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116時間目「眠りの国ナイトメアランド」

一刀「とうとう蒼魔達と火龍の戦いが始まった。蒼魔・鳳賀・九龍はコンビネーションのとれた行動で火龍を攻める!だが火龍には全く効かず逆に窮地にたたされてしまう。だが蒼魔はわざと敵の技を食らい、隙をみて脱出する。そして蒼魔は新たなる力、究極進化をして仲間達から力をもらい火龍を打ち砕くのだった 」

火龍「まさかこの七天皇将軍の一人であるこの俺が負けるなんて!?あり得ないのだー! 」


ドッカーンッ!!


そして火龍は爆発していった。


ウィーンッ!


そしてバリアウェブが解かれると


一刀「大丈夫か!? 」


ダダッ!


蒼魔達に駆け寄る一刀達


蒼魔「一刀、しかしまぁあと少しあの炎を食らっていたらヤバかったぜ 」


一刀「お前はいつも無茶しすぎなんだよ 」


一刀にだけは言われたくないセリフである。


麗羽「猪々子、あなたは結局何をしていましたの!♯ 」


猪々子「えーっと、手を出した? 」


猪々子が言った瞬間


ギューッ!♯


猪々子「いはいれふよへいはしゃま!?(訳:痛いですよ麗羽様!?) 」


麗羽に頬を引っ張られる猪々子だった。


稟「すみません華琳様、なんの活躍もできず… 」


稟が華琳に謝ると


華琳「まぁ軍師にしてはよくできた方だし、帰ったら(ねや)に来なさい♪ 」


稟「華琳様と閨///…ブフーッ!! 」


ブバッ!!


華琳との閨を妄想して勢いよく鼻血を噴き出す稟


みんなが蒼魔達の勝利を喜んでいると


龍人「ふざけるんじゃねぇ!♯ 」


龍人達がいきなり騒ぎ出した。


龍人「こんな勝負なんて無効だ!ここにいる奴ら全員血祭りにあげてやるぜ!♯ 」


龍人が言うが


及川「あんたアホちゃうか?これだけの精鋭揃いに勝てるちゅうんかいな? 」


一刀を含めたフランチェスカのみんな(総勢50人以上)の実力は武官ならば龍人を軽く越える実力を持っているのだ。


だが龍人達は


龍人「んなことわかってるんだよ! 」


ガシッ!


村龍「ひっ!? 」


龍人は村龍に剣を突きつける。


龍人「お前達が一歩でもこっちに来たらこいつの命はないぞ! 」


龍人達は村龍を人質にしているのだ。


及川「なぁみんな、あいつは赤の他人なんやから別に動いても… 」


及川が言うと


じと〜っ


50人以上の瞳から及川に対して軽蔑の眼差しが向けられた。


及川「じょ…冗談やんか!?んな目でワイを見つめやんといてや!? 」


冗談にも限度があった。


龍人「動くんじゃねぇぞ! 」


こうしている間にも龍人が村龍に剣を向ける。


だがそんなとき


ボカンッ!☆ミ


龍人「いてっ!? 」


いきなり龍人は後ろから殴られた。


龍人「誰だ! 」


他の龍人達が殴った人物を探す。するとそこには


ズラリッ!


木の棒を持った村龍達がいた。


村龍「俺達はもうあんたらなんかにはビビらない! 」


村龍「人間だって七天皇将軍に勝つくらいなんだから俺達だって龍人くらい倒さなくちゃな! 」


先の蒼魔の戦いで村龍達は勇気を取り戻し龍人に反逆する決意をしたのだ。


龍人「(ヤバイ!?奴らの数は俺らの四倍以上だ!?) 」


最初はそうでもなかったがほとんどが一刀達に倒されてしまった。


ギロリッ!


たくさんの村龍達の視線が龍人達を睨み付ける。


孤狼「まだやる気なら俺が全員相手にしてやるぜ! 」


焔「待てあんまり暴れなくてイライラしてるんだ。俺に任せろ! 」


どちらが相手をしても龍人達は生きて帰れないだろう。


そして龍人達は


龍人「今日はこのくらいにしてやる!覚悟しておけよ! 」


ダダッ!


