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113時間目「第一の国グリーンランド」

一刀「龍界に行くため俺は一龍と戦うことになった。一龍の強さは超進化した俺をはるかにしのぐ力であり究極進化しても敵わないくらいだったが隙をついて攻撃し俺は龍界に行く権利を得た。そして数日が経ち俺が龍界に行くために門がある場所に行くとそこには桃香達や蒼魔達がいた。そして仕方なく俺はみんなを龍界に連れていくのだった 」


一刀「璃々ちゃん!? 」


スッ!


龍界に通じる門に入ってしまった璃々の後を追って門に入る一刀。


桃香「一刀くん!? 」


蒼魔「俺達もいくぜ!? 」


スススッ!


そして後を追うように入り込む仲間達


飛琳「それでは行ってくるぜ! 」


貂蝉「みなさん、教師として頼んだわよん♪ 」


卑弥呼「年齢制限があるのではわしらは入れんからのう 」


龍界に入るには年齢制限があるため貂蝉と卑弥呼は残ることになった。(それならば紫苑、桔梗、祭先生は…)


ドグボッ!!


紫苑「さっさと行きましょうか 」


桔梗「久々に暴れてやるか! 」


祭「腕がなるわい! 」


スススッ!


冥琳「まったく、我々は喧嘩しに行くわけではないのに 」


雪蓮「いいんじゃないの!それより私達も行くわよ! 」


スススッ!


そして向かう全員が入った後


聖龍・紫龍・銃龍・鎧龍・紅龍・白龍・美龍『結界・封! 』


ゴゴゴッ…!!


再び門に結界が張られた。


貂蝉「頼むわよんみんな 」


そして龍界に行ったみんなはというと


龍界


及川「まさか驚いたわ〜、龍界に入った思たら着いた先がいきなり… 」


龍界に入った途端、着いた先は


ヒューンッ!!


及川「はるか上空なんてあんまりや〜! 」


現在、一刀達は空から落下していた。


一刀「大丈夫か璃々ちゃん!? 」


璃々「お兄ちゃん! 」


ギュッ!


璃々は一刀に抱かれていた。


もちろんパラシュート類なんて持ってきているはずがない


一刀「仕方ない!ドラグーンナイツは超進化してみんなを抱えて空を飛ぶんだ! 」


ドラグーンナイツ『わかったよ!超進化! 』


パァーッ!


一斉に超進化するドラグーンナイツと飛琳先生


※超進化すると飛行能力が追加されるのだ。


一刀「それじゃあいくぜ! 」


ところがだ…


ズッシリ!


一刀「何で俺に集まるの!? 」


一刀に群がるのは当然のごとく一刀大好きっ娘のみんな


桃香「だって一刀くんなら安心だし 」


華琳「あら、私を助けないっていうの? 」


蓮華「私は一刀の一番近くにいたからな 」


月「へぅ〜、お願いします 」


天和「どうでもいいじゃん♪ 」


凪「重くないですか? 」


璃々「お兄ちゃん! 」


まだ空を飛ぶことができない人はよかったが


恋「…恋も 」


雫「じゃあ雫ちゃんもなの〜♪ 」


超進化して空を飛ぶことができるはずの恋と雫も一刀に抱きついていた。


一刀「ぐおっ!? 」


いくら一刀でも十人も抱けるわけがない。どんどん降下していく


さらに重量オーバーなのか他のみんなも落ちていった。


左慈「このままじゃ墜落しちまう!?于吉、札を使え! 」


左慈が言うと


于吉「左慈の指示ならば 」


スッ


于吉は懐から数枚の札を取り出した。


于吉「軟化の札! 」


シュシュシュッ!


そして于吉は札を地面に投げると


ぽよんっ♪


いきなり地面が柔らかくなった。


ボインッ!ボインッ!


そして地面に着地するみんな


及川「ウッキー(于吉)こんなことできるなんてすごいやん!? 」


于吉「普段はあまり使いませんけどね 」


及川が于吉を誉めていると


一刀「ここが龍界か 」


バァーンッ!


