129時間目「最強のメンバー?」
一刀「賊龍を無惨にも殺したのは龍界の皇帝である皇龍だった。皇龍の仲間を仲間だと思っていない態度に腹を立てた俺は必ず皇龍を殴ると宣言した。その時、賊龍は死ぬ寸前に懐からドラゴンジュエルという宝石をもらい次の世界に向かう俺達、そしてたどり着いた先は砂だらけの砂漠の世界サンドランド。そして俺達はついて早々蠍に襲われそうになり逃げようとするも急に体が重くなり蠍に刺されてしまう。そして蠍の毒により動けなくなった俺達の前に七天皇将軍の一人、砂龍が現れる。実は体が重くなったのは砂龍の能力のせいだった。非道な砂龍に怒る俺だが体が毒で動けず悔しく思う。だが蠍の毒は歳上である兄貴(孤狼)、雪蓮女子寮管理人、冥琳先生、祭先生が戦うことになるが残りの一人は蠍の毒が効かなかった及川が選ばれたのだった 」
龍界での戦いに偶然生き残った及川が選ばれたのだが
及川「嫌やーっ!わいはかずピー達と違ってか弱い普通の人間やねんであんな龍なんかと戦ったら死んでしまうがな〜!? 」
どうしても戦いたくない及川
孤狼「蠍の毒が効かない奴のどこがか弱い人間だよ!お前も男なら覚悟決めやがれ! 」
孤狼が戦うよう言うが
及川「男やから戦えというならチ〇コ切って女になったる〜!? 」
孤狼「この野郎!この場で死にたいようだな!♯ 」
戦いを嫌がる及川にキレた孤狼が殴ろうとすると
于吉「こ…孤狼さん、殴る必要ないですよ。及川、ちょっとこっちに来てください 」
蠍の毒に苦しむ于吉が及川を近くに寄らせる
及川「なんやねんうっきー?悪いがわいは戦いなんてごめん… 」
及川が最後まで言おうとすると
于吉「あなた何を考えてるんですかせっかくのいいチャンスですのに(ひそひそ) 」
及川の耳元で于吉が何かを話していく
于吉「考えてもみてくださいよ!この場にはあなたの好きな巨乳美女がたくさんいるんですよ(ひそひそ) 」
フランチェスカの女子生徒は一部を除いて他校の男子から告白されるほどの美女揃いである。
于吉「肝心の一刀が動けない今がチャンスですよ!ここで及川が活躍するようなことがあれば!(ひそひそ) 」
及川「わいが活躍… 」
モワ〜ッ
〜及川の妄想〜
及川「この砂龍め!このわいが成敗してくれる! 」
ドカッ!
砂龍「ぐほっ!?まさかこの我が殺られるとは!?どうやら貴様らの中で一番強いのは北郷ではなく貴様のようだったな… 」
バタッ!
及川の拳を食らって倒れる砂龍
その直後…
桃香「及川くんすっごーい! 」
蓮華「一刀と比べたら月とすっぽんの実力だわ! 」
華琳「私をあなたの奥さんにして! 」
ドドドォーッ!!
次々と及川に迫り来る女子達
及川「がっはっはっ!これでわいの夢であるハーレムランドの完成や! 」
〜妄想終了〜
この妄想を思い浮かべた及川は
及川「わいの力を見せたるで! 」
ドォーンッ!!
急にやる気を出した。
左慈「お前、及川に何を言ったんだ? 」
于吉「秘密です♪ 」
漢組 于吉武人
言葉巧みに人をその気にさせる達人
砂龍「それじゃあ数が揃ったところで始めよう 」
パチンッ!
砂龍が指を弾くと
ザザザーッ!!
孤狼「なんだこりゃ!? 」
雪蓮「どうなっているの!? 」
バンッ!
