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114時間目「炎と氷の激突」

一刀「龍界に入ってしまった璃々ちゃんの後を追って龍界に突入した俺達。だが着いた先は遥か彼方の上空に出てしまいこの高さから落下したら確実に死んでしまうが于吉の手によりそれは免れる。その後、龍人を見つけた俺達は後を追うと村に着き、龍人が村龍を傷つけようとしているのを見た俺と蒼魔は我慢できずに龍人達と戦ってしまうのだった 」


火龍が皇龍に連絡する前、一刀達は龍人と戦いを繰り広げていた。


一龍「(おいおいマジかよ!?) 」


一龍は驚いていた。何故なら龍人の戦闘力はだいたいプロレスラー三人がかりでようやく倒せるというものである。そういう相手を


一刀「おらっ! 」


蒼魔「そらよっ! 」


一刀達はたいして苦戦もせずに倒していた。(しかも超進化すらしていない)


それどころか


愛紗「ハァーッ! 」


ズバッ!


春蘭「だりゃーっ! 」


ズバッ!


一刀達だけでなくフランチェスカの生徒達も龍人を倒していた。


みんなだって一刀が九州に行っている間、常日頃から鍛練を繰り返し、その結果現在の実力は一刀と初めて出会った時より大幅に変化していた。


ところが


及川「くらえっ!『及川スペシャルサンダーストームナックル』! 」


麗羽「わたくしの一撃を食らいなさい! 」


ブォンッ!!


二人も龍人に攻撃を仕掛けるが


パシッ!


及川・麗羽『えっ!? 』


二人の攻撃は簡単に受け止められてしまい


龍人「こいつら弱いぞ!やっちまえ! 」


ドカカッ!


及川「ぎゃーっ!? 」


麗羽「このわたくしをボコボコにするなんて後で覚えておきなさい!♯ 」


軍師達とこの二人は龍人には勝てなかった。


美羽「七乃〜、いつまで隠れてればいいのじゃ? 」


七乃「お嬢様、戦いは野蛮な人達に任せればいいんですよ。私達はこうして岩になって隠れればいいんですからね〜♪ 」


1年B組 袁術美羽。麗羽のいとこで蜂蜜好き


1年A組 張勲七乃。美羽の世話係でその忠誠心は本来なら桃香達と同じ2年のはずだが留年してまで美羽と一緒の学年になるほど


この場合この二人の方があっているのかもしれない。


そしてあらかた龍人が倒された時


龍人「こいつら何て強さだよ!?人間ってのは俺達龍人より弱いんじゃないのか!? 」


一刀達は例外である。


龍人「中でもあいつは怖いよ!? 」


じっ


龍人達は孤狼を見つめる。


孤狼「おらおらっ!どうしたんだよ売られた喧嘩は買うのが普通だろうが! 」



龍人「ぎゃーっ!? 」


孤狼はいとも簡単に龍人をボコボコにしていた。


龍人「もうダメだ!?こんな奴らに勝てるわけねぇよ! 」


龍人「逃げるが勝ちだ! 」


ダダッ!


残った龍人達は逃げようとするが


ゴゴゴッ…!!


ピタッ!


何かの気配を感じて立ち止まる龍人達


龍人「この気はまさか!? 」


そしてそこに現れたのは…


バァーンッ!!


赤い姿で金色の瞳をし、翼を生やした巨大で純粋な龍。七天皇将軍の一人である烈焔の火龍であった。


ビビンッ!


一刀「(あいつからものすごい気を感じるな) 」


一刀は気の強さで相手の力量が分かるのだ。


龍人「あの…火龍様どうしましたか!? 」


火龍「貴様らが人間相手にふがいないからわざわざ俺が来たんだ。それにしても… 」


ガシッ!


龍人「ぐえっ!? 」


火龍は目の前にいた龍人の頭をつかんで持ち上げると


火龍「貴様、俺の軍のくせに逃げるとは恥さらしめ 」


めききっ!


龍人「お…お許しを!? 」


火龍の頭をつかむ力がどんどん強くなっていき龍人が許してもらうよう頼むが…


火龍「俺は戦場で逃げ出す奴はいらないんだよ 」


ボォッ!!


火龍が言うといきなり火龍の腕から炎が出てきて掴んでいた龍人を焼きつくす


ばらっ


掴まれていた龍人はあっという間に消し炭と化した。


蓮華「ひどい!? 」


華琳「仲間をなんだと思ってるの!? 」


火龍の虐殺行為にほとんどが恐怖を感じる。


火龍「さてと 」


くるっ


そして火龍は一刀達のいる方を向くと


火龍「貴様ら意外と強いな。我が軍に欲しいくらいだ 」


火龍が言うと


一刀「誰がお前なんかの軍に入るかよ! 」


蒼魔「一刀の言う通りだ。お前の軍には死んでも入らん! 」


かっこよく言う一刀達に対し、


及川「時給いくらですか? 」


簡単に裏切ろうとする及川だが


火龍「貴様はいらん 」


すぐに断られるのだった。


一刀「そんなことよりはっきり言いやがれ!何しに来やがった! 」


一刀が聞くと


火龍「決まってるだろうがお前達と戦いに来たんだよ! 」


スッ


そして構えをとる火龍


一刀「上等だ!修行の成果を見せてやるぜ! 」


バッ!