負け犬のように逃げていった。


小龍「ありがとう氷の兄ちゃん!兄ちゃんのおかげで村龍達に勇気が戻ったよ! 」


小龍が蒼魔に近づいてお礼を言うと


蒼魔「俺はただ気にくわない奴と喧嘩しただけだよ村龍達には何もしてないさ。それよりボウズ、お前の勇気もなかなかのものだぜ小さいのにすごい奴だな! 」


ポンッ!


蒼魔は小龍の頭に手を置く


小龍「てへへっ♪///兄ちゃん、俺はいつか兄ちゃんがピンチになったら助けにいくから待ってろよ! 」


蒼魔「その時はよろしく頼むぜ! 」


カンッ!


蒼魔と小龍は互いに拳を打ち合う


その時!


桃香「ちょっと!?あれ見てよ!? 」


桃香が指差した先は火龍が消えた場所。そしてその場所には


パァーッ!


謎の光が出ていた。


及川「この展開ってまさか!?新たな敵が出てくるんか!?ワイは一足先に逃げさしてもらうで! 」


ダダッ!


及川は誰よりも早く逃げようとするが


一龍「落ち着け!あれはそういうもんじゃない! 」


一龍がそれを制止させた。


一龍「あれは次の世界へと行く光だ! 」


一龍が言うと


鈴々「にゃにゃっ!?龍界ってここだけじゃないのかなのだ!? 」


一龍「そんなわけないだろ、他にあと6つの世界が龍界にあるんだよ 」


一刀「そういうことならすぐにいこうぜ! 」


一刀はすぐ次の世界にいこうとするが


鳳賀「待ってくれ一刀 」


鳳賀が一刀を呼び止める。


鳳賀「すまないが俺と九龍はここまでのようだ 」


九龍「俺達は蒼魔のように超進化していないからさっきの火龍の一撃で大ダメージを受けたからな、この先に進んでも足手まといになるだけだ。だったらこの世界で待つ 」


二人が言うと


蒼魔「すまないな一刀、俺も二人を残して先に行くことはできない 」


蒼魔も残るような発言をする。


一龍「まぁ光を通ればいつでも俺達のいる場所に行けるぜ、どうするんだ一刀?傷が回復するまで残るか? 」


一龍が言うと


及川「なに言うてんねん!こっちには医者の華佗がおるんやで傷くらいすぐに… 」


誰もが及川と同じことを考えていると思うが


蒼魔「馬鹿野郎!華佗の治療は自身の気を使う、つまり無限に使えるわけじゃないんだよ!こいつらだってほんとは行きたいんだ。でも、仲間を犠牲にしてまで先に進みたくないんだよ! 」


華佗「・・・ 」


蒼魔の言う通りである。華佗のゴッドヴェイドォーは自身の気を使って足りない分の気を補うようなもの、つまり治療した分華佗の気が減るのだ。


一刀「わかった。あとから必ず来いよ!待ってるからな! 」


蒼魔「あぁ、必ず追い付いてやるぜ!お前も皇帝なんかすぐに倒しちまえよ! 」


ダダッ!


こうして一刀達は蒼魔・鳳賀・九龍を残して次の世界に向けていった。


猪々子「麗羽様も残った方がいいんじゃ? 」


麗羽「何をいってますの!龍界のお宝は全てわたくしの…あらっ?この石は何かしら?宝石? 」


麗羽は道に落ちていた赤い宝石のような石を拾い


麗羽「この世の宝石は全てわたくしのものですわ 」


スッ


一刀達には知らせずに懐に仕舞う麗羽だった。


そしてその頃、一刀達が光を通って抜け出た先は


どよ〜んっ


まるで夜のように暗かった。


桃香「もうそんな時間なのかな? 」


華琳「でもまだお昼ぐらいの時間よ 」


一龍「この世界に朝はない。何故ならこの世界は永遠に夜が続くナイトメアランドだからな 」


一龍が言うと


風「通りで風は眠いと感じたのですよ〜 」


美以「みぃも寝るのにゃ 」


璃々「璃々も〜 」


コテンッ!


