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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第81話 乗艦

 翌朝もアラームの前に自然と目が覚めた。でも、休暇もおしまい、後は朝食を済ませたら武蔵に戻るんだな。旅行とかで行きの飛行機は楽しいけど、帰りの飛行機には乗りたくない、みたいな感じになる、あの気持ちになってきたよ。


そうは言っても、どうにかなるものでもないし、武蔵に戻って北海道奪還も進めなきゃならないし、しばらく楽しく過ごせたことに感謝して、気持ちを切り替えていきましょか。


シャワーを済ませて、荷物を片づけてからラウンジへ向かう。

ラウンジには既に全員が揃ってた。


「おはよー、ユーさん。」

「おはよう。」

「おはよう御座います。」

「おはよう御座います、ユーさん。」


「みんなおはよう。もう皆揃ってるんだね。」


「私達も今来たばっかりですよ。まだ朝食のオーダーもしてないし。」

シオリが答えた。


「あ、そうなんだ。ちょうどピッタリだったんだね。」


「武蔵に戻る時間が決まってるから、朝食もそれに合わせて食べるから、そうなっちゃうよね。もう少し苫小牧に居たいけんだけどな。」

レイナがちょっと拗ねたような顔で言う。


「だよねー。まだ帰りたくないよねー。」


「北海道の奪還が終わったらまた休暇が取れるんじゃないかな。武蔵ならすぐに終わらせられるよ、きっと。さ、ご飯食べようよ。」


「はい、じゃ、わたしがまとめて注文するよー。わたしはコンチネンタルブレックファストだなー。」

「私も同じでお願いします。」

「アタシは昨日と同じ、アメリカンブレックファストで。」


「オレは今朝は和朝食にしようっと。ジュンさんはどうしますか?」


「私は今朝はコンチネンタルにします。」


「ハイ、了解、レストランに電話するよー。」


スタッフが配膳ワゴンを押してやってきた。


オレの和朝食は、焼き鮭、にしんの甘露煮、きんぴらごぼう、菜の花のおひたし、味付け海苔、とろろ、お新香、ワカメと豆腐の味噌汁のセットだ。ほっこりするね、こういうメニューって。

甘く煮つけたホロホロのニシンが美味いぞ。あんまりニシンで食べたこと無かったけど、美味い魚なんだな。


朝食を食べ終えて、ラウンジで最後のコーヒーを飲んでいると、そろそろ出発の時間になった。


「さて、帰るとしますか。ムサシも待ってることだしね。ロビー集合で良いかな?」


それぞれが荷物を取りに部屋へ戻った。

オレはカバン一個しか荷物が無いんで、直ぐにロビーへ降りた。


車寄せには既にいつもの車が2台止まっている。


ベルボーイがエレベータ―から荷物が満載のバゲージカートを押して出てくる。

かなりの量の荷物だな、団体客の荷物かな?


「お待たせ―。」

3人組もエレベーターから降りてきた。


あら、満載の荷物は、まさか、ウチの3人組の荷物なの?


「これ、みんなの荷物?」


「そーだよー。昨日の午後買い物行ったからねー。」


いや、それは知ってるけど、相当買ったな。あ、そうか、大きな縫いぐるみがどうした、とか言ってたっけ。


「それにしても、これ、車のトランクに積めるのかな?」


「わたしのクマちゃんはトランクいれないよー、助手席に座らせるんだから―。」


「・・あ、そうだったね。」


でも、この荷物の量は、車1台のトランクじゃ足りないよ絶対。オレはカバン一個だから膝の上に乗せられるし、たぶんジュンさんも荷物少なくから、オレ達の車のトランクも使って、やっと全部荷物が乗るくらいじゃないのかな、これ。


案の定、ジュンさんはカバン一つだけを持って隣のエレベーターから降りてきた。


大量の荷物を詰め込んで、港へ向かう。


武蔵の岸壁で車を降りるとミズキが大きく手を振りながらムサシに声をかけた。


「ムサシただいまー。」


武蔵の艦橋がパパッと2回光って、カタパルト扉が開き、スロープが出てくる。


「荷物はリニアモーターパネルの上に置けば艦内まで運ばれますので。」

シオリが説明した。


「途中で海に落っこちゃったりしないのー?なんか怖いなー。」


「大丈夫です。リニアモーターパネルの上は常に水平に保つように制御されてますし、スロープ上には磁気バリアが展開されてるので、スロープから外れることもありませんので安心して下さい。」


え、このたった10メートル位のスロープにそんな技術が満載だったんだ・・。


次々と荷物が武蔵へ送り込まれて、最後はオレ達クルーだけが岸壁に残っている。


「色々ありがとーございましたー。」

「ありがとうございました。」

「お世話になりました。」

3人組が、いつも使ってた車のドライバーさんに挨拶してる。


オレとジュンさんもドライバーに挨拶を済ませて、スロープのパネルに乗った。

スーッとカタパルトまで移動する。武蔵に帰って来たね。


全員が武蔵に乗り込むと、スロープが収納されてカタパルト扉が閉じた。


「荷物は後でメンテロボに運んでもらうとして、オレ達は一旦着替えたら艦橋へ集合しようか。」


「了解!」


「わたしは食堂で再開準備をしてますね。」


「はい、ジュンさんもよろしくお願いします。」


部屋へ戻って、制服に着替えて艦橋へ上がる。


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