表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

第二話  ノミ発生

 二~三日してロンのお腹の方を触っていると、小さな黒いものが動いているのを見つけた。

「ノミだ」よく見ると一匹や二匹ではない。

どうすれば良いのだろうと思い、会社に猫を飼っている女子社員がいたので聞いて見た所

「風呂に入れて石鹸で洗ってやりんさい」と教えてくれた。

 家に帰って早速裸になり風呂の窓を閉め、ロンが逃げないように私の腹の所へ抱え、ぬるめの温度にしてシャワーで湯をかけると、嫌がって逃げようと手足を踏ん張ってあがいた為、私の胸も両足の内モモも、ロンの手足の爪で傷だらけになった。

それでも我慢して、そのままの体制で石鹸をつけて洗ってやった。いくら石鹸をつけてもあまり泡立たなかった。

シャワーで洗い流して、外で待っている女房に渡した。

 女房はバスタオルにくるんで拭いてやり、乾かそうとドライヤーをかけると、嫌がって逃げて自分で舐めて乾かした。

 ノミは殆ど残っていた。

「どうしようか、普通の人間用の固形石鹸ではダメなのか?」と思い、島内にあるホームセンターにいって探して見ると、猫用のシャンプーを売っていたので買って来た。

 子猫をあまり続けて風呂に入れると、弱るかと思い四日開けて入れた。

又痛いのを我慢して、腹に抱えて洗ってやった。今度はいなくなっただろうと、調べてみると未だノミが残っていた。

 猫を飼っている人に風呂に入れ方を聞くと、前足を風呂の壁に掛ける様にして、下に置いて洗っているのだと教えてくれた。

 四~五日して丁度良い時に、百合がロンに会いたくて里帰りしてきた。ノミの事を話すとロンの身体を調べていたが、ノミが顔の所を出入りしているのを見つけ

「ほんまじゃ気が付かんかった」といった。

 又風呂へ入れる事にした。

百合がバスタオルを持って外で待っていた。私は内股の傷を見てもらおうと思って

「これ見てや」と言ったら、百合が

「イヤン」と言って顔をそむけた。

 今度はロンを下に置いて洗ってやった。

今までは洗って直ぐにあげていたが、ノミを殺す為にシャンプーをした後、泡がついたままにして、私が先に洗ってからも少し待って、ノミが窒息したのではと思う頃に、洗って上げた。

 今度は完全にノミがいなくなっていた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