砂でできた外壁が砂龍と孤狼達を囲んでいき、上空を残して外壁の中が見えなくなってしまった。
砂龍「我を倒さねばここから出ることはできんぞ!さぁ孤立無援のデスマッチの始まりだ! 」
孤狼「なるほど俺達以外の誰かの助けが借りられないわけか、その方が好きに暴れられるぜ! 」
雪蓮「戦いだなんて久しぶりね 」
冥琳「策なら任しておきなさい! 」
祭「腕がなるのぅ! 」
やる気が入る四人に対し
及川「(やっぱ逃げときゃよかった!?) 」
びびりまくる及川だった。
外壁の外
左慈「あのメンバーで大丈夫かよ!?絶対及川が足を引っ張るぜ 」
一刀達が外壁の中にいる孤狼達を心配していると
蓮華「まぁ姉様達がいるから大丈夫だろう。姉様は普段は女子寮管理人室でせんべい食べながらテレビを見ているぐうたら者だが、戦いになれば最強クラスだからな! 」
シャオ「冥琳先生だって頭脳なら在学時代は三年間学園トップの秀才児だったし、祭先生は弓道の達人だしね 」
亞莎「あの三人は在学時代人よんで『紅の三流星』と呼ばれる最強トリオだったわけですし 」
その三人と強い孤狼がいれば勝利は確実だろうが
一刀「いや、及川も自分もわかってない秘技があるんだ。それを使えば奴は俺より強いぜ! 」
一刀が及川を誉めるような発言をすると
桃香「その秘技ってなんなの? 」
一刀「それはだな… 」
その頃、外壁の中
砂龍「さて、お前達に一つ教えておこう。我が操れるのは重力だけではない! 」
スッ!
砂龍が手をあげると
ゴゴゴッ…!!
いきなり大きな岩が浮かび上がった。
砂龍「ご覧の通り我は重力だけでなく岩や砂を操ることができるのだよ 」
砂龍が自分の能力を教えると
及川「自分の能力教えてくれるなんてあんたいい奴やな〜! 」
及川が砂龍を誉めるが
砂龍「そりゃ当然さ、これから死ぬ奴が疑問を感じて死ぬなんて大変だからな 」
及川「なるほど、これから死ぬ奴…ってわいらのことかい!? 」
今頃気づく及川だった。
孤狼「お前の中では俺達が倒されるみたいだがあいにく俺達は簡単には殺られねぇぜ! 」
砂龍「それは結構、難易度が高いほどゲームは面白いものさ! 」
ブォンッ!!
砂龍は浮かべた岩を孤狼に投げつけてきた。
冥琳「危ないぞ避けるんだ! 」
だが孤狼は
孤狼「こんなの避けるまでもねぇよ 」
ガシッ!
及川「えっ!? 」
孤狼は及川を襟首をつかむと
孤狼「及川、お前の出番だぜ! 」
ブォンッ!!
及川「なーっ!? 」
何と!?孤狼は岩めがけて及川を投げ飛ばした。
そして当然
ドグボッ!!ガッシャーン!
孤狼が全力で投げたことによりスピードがついた及川は岩を砕いたが
ボロッ ぼてっ
及川の顔がおかしくなってしまい、そのまま及川は落ちていった。
砂龍「フンッ!皇龍様に『仲間を大事にしない奴は許さない!』と言った奴の仲間が仲間を大事にしないんじゃおかしいな 」
砂龍は孤狼を馬鹿にするが
孤狼「その場合は仲間が死んだときに使われるもんだ。だが見てみろよ 」
スッ!
孤狼が指差した先には
がばっ!
及川「いきなり何すんねん!♯ 」
バァーンッ!!
血が流れているが無事な及川が起き上がり自分を粗末にした孤狼に怒鳴っていた。
砂龍「どうなって!?…ははん、さては急所をうまく外したようだな。だったらこれでどうだ! 」
パチンッ!
砂龍が指を弾くと
ザバッ!
及川「えっ!? 」
及川の足元にあった砂が及川を動けないよう捕らえる。
砂龍「さっきはうまく急所を外したようだが今度はそういかんぞ! 」
スッ!
そして砂龍が及川に近寄ると
砂龍「『サンドバッグ』! 」
ドカカカーッ!!
及川「ぐほほーっ!? 」
身動きのとれない及川は文字通りサンドバッグと化して砂龍に殴られ続ける。
冥琳「貴様よくも! 」
スッ!
冥琳が及川を助けにいこうとするが
雪蓮「よしなさいよ冥琳、あなたあの子の力を知らないの? 」
冥琳「ハッ? 」
冥琳が?を浮かべていると
砂龍「フィニッシュ! 」
ドグボッ!!
及川「ぐほっ!? 」
ばたりっ!
及川は砂龍の連続パンチを受けて倒れた。
砂龍「今度こそ動けまい! 」
ところが
雪蓮「及川くん、冥琳の胸が丸見えよ♪ 」
ガバッ!