一刀も構えをとるが


蒼魔「待て一刀、こいつは俺にやらせろ! 」


孤狼「いいや、俺が相手になるぜ! 」


焔「炎使いなら俺の出番だろが! 」


次々とみんなが出ようとする。


火龍「仕方ない。龍界の掟に従い、ドラゴンライトで決めようじゃないか 」


一刀達『ドラゴンライト? 』


一刀達が何なのかを聞くと


火龍「お前達の中からランダムに出場者五人が選ばれる。そっちは俺を倒せば勝ちだが、俺は五人を倒せば勝ちというわけだ。貴様らの方がいい条件だろう 」


火龍が言うと


及川「何言うてんねん!こっちは五十人以上もいるんやで数減らされてたまるかいな、なぁかずピー! 」


しかし一刀の答えは


一刀「いいだろう。受けてたつぜ! 」


提案をのる答えだった。


及川「何でやねん!こっちは五十人以上もいるんやで圧倒的に勝利やんけ! 」



及川は最後まで言うが


蒼魔「お前わかってるのか?五十人以上いるといっても戦えないやつ(軍師達や及川、麗羽、璃々)がいるんだぞ!それにそんな卑怯な手は使いたくない 」


確かに正義の味方が五十人がかりで一人の敵に挑むのは卑怯である。


及川「卑怯もらっきょうもあるかいな!多人数で攻めた方がいいと思う人手をあげて! 」


バッ!


及川は元気よく手をあげるが


ガラーンッ


他には誰も手をあげてなく、手をあげていたのは及川だけだった。


ちなみに理由は


桃香「大勢でかかるのは卑怯だよ 」


正論派


孤狼「増えたら俺が戦う場がなくなる! 」


武道派


麗羽「このわたくしがブ男さんに賛同するはずないでしょう 」


及川を嫌う派に分かれていた。


火龍「どうやら話はまとまったようだな。言っておくがライトで誰が選ばれるかは俺にもわからんぞ 」


一刀「御託はいいからさっさと始めやがれ! 」


火龍「威勢がいいようだな。ではライトスタート! 」


パチンッ!


火龍が指を弾くと


パパパッ!


五つのライトが転々とみんなを照らしていく。


火龍「ストップ! 」


ピタッ!


そして選ばれたメンバーは


バンッ!


蒼魔、鳳賀、九龍、猪々子、稟の五人であった。



蒼魔「よっしゃ!いくぜ 」


鳳賀「三人揃って戦うのは久しぶりだな 」


九龍「俺、たくさん暴れる! 」


猪々子「何であたいなんだ? 」


稟「この話が114話目だから114(猪々子)で考えた西森の都合でしょう 」


何のことだかわからない!?


火龍「それではメンバーが決まったところでさっさと戦うとしよう。言っておくが他の奴が参戦した場合 」


ガシッ!


龍人「へっ!? 」


火龍は近くにいた龍人の頭をつかむと


ポイッ!


戦いの場であるフィールドに投げ捨てた。すると…


ビリリーッ!!


龍人「ぎゃーっ!? 」


プスンッ!


火龍「このように高圧電流より強い電流が流れて入ったものはもちろん、中にいる仲間にも危害が加えられるのさ 」


火龍が言うと


蒼魔「またお前は仲間を粗末に扱いやがってぶっ殺してやるぜ!♯ 」


ゴォーッ!!


火龍の残忍さに再び蒼魔がキレる。


一刀「蒼魔、無茶するなよ 」


一刀が蒼魔を心配すると


蒼魔「一刀、一つ言っておくぜ。究極になれるのはお前だけだと思うなよ! 」



一刀「えっ!? 」


その言葉に一刀は驚いた。


そして出場者がフィールドに立ち並ぶ


鳳賀「九龍、暴れようぜ! 」


九龍「俺、たくさん暴れる! 」


猪々子「まぁ選ばれちまったから仕方ねえよな 」


稟「何故私は選ばれたのでしょう? 」


蒼魔「(絶対にこいつを倒す!) 」


闘志が燃え上がるメンバー達。そして今、戦いが始まる。


鳳賀「鳳賀だ 」


九龍「九龍だ! 」


鳳賀「ついに始まった火龍との戦い、だが七天皇将軍の実力は俺達の予想を超えていて危機に陥ってしまう 」


九龍「だけどその時、蒼魔が新たなる力を解放した 」


鳳賀・九龍『次回、『究極の友情』

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