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110時間目「龍の襲来」

一刀「身体検査のある日、及川の女子の身体検査覗きを阻止するためにいった俺だが何故か及川と一緒に覗きをするはめになってロッカーに入れられた。すぐに出ようとするが外から鍵がかけられているので開けることができない!?しばらくおとなしくしようと思っていたが及川が興奮して隠れていたことがバレてしまった。そして俺に命の危機が迫った時、華佗から渡された薬によって命は助かったのだが桃香から渡された身体検査の用紙に書かれている北郷一子って誰だ? 」

現在時刻・PM9時


ここはフランチェスカ学園の最寄り駅から急行で5駅ほど離れた駅の本屋


店員「ありがとうございました 」


ガラーッ!


その本屋から現れたのは


一刀「よしっ!エロ本Getだぜ! 」


ぐっ!


パッと見、誰だかわからないくらい変装をした一刀がそこにいた。


一刀「フランチェスカ学園近くの本屋だと知り合いに見つかる確率が多いかもしれないからなだからこうして変装してまでエロ本買いに来たわけだぜ♪ 」


一刀はもう18歳なので大抵のエロ本を買えるようになっていた。


一刀「おっと、急いで帰らないと電車に間に合わなくなるな 」


こっそり寮を抜け出してきたので瞬間移動で帰るわけにはいかなかったのだ。


そして何とか電車に乗り込んでフランチェスカ学園の最寄り駅にたどり着いた一刀


一刀「さて、急いで帰ってエロ本を拝見するとしますか 」


ダダッ!


そして一刀が急いで寮に戻ろうとすると


一刀「おやっ? 」


ポツンッ


女の子が倒れているのを発見した。


一刀「大丈夫かきみ!? 」


ガバッ!


一刀が倒れていた人を抱き上げると


ぐぅ〜〜っ!!


一刀「えっ? 」


?「お腹…空いた… 」


しばらくして


ガツガツ!! もぐもぐ!!


倒れていた女の子は一刀の部屋に連れていかれてご飯を食べていた。


一刀「お味はどうかな? 」


一刀が聞くと


?「美味しい♪ 」


忘れている人もいると思うが一刀の料理の腕は神の舌をもつ華琳が満足するような料理の達人である。


かたんっ!


そして女の子が料理を食べきると


一刀「俺は一刀、きみの名前は? 」


一刀が女の子の名前を聞いてみると


狐々「狐龍(こりゅう)、だけど一刀なら狐々(ここ)って呼んでもいい 」


一刀「そうか、それで狐々ちゃんはあんなとこにいたけどどこから来たの? 」



もしかしたら家出少女かもしれないので一刀が聞いてみると


狐々「お兄ちゃんとはぐれた。それだけしか言えない… 」


まだ狐々には何か秘密がありそうだが深くは聞かない一刀だった。


狐々「ご飯ありがとうもう帰る 」


ガタンッ!


そして狐々が帰ろうとすると


一刀「おいおい、もう夜中の11時だよ。一晩くらい泊まれば? 」


だが狐々は


狐々「近くにお兄ちゃんの気配感じるからダメ。それじゃあ 」


ダッ!


狐々は玄関に向けて走っていった。


狐々「ご飯のお礼にひとつ教えてあげる。この地球(ほし)から早く逃げた方がいいよ 」


ダッ!


そして狐々は走っていった。


一刀「狐々ちゃん、それにしても気を計る力がおかしくなったのかな?あんな璃々ちゃんくらいの背丈の子が皇より高い気の持ち主だなんて 」


それが一刀が感じた妙な違和感だった。


だがこの時一刀が気付いていれば後に起こる大きな戦いが起きなかったのかもしれない。


そして一刀の部屋を出た狐々はというと


タタッ!


狐々「ハァハァッ 」


夜中の町を急いで駆けていた。そんなとき


スッ


狐々の前に見知らぬ男が現れた。


狐々「鬼龍!? 」


現れたのは狐々の弟である鬼龍だった。


鬼龍「ココさん、どこにいっていたんですか心配しましたよ! 」


狐々「ごめんなさい 」


狐々が鬼龍に謝ると


鬼龍「まぁいいでしょう、それにしてもこんな戦闘力が低い星を狙うなんて兄上は何を考えているのやら?まぁ兄上のことだから何か考えがあるのでしょう。でも油断しないでよココさん、人間の中でも北郷という奴はしたっぱながら皇を倒すほどの実力者だそうですので 」


狐々「大丈夫!龍界に恐怖を招く奴は狐々が倒す! 」


狐々は北郷が一刀ということを知らなかった。


そして次の日


フランチェスカ学園


ズーンッ!


学園の前に鬼龍と狐々が立ち並んでいた。


鬼龍「ここが北郷の通うフランチェスカ学園か 」


狐々「確かに他の人より強い気がごろごろしてる 」


鬼龍「だが我ら龍族の前ではその力もカトンボ同然ですがね 」


二人が言うと


及川「そこにいるかわいこちゃん♪転入生かいな? 」


及川が狐々に話しかけてきた。


狐々「鬼龍、この人誰? 」


鬼龍「わからないけど戦闘力がものすごく低いね 」


ちなみに及川の戦闘力は僅か1である。(〇ラゴン〇ールでいうなら農家のおじさんが2なのでおじさんより低いのだ)


及川「あんたがこの子の家族ですか?わいにください! 」


ペコッ!


及川が鬼龍に頭を下げると


鬼龍「うせろ! 」


及川「へっ? 」


ドグボッ!! ズシャシャーッ!


鬼龍は及川の顔の横をおもいっきり蹴飛ばした。


普通の人間ならば首がとれているのだが


及川「痛い蹴りですね 」


ガクッ!