着いた先は広大な大地


華琳「空気は人間界より美味しいわね 」


真桜「せっかくやし、着いた記念にみんなで写真とろか〜♪ 」


スッ


真桜はデジカメを取り出すが


真桜「あれっ?おかしな壊れとるで!? 」


デジカメは壊れていた。


一龍「この龍界では特殊電波が流れているから人間界の電子機器(デジカメやケータイ)は使えないぞ。そんなことよりここは緑あふれるグリーンランドのはずだが全然緑がないな 」


回りはどうも焼け野原のようだった。


焔「何だよお前龍界の案内人のくせに知らないのかよ 」


一龍「誰が案内人だ!♯ 」


そしてみんなが騒いでいると


凪「あれっ? 」


沙和「凪ちゃんどうしたの? 」


凪「何かがこちらに向かってくる 」


気を感知できる凪は気配を読むことも可能なのだ。


一龍「ヤバいな巻き込まれたら龍界の奴らに俺達が来たことがバレちまうぜ!? 」


一龍が困ると


左慈「于吉、隠蔽(いんぺい)の札を使うんだ 」


于吉「了解ですよ左慈 」


スッ


于吉は懐から札を出すと


于吉「隠蔽の札! 」


パッ!


一刀達の体が急に見えなくなった。


及川「ウッキーすごいやん!今度一緒に更衣室覗きに行こうやないか♪ 」


于吉「興味ありません。それにこの術は声まで消せませんから静かにしてください! 」


一刀「于吉って案外すごいやつなんだな!? 」


華佗「学園対抗武道大会に出なかったのが不思議だぜ!? 」


みんなも于吉のすごさに驚いていると


凪「静かにしてください!そろそろ来ます! 」


シーンっ


凪の指示で普段口うるさい麗羽も黙り全員が静かになる。


そしてやって来たのは


ブルンブルンッ!!


妙なバイクのようなものに乗った龍人であった。


龍人「おかしいな、確かにこの辺で強い気が発生したと聞いたんだがな 」


龍人「通信計測部の間違いだろう。それよりも早く村に行って村龍から食料と金を奪わなければ! 」


ブルンブルンッ!!


そして龍人達は去っていった。


龍人達が立ち去った後


于吉「解! 」


パッ!


于吉は術を解いた。


及川「何やねんあの化け物は!?間違えて特撮スタジオにでも入ったんとちゃう!? 」


華佗「そんなわけないだろ! 」


桃香「誰なのあの人(?)達 」


桃香が聞いてくると


一龍「確かあいつらは火龍軍の奴らだ。戦闘力はだいたいプロレスラーが三人がかりでようやく倒せるほどの実力だ 」


一龍が言うと


一刀「とりあえずあいつらを追ってみようぜ。何かわかるかもしれないしな 」


ダダダッ!


とりあえず気付かれないよう後をつける一刀達


そして着いた先は村であった。

華琳「何か言ってるようだけどここからじゃ遠くて聞こえないわね 」


蓮華「こういう時こそ明命、あなたの出番よ! 」


明命「わかりました! 」


1年A組 周泰明命。猫が大好きな彼女は隠密であり読唇術(唇の動きで何を話しているかわかる術)が得意であった。


さっそく読唇術で会話を聞いてみる明命


龍人「お前ら!さっさと金と食い物を寄越しやがれ! 」


龍人「この世界が平和なのはカイザー軍の一員である七天皇将軍の一人火龍様のおかげだろうがよ! 」


ざわざわっ


龍人の暴力に怯えまくる村龍達


ところが


?「何が火龍様のおかげだよ! 」


朱里くらいの背丈で黄緑色の体と青目で赤い翼を生やした小さな龍が龍人に抗議していた。


村龍「やめなさい小龍(コドラ)!龍人に逆らったらどんな目に遭わされるか!? 」


村龍が止めようとするが小龍は


小龍「嫌だい!みんなはお前達が怖いから言えないけど僕は言ってやる!火龍がこの世界をおさめた途端、緑豊かだったこの世界を焼け野原の『フレイムランド』に変えやがって!こんなことする奴を誰が認めるものか! 」


小龍が言いたいことを言い終えると


龍人「このガキーッ!!♯将軍侮辱罪で死刑にしてやるぜ!♯ 」


ジャキンッ!!


