狼「俺はどうなっても構わねぇ、たとえ死んだとしても仲間を守って死ぬなら本望だ! 」
シュンッ!
砂龍「なっ!? 」
孤狼は砂龍にも見えないくらい高速移動すると
ドカカカカーッ!!
孤狼「『混沌狼乱打』! 」
いきなり現れた渾身の拳の連打を食らわした。
そして
砂龍「ぐほっ!? 」
バタッ!
砂龍は倒れた。
孤狼「一刀の高速移動に比べたらまだまだのようだな 」
及川「兄貴つえーっ!? 」
雪蓮「(強い男は好きよ♪一刀もいいけど年下はちょっとね) 」
※この小説の雪蓮は一刀より歳上です
孤狼は砂龍に勝利し、みんなにかけられていた重力も解放された。
孤狼「さてとあとはこいつから解毒剤を手にいれて… 」
孤狼が砂龍から解毒剤を取るために触れようとすると
孤狼「ぐほっ!? 」
バタッ! シュンッ
孤狼は二重超進化を解いて血を吐いて倒れた。
冥琳「どうした孤狼!? 」
祭「怪我でもしたのか!? 」
だがあの戦いで孤狼は砂龍から攻撃を受けた様子は全くない
孤狼「(やっぱ早期決戦つけるためとはいえあの力はまだ身体が馴染んでいないようだな、ずきずき痛みやがるぜ!?) 」
それでも孤狼は砂龍から解毒剤を取ろうと身体を動かす。
だがそのとき
ガシッ!
砂龍「七天皇将軍はただでは死なん! 」
倒れたと思われた砂龍が孤狼をつかむと
砂龍「我が負けたのだからおとなしく解毒剤は渡してやろう。だが貴様はここで死ぬのだ! 」
ゴォッ!!
そして砂龍は右手からブラックホールのようなものを作り出した。
麗羽「おーほっほっほっ!麗羽ですわ。砂龍は孤狼と共に消え去ってしまいブ男(一刀)さん達は次の世界に向かいましたの、次の世界はきれいなオーロラの輝くサンシャインランド。ついた私達は地元の龍に案内されたどり着いた先は…次回、『第七の国サンシャインランド』ところで何故わたくしが予告をしてますの? 」
飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」
稟「今回は誰なのですか? 」
飛琳「今回はこの人だ! 」
左慈元放
漢組 2年
好きなもの:強いやつの相手、格ゲー、サッカー
嫌いなもの:あまえっ子、弱いやつ、世界史
弱点:于吉、赤子
一刀が来る前までは漢組の中でも実力は高い方だった。足技が得意。女には興味がなく中学時代に助けてから于吉にまとわりつかれている。父親は武者修行の旅に出ている。
飛琳「稟ちゃん想像してごらん、左慈と于吉が裸で抱き合っている姿をさ 」
稟「左慈と于吉が裸で抱き合う…ブホーッ!! 」