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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第75話 参拝

 それなら早速オレも頼もうっと。


「じゃオレもここで食べるよ。メニューとかって選べるの?」


「和朝食、コンチネンタルブレックファスト、アメリカンブレックファストから選べるそうですよ。」

ジュンさんが教えてくれた。


「へぇ、悩んじゃうな。あ、レイナのそれはベーコンがあるからアメリカン?」


「そう、アタシのはアメリカンブレックファスト。結構ボリュームあるよ。」


「ということは、シオリがコンチネンタルで、当たり前だけど、ご飯のミズキとジュンさんが和朝食だね?」


「はい、私は朝は軽めが良いので。」

シリアルと牛乳をかき混ぜながらシオリが言った。


うーん悩むな。ご飯も良いけど、あのベーコンも気になるな。


「決めた。アメリカンブレックファストにしようっと。この電話で頼むんだよね?」


皆がコクっと頷いた。


想像通りのガッツリ肉の味がするベーコンと、日本のものとは違って香辛料たっぷりですこし柔らかい感じのソーセージ、カリカリに焼いたサニーサイドアップの卵、実に美味かった。飲んだ翌朝はこういう朝食で胃腸を叩き起こすんだよな。満足満足。


食後のコーヒーを飲みながらみんなに聞いてみる。


「そう言えば、今日ってどうする予定なの?」


「わたし達ねー、今からアイススケートに行くんだー。午後は買い物ー。」


「アイススケートか。武蔵では出来ないもんね。3人で行くの?」


「そうだよー。午後はモールとドンキで買い物三昧するんだよー。」


「あ、そうだ。ユーさん、ジュンさん、夕食は皆で食べませんか?ジンギスカンと海鮮が楽しめる店があるらしいんですよ。」

シオリがオレの方を向いた。


「ジンギスカンだけじゃなくて海鮮も食べられるの?それは嬉しいな、オレはもちろん、一緒に食べるよ。ジュンさんは?」

「行きますよ。皆で食べたほうが美味しいですしね。」


「では、後でドライバーさんに店の場所を伝えておきますので、17時半開始でどうですか?」


「おーけー、了解。実は昼にジンギスカン食べようかと思ってたけど、夜食べられるなら何か違うものを食べるよ。」


「それじゃ私達は昨日と同じ車を使いますね。」

「じゃー行ってきまーす。」

「行ってきます。」

3人組はワイワイ言いながら出て行った。


「さて、ジュンさんは何か予定ってしてますか?」


「特には無いですけど、樽前山神社っていう大きな神社あるそうなので、そこを散策したり、日帰り温泉的な所に行ってみたいなって思ってました。今回の行動範囲は市内限定だから、観光地みたいなところも無いし、武蔵がいくら環境が良いとはいっても、やはり船の中なので、折角上陸したなら自然に触れたり、温泉の大きな湯船に浸かって疲れを取りたいな、って。」


「それ、良いですね。で、湯上がりに冷たいビール。オレも一緒に行きます、温泉。」


「フフフ、ユーはどうしてもビールに繋がっちゃうんですね。わたくしは湯上がりに北海道のソフトクリームが食べたいって思ってるんですけどね。では午後は一緒に温泉行くことにして、午前中はどうしますか?お昼に集合にしますか?」


「えぇと、オレは特にやりたいことは無いっていうか、何食べようかしか考えてなかったんで、午前中も一緒に行っていいですか?神社でもどこでもお供します。」


「それは嬉しいですわね。樽前山神社は場所がわかりますけど、日帰り温泉は、どこが良いか調べてないので、フロントでコンシェルジュに聞いてみましょうか。日帰り温泉がそんなに沢山あるわけでもないでしょうし。」


「そうですね。何時頃出ますか?」


「わたしくは準備出来てるので、ほら。いつでも大丈夫ですよ?」

ジュンさんが足元のカバンを持ち上げて見せてくれた。


「オレも着替えを取ってくるだけなんで、じゃ、今取ってきますね。」


車に乗り込み、すこし郊外っぽい感じの道を15分位走ると大きな鳥居が見えてきた。あれ?大きい神社って言っても、地方の小さな神社の割には大きい、っていうのを勝手に想像してたんだけど、この神社、むっちゃデカくないか?


車を降りて境内に入る。うん、デカい、というか広大だよ、ここ。もしかして、これも北海道はデッカイどうってことなのか?


神社の参拝は、まぁ散歩だと思って、ジュンさんに付き合って歩こう、程度に考えてたけど、とんでもないよ、この神社には見どころがいっぱいあるし、パワースポット感があって、来てよかったって思ったよ。


拝殿で航海の安全を祈願したあと、御札を買った。これは艦橋にお祀りするんだ。


参拝を終えて、境内社巡りで稲荷社、天満社、聖徳神社、布袋さん、かえるさんを回り終えた時には昼を少し過ぎていた。


「お昼を少し過ぎちゃいましたね。お昼ごはんはどうしましょうか? ユーは食べたいものありませんか?」


「昨日は海鮮、スープカレー、カニ、今夜がジンギスカンと海鮮だから、あとは北海道で食べておかないといけないものってなにかあったかな? あ!大事なのを忘れてますよ、味噌ラーメン。味噌ラーメン食べないと。」


「あらあら、本当だ。じゃ、お昼は味噌ラーメンにしましょうか。」


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