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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第85話 小樽港

 オレは艦長席で端末類をモニターしながら豚生姜焼きセットを食べてるけど、ミズキは艦橋の一番前から真っ暗な外を見ながらいちごミルクプリンを食べている。


「レイナ、外は真っ暗だけど、何か見えるの?」


「うん?特にないけどー、他の船の光みてるとキレイなんだよねー。あれは漁船の集魚灯なのかなー?」


「あぁ、漁火ってやつだね。函館が近いから、イカ漁船じゃないのかな?」


「イカ漁船かー。苫小牧で食べたイカ、甘くて美味しかったよねー。今度は函館のイカそうめんが食べたいなー。次に北海道上陸したら食べられるかなー?」


「イカそうめん、良いよね。新鮮なイカがあれば出来ると思うから、たぶん北海道ならどこでも食べられるんじゃないのかな? オレも食べたくなってきたな、イカそうめん、ビールにあうんだろうな。」


「ユーさんは何でもビールとあうって言うんだなー。」


「そうかな? アハハ。」


2人で他愛もない話をしていると、ムサシが情報報告してきた。


『今、津軽海峡を抜けました。』


「よし、混雑海域は無事抜けたね。、武蔵、小樽港へ向けて、速度30ノット。」


「30ノット、第一戦速了解。」

ミズキが復唱する。


「津軽海峡を抜けたんで、しばらくは特に問題なさそうだから、オレたちも仮眠しておこうか。」


「了解ー。」


「ムサシ、小樽港から30キロの地点になったら艦内にコンディションイエロー発令してくれるか。」


『小樽港から30キロ地点でコンディションイエロー発令、了解です。』


「じゃ、ムサシお願いねー。」


部屋に戻って、ベッドに潜り込む。小樽では確実に戦闘になるから、今のうちに少しでも仮眠をとっとかないとね。


 『ヴワー、ヴワー、ヴワー。』

艦内アラームが鳴った。


『艦内コンディションイエロー発令、間もなく小樽港から30キロ地点です。艦内コンディションイエロー発令、間もなく小樽港から30キロ地点です。』


艦橋へ上がるとレイナ、ミズキ、シオリの3人が居た。


「さぁみんな、これからがツキノワグマの本番だ。しっかり頼むよ。」


「了解ー。」

「了解。」

「了解です。」


『ヴワー、ヴワー、ヴワー。小樽方面から敵対艦ミサイル20発。』


「やっぱり来たか。コンディションレッド発令、戦闘システムセーフティーロック解除、オールウェポンズフリー。対空戦闘用意。索敵、監視はムサシへ移譲。全クルー戦闘配置。」


「コンディションレッド発令、戦闘システムセーフティーロック解除了解。」

「オールウェポンズフリー、対空戦闘用意了解!」

「索敵、監視を移譲、速度このまま、戦闘配置了解!」


『敵対艦ミサイル、主砲射程距離に入ります。』


「レイナ、頼む!」


「了解!1番主砲、高エネルギーレーザーモードで連続発射、目標敵対艦ミサイル!」


クォォン、ブゥーン、 バァーン。ヴババババババババババ。


『敵対艦ミサイル全弾迎撃しました。』


「よしっ、終わり! ちょっと物足りない位だな!」


「千歳が奪還されてるから航空兵力が制限されるんで、対艦ミサイルと機雷がメインになるんじゃないかな。」


『前方1.5キロ、海底付近に機雷反応あり。沈底機雷と思われます。』


「ほら、やっぱり。ミズキ、頼むぞ。」


「了解、掃海準備、艦底電磁バリア展開っ!」


『右舷前方1.5キロ、海底付近に機雷反応あり。沈底機雷と思われます。』

『左舷前方1.5キロ、海底付近に機雷反応あり。沈底機雷と思われます。』


「敵さんも千歳が奪還されたんだから、次は小樽だって解ってるよな。思いっきり機雷敷設してくれてるじゃないか。」


「でも、武蔵には全然通用しないからねー。指向性ショックウェーブ、前方120度に展開して照射っ!」


ドドドドォォン。

前方、正面左右の至るところで海面が爆発で大きく盛り上がる。


『機雷処理完了しました。』


「ふん、これっくらじゃ、ちっとも歯ごたえ無いわねー。」


まぁ、通常の護衛艦隊だったらこの機雷陣だけでも十分に有効だったと思うけどね、ウチがチート艦なだけで・・。


東の空が薄っすらと明るくなってきた。


「あ、あの正面の明るい一帯が小樽港かなー?」


『正面方向、小樽港です。』


「来たね、小樽港。ムサシ、小樽港を最大望遠でメインモニターへ映して。」


『了解、最大望遠です。まだ光量不足で光学映像では映らないので、赤外線撮影を加工して表示します。』


メインモニターに岸壁が映し出される。え?岸壁に何か並んでるぞ?あ、戦車だ。


「うわ、戦車がお出迎えだよ。作戦を考えよう、武蔵、機関出力停止。」


「了解、機関出力停止。敵戦車の射程距離外で停船。」


武蔵の速度が落ちて、小樽港に向かう形で止まった。


「ユーさん、どうする? 高エネルギーレーザーで一気に薙ぎ払っちゃう?」


「いや、苫小牧の時と違って、ロビスコの向こう側には地上部隊が居る可能性があるから、武蔵の火力で攻撃しちゃうと自軍にも被害が出る可能性があるんだよね。」


「そうか、じゃ、シオリに全部まとめて洗い流してもらう?」


「出来れば、港にも市街地にも影響を最小限にしたいんだ。何かいい案はないかな?」



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