お子さま三人組は夜だとすぐに眠ってしまった。


紫苑「あらあら璃々ったら、こんなとこで寝たら風邪ひきますよ 」


華琳「風も行儀が悪いから起きなさい 」


ミケ・トラ・シャム『大王しゃま起きるのにゃ〜 』

しかし


風・美以・璃々『ZZZZZZ〜 』


起きろと言われてなかなか起きない三人だった。


一刀「仕方ない風は俺が背負うから紫苑先生は璃々ちゃんを、美以は桔梗先生お願いします 」


紫苑「仕方ないわね 」


桔梗「世話がやけるのぅ 」


ひょいっ


一刀達は三人を背負う


桃香「ところで一龍さん、この世界にいるっていうボスキャラはどこにいるの? 」


桃香が一龍に聞くと


一龍「この世界の支配者は月明の黒龍という奴なんだがさすがに場所は知らないな 」


及川「役立たずやんけ 」


及川が言うと


ゴチンッ!!☆ミ


及川は一龍に殴られた。


及川「焔かて似たようなこと言ったやんけ〜! 」


一龍「お前に言われると腹が立つんだよ♯ 」


一龍の気持ちはよくわかる。


一刀「場所がわからないんじゃ仕方がない。手分けして探すしかないな 」


そして一刀達が分かれて探そうとすると


?「七天皇将軍の居場所なら俺様が知ってるぜ 」


何処からか声が聞こえてきた。


蓮華「みんなあそこに見て! 」


そして蓮華が指差した先には


ブラーンッ!


逆さ状態の龍がいた。


バットル「俺様の名はバットル。コウモリ型龍さ 」


単に龍といっても様々な姿をした龍が龍界にいるのだ。


一刀「あんたさっき言ってた七天皇将軍の居場所を知ってるってホントか? 」


バットル「ホントだとも!俺様は嘘が大嫌いなんだからよ。あんたらの噂はこっちの世界にまで伝わってるんだ。だから俺様もあんたらに協力したくてね、こっちにいるから付いてきな 」


バササッ!


バットルは翼を広げて飛びまくる。


華琳「あんなの信用できないわよ 」


一刀「でもアイツしか知らなそうだしな 」


焔「もし奴が嘘をついたとしても奴を殺せばいい話だ 」


ダダッ!


一刀達はとりあえずバットルを信じて飛んでいった方角を追いかける。


そしてついた先は


モワッ!


不気味な花が咲く花畑だった。


朱里「ウツボカズラ(食虫植物)に似てますけどこんな花みたことありませんね? 」


雛里「龍界の新種かな? 」


ところがそこには城らしきものは何もない


焔「この野郎うそつきやがったな!焼き殺してやるぜ! 」


ボォッ!


焔が力をためていると


バットル「騙される奴が悪いんだよ、あんたらはすぐ黒龍様の食料になるのだからね! 」


パチンッ!


そしてバットルが指を弾くと


もわ〜っ!


花から出てきた花粉が一刀達にふりかかる。


一刀「何だよこの花粉…ZZZ〜 」


バタバタンッ!


そして一刀達は全員眠ってしまった。


バットル「ギャハハッ!バカな奴らだぜ!その花はネムリカズラ(架空植物)といって花粉を吸うと眠ってしまい、黒龍様を倒すまで目が覚めることはないのさ!さて後は俺様の隠れ家に連れておいて黒龍様に連絡するとするかな 」


一刀達はバットルの罠にかかってしまったのだった。


飛琳「飛琳だ。バットルの罠にかかり窮地に立たされたみんな、だけども私を含めて無事だったものが他に4人いたのだ。(誰かは次話までナイショ♪)そして隙をみて脱出した我々がどうしようかと悩んでいると、黒龍が現れてしまい私が黒龍と戦うことになった。次回、『飛琳先生の本気(マジ)!』教え子を守るのが教師の役目だ 」

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