龍人は剣を構える。


それを遠くから見ていた一刀達は


桃香「大変だよ!?あの子を助けないと!? 」


バッ!


桃香が飛び出そうとするが


一龍「待て!あれが龍界では普通なんだよ!逆らえば自分が殺られる偉い人には逆らえない。それが龍界の掟だ。それに今出ていってもし見つかったら… 」


一龍が言うと


月「あの〜、一刀さんと蒼魔さんの姿が見えないんですけど 」


いつの間にか一刀と蒼魔がいなくなっていた。


その二人はというと


龍人「死にやがれくそガキがーっ!! 」


ブォンッ!!


小龍「!? 」


龍人の降り下ろした剣が小龍に当たりそうになったその時!


ぽんっ!


?「おいっ 」


龍人「何だよ!♯ 」


くるっ


急に肩を叩かれた龍人が叩かれた方を向いた瞬間


ドグボッ!! ドサッ!


龍人はいきなり殴られてぶっ飛ばされた。


龍人「貴様らは何もんだよ!? 」


味方を殴られた龍人が殴った人を見ると


一刀「正義の味方その1参上! 」


蒼魔「同じくその2参上だ! 」


バンッ!


そこには一刀と蒼魔がいた。


一龍「あの馬鹿どもが!? 」


鳳賀「まぁあれが二人のいいとこでもあるけどな 」



九龍「困っている人(?)見過ごせない! 」


ダダッ!


そして鳳賀と九龍も一刀と蒼魔の元に向かう。


孤狼「待ちやがれ!俺の分も残しとけよ! 」


焔「ここで修行の成果を見せるのも悪くないな! 」



ババッ!


そして次々と駆けていくみんな


一龍「あーもうっ!どうなっても知らないからな! 」


そして一龍も駆け出していった。


その頃、別世界にある皇龍の城・皇帝神魔城では


皇龍「鬼龍に狐龍よ、人間界はどうであった? 」


龍界皇帝皇龍が人間界に出向いていた鬼龍と狐龍から話を聞いていた。


狐々「…普通 」


鬼龍「兄上、多少強い奴はいましたが我々の敵ではありません。皇を倒した北郷一刀という人間も対したことありませんでしたよ 」



皇龍「ほう、そうか 」


皇龍が返事を返すと


ビーッビーッ!


突然城に連絡が入った。


皇龍「この信号は火龍のフレイムランドからか、鬼龍回線を繋いでくれ 」


鬼龍「わかりました兄上! 」


パチッ!


鬼龍は城とフレイムランドの回線を繋いだ。


火龍「皇帝陛下、こちらフレイムランドの火龍です 」


皇龍「わざわざこの私を呼ぶだなんて何の用だ? 」


皇龍が聞くと


火龍「実は部下が人間に苦戦しているという情報が流れましたので映像を見てみましたら陛下が興味を持つ人物がいましてね 」


皇龍「誰だ? 」


皇龍が聞くと画像が送られてきた。


火龍「皇を倒した北郷一刀という男です。いかがなさいます? 」


報告を聞いた皇龍は画像を見つめると


皇龍「鬼龍、七天皇将軍全員に伝えろ!北郷一刀ならびに仲間全員を殺したものには望みを叶えてやるとな 」


鬼龍「御意! 」


皇龍「北郷め、まさか龍界に乗り込んでくるとはな、だが貴様は私が殺してやるぜ! 」


早くも皇龍のターゲットにされた一刀達だった。


蒼魔「蒼魔だ。龍人をやっつけていたら奴らの親玉が現れて俺らと戦うことになった。だが数で攻めるのは嫌なので分かれて戦うことになり見事その一人に俺が選ばれたのだった。次回、『炎と氷の激突』俺はもう二度と炎には負けないぜ! 」

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