冥琳「なっ!?/// 」
雪蓮が冥琳の胸元を広げると
すくっ!
及川「おっぱい〜! 」
すでにボロボロなはずの及川がゾンビのように立ち上がった。
砂龍「こいつ一体!? 」
砂龍が及川はホントに人間なのかと驚いていると
雪蓮「この子はね、不死身の体をもっているのよ、女体を見れば死ぬ寸前でも復活するのよ♪ 」
ちなみに死なない理由は及川がギャグキャラだからである。
今まで及川は焔、デーヴァ、鬼龍の攻撃を初めに受けてきたが少し入院するだけだったのだ。(常人なら死んでいます)
そして雪蓮が説明したあと
ガツンッ!☆ミ
雪蓮は冥琳に殴られた。
雪蓮「痛いじゃないの冥琳! 」
冥琳「何が痛いだ!人の胸を勝手に見せるな!♯ 」
雪蓮「おっぱいくらい見せたって減るもんじゃないしいいじゃない! 」
冥琳「だったらお前が見せろ! 」
雪蓮「それだと面白くないじゃない♪ 」
二人がギャーギャー騒いでいると
砂龍「何を騒いでるんだ? 」
さすがの砂龍も呆れていた。
そして砂龍が油断したとき
祭「戦場では… 」
ググッ!
祭「油断は命取りじゃ! 」
ヒュンッ! ザクッ!
砂龍「ぐふっ!? 」
雪蓮と冥琳の口論を見て油断した砂龍は後ろからきた祭の気配に気づかず祭の弓を食らってしまった。
及川「お前ホントに七天皇将軍か?はっきり言うと弱いんやで♪ 」
確かに今までの敵と比べたら何かが物足りない
だが
ピキッ!♯
強い孤狼ならともかく一番弱い及川にバカにされた砂龍は怒る。
砂龍「遊びはこれまでだ!我の真の力を見せてやる! 」
スッ!
砂龍は両手をあげて
砂龍「『ヘヴィグラビティ』! 」
ブォンッ!!
おもいっきり下げると
ズシンッ!!
雪蓮「何なのよこれ!? 」
孤狼「体が重いぜ!? 」
五人の体は立てないくらいになってしまい倒れてしまった。
砂龍「フフフッ!我は重力を操ることができると言っただろう。貴様らの重力を千倍にしたのさ!直に貴様らはせんべいのように潰れてしまうのさ! 」
砂龍が言うと
及川「砂龍様、わいは砂龍様に仕えますからわいだけでも助けて… 」
砂龍「貴様はいらん!この際だから貴様の体がどこまでもつのか実験してやろう 」
ズシンッ!!
及川「ギャー!? 」
砂龍は及川にかけた重力をさらに強くした。及川の自業自得である。
そんなとき
孤狼「フフフッ… 」
砂龍「何がおかしい! 」
孤狼が潰されながらも笑うと
孤狼「前のデーヴァの戦いには参加できなかったがこの龍界に来て正解だったぜ!見せてやるよ俺の新たな力を! 」
冥琳「冥琳だ。及川のせいで本気になってしまった砂龍の相手をすることになった孤狼、そして孤狼は修行によって会得した新たな力を見せるのだった。次回、『孤狼の超進化』頼むぞ孤狼! 」
飛琳「飛琳先生と軍師達のキャラ紹介コーナー 」
雛里「あわわ、今回は誰が出るんでしゅか!? 」
飛琳「今回はこの人だ! 」
華佗元化漢組2年
武器・針
好きなもの:五斗米道を正しく発音できる人、いい骨並び、健康な人
嫌いなもの:医術を悪用する人、解明できない病気、不潔な人
弱点:大鎌(前に華琳の診察をして殺されそうになりそれ以降トラウマに)
一刀達の中では比較的真面目な生徒。五斗米道武術を使え、医術も完璧!実は一日に二回お風呂に入るほどきれい好き。女を見る時は外見より内面(骨格)を見るタイプ。ゴッドヴェイドォーと正しく発音しないとキレる。
飛琳「それでは雛里ちゃんも五斗米道を言ってみよう♪ 」
雛里「えっ!?ごと… 」
華佗「ちがーう!ゴッドヴェイドォーだ! 」
雛里「あわわ〜! 」