及川は生きていた。


狐々「地球の奴らってみんな頑丈なの? 」


鬼龍「わかりません 」


及川にしかできないことである。


蒼魔「おいっ!そこのお前! 」


鬼龍「んっ? 」


呼ばれた鬼龍が振り向くと


蒼魔「お前一体何者だ!人間じゃねぇな! 」


バンッ!


そこには蒼魔、焔、恋が立ち並んでいた。


ちなみに鬼龍と狐々は見た目でバレないよう人間に近い姿にしている。


鬼龍「ほぅ、あなた達は人間だというのに僅かながら龍の気配がしますね 」


蒼魔「いいから質問に答えやがれ!テメェらは何者だ! 」


蒼魔が聞くと


鬼龍「我が名は鬼龍、龍界より来た者です 」


狐々「狐々は狐龍、同じく龍界から来た者 」


バンッ!


二人が名乗ると


恋「…龍界ってどこ? 」


焔「んなこと知るかよ! 」


蒼魔「ただわかっているのはあいつらをほっておいたら何かヤバイことが起きるってことだ!いくぜ超進化するんだ! 」


パァーッ!


鬼龍「ほぅ、人間が超進化できるとはね。ココさんは下がっていてくださいあなたの出る幕じゃない 」


狐々「わかった 」


蒼魔「いくぜーっ! 」


そして戦いが開始された。


その頃、一刀は


一刀「やべぇ遅刻だ〜! 」


結局一刀は一日中エロ本を読みまくり途中で眠ってしまい目が覚めたら朝になっていた。


一刀「今日遅刻したら宿題倍だってのに最悪だぜ 」



クイッ!


そして一刀が学園に入るための曲がり角を曲がって学園に入ると


一刀「!? 」


一刀は驚いた。何故ならば…


バンッ!ババンッ!


そこには蒼魔達が倒れていたからだ。


一刀「どうしたんだみんな!? 」


ガバッ!


一刀は一番近くにいた蒼魔を抱き起こすと


蒼魔「一刀、遅いじゃねぇか 」


一刀「そんなことより何があったんだよ!? 」


一刀が聞くと


鬼龍「ほぅ、あなたが北郷一刀ですか 」


バンッ!


声が聞こえた先には鬼龍と狐々がいた。


一刀「お前らは何者だ! 」


鬼龍「はじめまして、我が名は鬼龍。カイザー軍三大龍将軍の一人です 」


狐々「狐々は狐龍。同じくカイザー軍三大龍将軍 」


スッ


一刀は狐々を見ると


一刀「君は昨日の少女!?何で君が!? 」


狐々「あなたが北郷一刀だなんて知らなかった。けどお兄ちゃんの命令だからあなたを殺す 」


スッ


狐々は飛び出そうとするが


鬼龍「ココさんやめなさい。あなたが暴れたらこの星が壊れてしまいますので私がいきますよ 」


スッ


鬼龍が構えると


鬼龍「さて、皇を倒したその実力を見せてもらおうか! 」


シュンッ!


一瞬のうちに鬼龍が消えた。


一刀「瞬間移動か!? 」


鬼龍「ちょっと違うよ 」


シュンッ!


いつの間にか鬼龍が一刀の後ろに立つと


鬼龍「くたばりな! 」


ブォンッ!!


鬼龍は一刀に拳を繰り出した。


だが


シュンッ! スカッ


鬼龍「ほぅ 」


パッ


一刀もすぐに超進化して瞬間移動で避けたのだった。


一刀「(こいつ、強い!?) 」


一刀が驚いていると


鬼龍「言っておきますが我が兄でありカイザー軍皇帝の皇龍は私よりも強いぞ! 」


!?


それはすなわち鬼龍にすら勝てなければ皇龍を倒すことは不可能に近いのだ。


シュンッ!


そして一刀が驚いている間に鬼龍が一刀の前に現れると


ドグボッ!!


一刀「ごはっ!? 」


鬼龍は一刀の腹に膝蹴りをおみまいした。


鬼龍「この程度の奴に皇が負けただなんてあいつはやはり龍族の恥さらしだな 」


だが一刀も終わってはいない


一刀「そんなに見たけりゃ見せてやるよ 」


鬼龍「? 」


鬼龍が?を浮かべていると


一刀「ハァーッ!! 」


ゴゴゴッ…!!


ものすごい気が一刀の体を包み込んでいき


ジャキンッ!!


一刀「究極騎士光龍 」


バンッ!


一刀は究極進化した。


鬼龍「まさか人間が究極進化するなんて!? 」


さすがの鬼龍も驚く。


一刀「『聖俄龍光撃波』! 」


ズドォーーンッ!!


一刀の両手から光の気が放たれて鬼龍に直撃した。


だが


鬼龍「なるほど、皇を倒した実力は本物のようだな 」


鬼龍は少し服が破けただけで怪我ひとつしていなかった。


一刀「バカな!?俺はフルパワーでやったんだぜ!?何故無傷なんだよ!? 」


一刀が驚いていると


鬼龍「ココさん、兄上に報告するために一旦帰りましょうか? 」


狐々「帰る 」


スッ


そして二人は空中を飛んだ。


鬼龍「北郷一刀、近いうちに我々龍族はこの地球をいただきます!阻止したければ龍界に来ることですね 」


シュンッ!


そして二人は消えていった。


一刀「龍界だと!? 」


優神「どうも一刀の祖父の優神だ。いきなり一刀が現れて龍界について聞いてきたので私は一刀に龍界について教えることにした。そして全てを話した私は龍界の門を開くとことにしたのだが…。次回、『龍界と聖龍騎士団』一刀、頑張れよ 」

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