12時間目「GWはグアム島で!その2」
今回一見最強な一刀に弱点が発覚します。
バスが港に向けて移動している間、女達はそれぞれで会話をしていた。
華琳「お父様!さっきから言っているでしょう私は友人と出かけるからお出掛けは出来ないの!それじゃあまたね! 」
ピッ!
華琳は携帯を閉じた。
華琳「全く!いつまで立っても親馬鹿なんだから!あれが曹操グループの頂点だなんて考えられないわ 」
華琳は溜め息をついた。
そして別のところでは
月「詠ちゃんお菓子食べる? 」
月が詠にすすめると
詠「もちろん食べる!月がくれるものなら生ゴミだって食べちゃうよ! 」
それはちょっとオーバーだ。
詠が月から渡されたお菓子を受け取ろうとすると
パクッ!
横から恋に奪われた。
恋「…モグモグ 」
詠「ちょっと恋!!あんたよくも!! 」
月「詠ちゃん、まだあるから怒らないで〜!? 」
詠がお菓子を奪った恋に怒り、それを月が止めていた。
そして別のところでは
冥琳「先生方!分かってるとは思いますが我々は教師なのですから生徒の管理をする義務がありますのでくれぐれも軽はずみな行動は慎むように 」
1年A組担任・周瑜冥琳。祭・雪蓮とは同期の卒業生。その後フランチェスカ学園の教師になるが固く厳しい性格なため一部の生徒から恐れられている。
祭「まぁまぁ冥琳よ、修学旅行じゃあるまいし、そう固くならんでもいいではないか! 」
そう言いながら酒を飲む祭先生。
冥琳「祭殿!生徒の前で酒を飲むとは何事ですか!!! 」
冥琳が祭に怒っていると
桔梗「冥琳よ、酒くらい構わんではないか 」
2年B組担任・厳顔桔梗。
紫苑とは同期の卒業生。酒と喧嘩が好きな爆乳の持ち主。
酒を飲みながら言う桔梗先生。
ちなみに男子の間では紫苑・桔梗・祭を三人合わせて熟女爆乳トリオと呼んでいる。(本人達には内緒)
その様子をみた冥琳は
冥琳「二人共いい加減にしないかー!!! 」
怒鳴るしかなかった。
そして一刀のところでは
璃々「おに〜ちゃん! 」
スッ!
璃々が一刀の顔に寄ってきた。
一刀「うおっ!?何だよ璃々ちゃん!? 」
急に璃々が出てきたので一刀が驚くと
璃々「璃々、今日のためにお母さんに新しい水着を買ってもらったから見せてあげるね♪ 」
璃々ちゃんは笑顔だった。
ピクッ!
そして璃々の会話を聞いていた一部の人は思った。
(私だってこの日のために…!)
実は今日という日のために一部の者は水着を購入したり、エステに行っていたりした。
そしてバスは港に着いた。
ブォォッー!!
全員をのせたフェリーはグアム島に向かっていく。
及川「ぐふふっ!爆乳金髪ギャルがわいを待ってるで〜! 」
及川が一人はしゃいでいると
華佗「あまりに変なことをするなよ!同級生に犯罪者を作りたくないからな 」
華佗が注意をした。
及川「何いうてんねん!美女は男のロマンやで!なぁかずピー! 」
及川が一刀の方を向くと
一刀「オェェ〜!! 」
そこには顔を青くしてバケツに吐いている一刀がいた。
及川「かずピー、もしかして船酔いか? 」
及川が聞くと
一刀「いや、どうも陸から離れている乗り物には弱くてな。オェェ〜!! 」
つまり一刀は船だけでなく飛行機・宇宙船・気球に乗っても酔ってしまうのだ。
華佗「大丈夫か?俺が診てやるよ! 」
一刀「ありがとな華佗 」
一刀は華佗に介抱された。
及川「それにしても無敵やと思ってたかずピーにあんな弱点があるなんてこれは驚きやなさっちー! 」
及川が左慈の方を向くと
左慈「オェェ〜!! 」
左慈も船酔いしていた。
そしてあっという間にフェリーはグアム島に到着した。(時間に関しては突っ込まないで下さい)
そして全員が高級ホテルに入ると受付らしき人が
受付「ヨウコソ、ゴヨヤクノカタデスカ? 」
(片仮名は英語だと思ってください。)
次々と英語を繰り出す受付、しかし誰もが対応できていなかった。何故ならフランチェスカ学園では英語を習わないので教師であろうと理解しにくいのだ。(英語の代わりに漢文を教えている)
そんな時、及川が前に出てくると
及川「この場はわいに任してや! 」
忘れている人のために説明しよう。及川も一刀と同じ2年からの転入生である。すなわち、1年間別の学校に通っていたため英語を習っているのだ。
華琳「くっ!?何だか知らないけど馬鹿が大きく見える!? 」
蓮華「私もだ。悔しいがな! 」
桃香「英語を話せるなんてすご〜い! 」
そして及川は受付に立つ。
受付「チェックインシマスカ? 」
そして及川の口が開いた。
及川「タカラッピト・プピリットパロ・ポッポルンガ! 」
ズシャーー!!。
全員がずっこけた。
左慈「馬鹿野郎!ナメック語しゃべってどうすんだよ! 」
及川本人は英語を話していると思ったが
及川「違ったか!?だったら、テクマクマヤコン?エロイムエッサイム? 」
全員『馬鹿か!!! 』
いくら英語を知らないとはいえさすがにあれは違うと感じていた。
そしてみんなは思った。教わったと話せるのは別だということを
みんなが及川を責めていると酔いから覚めた一刀が前に出てきて
一刀「チェックインオネガイシマス! 」
英語を話した。
すると受付は
受付「カシコマリマシタ!テハコチラニサインシテクダサイ 」
さらに会話を続けた。
受付「ワカリマシタ、コチラガオヘヤノカギニナリマス 」
スッ!
受付が鍵を渡すと一刀が戻ってきた。
一刀「お待たせみんな! 」
一刀が言うと
華佗「一刀、お前英語が話せるのか!? 」
華佗の質問に一刀は
一刀「まぁ、数ヶ月くらい海外にいたからな! 」
ちなみに一刀は英語を話せる分、漢文の成績は学年のワースト3位である。(ちなみに2位は及川・1位は麗羽である)
そして一刀はみんなにカードキーを渡して部屋に入った。
ジャーンッ!
部屋の中のすごさに一部の者(特に男)は驚いた。
華佗「二人でこの広さは贅沢だな! 」
この部屋は大体畳十二畳ほどある広い部屋でベッドまでついていた。
一刀「商店街の旅行って凄いんだな!? 」
ちなみに男子の部屋の相部屋は…
左慈「于吉!この線より先に入ったら承知しねぇからな! 」
于吉「そんなぁ〜!?ひどいですよ左慈! 」
部屋に線を引いて騒ぎまくる二人。
そして残る一つは
及川「何でわいがこんな化け物と一緒の部屋やねん!! 」
卑弥呼「お主はあぶなっかしいからのぅ、教師として見張る義務があるのじゃ! 」
及川と卑弥呼が同じ部屋だった。
華佗「さてと!支度が済んだら海に行くか? 」
華佗がいうと
一刀「それもそうだな! 」
一刀も海に行くことにした。
このホテルは裏口がビーチと繋がっていてすぐにでも海に入れるようになっているのだ。
一刀と華佗が水着に着替えてビーチに出てくると
アロ〜ハ!
外は季節を感じずに南国ムードだった。
そんななか、周りの視線(特に男)を釘付けにしたのは
バァーンッ!!
水着姿の天使達。いや、フランチェスカ学園の女子達だった。
男1「あの娘達すげーかわいいじゃん! 」
男2「彼氏いるのかな? 」
学園でも人気のある女子達は外に出ればすごい人気があるのであった。
(ちなみに彼女達の水着姿に関してはOVA2を参考にして下さい)
そんな彼女達に
男3「ヘイッ!彼女達ひま? 」
男4「暇だったら俺らと遊ばない? 」
ナンパをかけてくる男達がいた。
しかし、彼らはしらなかった。
ドカカッ!
彼女達の実力がそこらの男以上だということを
春蘭「華琳様に話しかけるなんて10年早いわ! 」
思春「蓮華様に近付くな!この馬鹿共が! 」
愛紗「姉上に何をする! 」
特に桃香・華琳・蓮華については最強のボディガードがいた。
そして及川はというと
及川「うひょ〜!! 」
パシャッ!パシャッ!。
及川「さすがはグアム島、爆乳金髪ギャルが多すぎやで! 」
さっきまでの暗い感じはどこへやら?カメラで美女を撮りまくっていた。
及川「あっちもこっちも爆乳だらけ!ここは天国やで〜♪ 」
及川の顔が緩んでいると
係員「ソコノオマエ!ナニシテル!! 」
ホテルの係員がやって来た。
及川「? 」
当然及川は英語を話せないのでわからなかった。
係員「アヤシイヤツメ!タイホスル! 」
ガチャッ!
及川は手錠をかけられた。
及川「えっーー!?何の冗談やねんこれは!? 」
及川が叫んでいると
係員「コッチニコイ!ケイサツニツレテイク! 」
そして及川は連行されていった。
桃香「北郷くん、あの人何て言ってたの? 」
桃香が聞くと
一刀「怪しいから連れていくってさ 」
一刀は簡単に答えた。
こうして、ハプニングがありながらもグアム島の旅行が始まったのだった。
西森「この小説をみている人よ!オラにアイディアを考える力をわけてくれー!」
学園ものは正直言ってネタが詰まります。
そこでアイディアを募集します。
内容は一刀と誰かがこんなシチュエーションをしてほしいというものです。
期限:2011年4月22日終りまで
(例)
一刀と白蓮が遊園地でデート(監視付き)
生徒・教師・オリキャラなんでもありです。文才のない自分に力を貸して下さい!(送られたアイディアを元にキャラはそのままでストーリーを考えます)