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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第67話 休暇前夜

 幸せなチキン南蛮弁当の時間を終えて、追加で持ってきてもらった食後のコーヒーを飲んでるところで統幕から電話が入った。


『小笠原艦長代理、任務お疲れ様です、統合幕僚監部、特務班の下里1佐です。』


「お疲れ様です。艦長代理の小笠原です。」


『申請のあがっていた武蔵乗組員の上陸休暇について承認され、準備が整いましたのでご連絡です。』


「承認されたのですね、ありがとうございます。この電話を乗組員にも共有したいので、スピーカーに繋いでもいいですか?」


『承知しました、もちろんどうぞ。』


「ムサシ、この電話を艦橋スピーカーに繋いで。」

受話器の送話口を手で抑えて、ムサシに指示した。


『了解、艦橋スピーカーに繋ぎました。』


「下里1佐、今スピーカーに繋ぎました。」


『了解。では上陸休暇の詳細を説明します。休暇は明日朝9時からの3日間、上陸時の滞在地域は苫小牧市内限定です。苫小牧市内滞在中の2泊は苫小牧シティグランドタワーホテルを予約してあります。セキュリティの都合上、最上階の1フロアまるごと武蔵クルー用に借り上げたので、5人全員が1人1部屋使えます。明日の朝9時に車を2台、武蔵のスロープ前で待機させるので、休暇中はその車を使って下さい。逆にこれもセキュリティ上の都合ですが、公共交通機関での移動は禁止です。以上ですが、何か質問等ありますか?』


「公共交通機関禁止はわかりましたが、徒歩での移動、散歩等はどうなりますか?」

シオリが質問した。


『ホテル周辺の散歩は問題ありません。但し、ホテル周辺には私服の保安要員が配置されるので、気にしないようにして下さい。』


「あのー。わたし、お金、沢山は持ってないんですけど、ホテル代とかはどうするんですかー?」


『皆さんの休暇中の費用は食事等も含めて統幕で処理するので心配無用です。ただ、お土産とか個人で購入するものは自分で買ってもらうことになりますが。』


「うっわー、すごーい。ありがとーございます!わたしはもう質問ありませーん。」

「アタシも特には何も無いな。」


「下里1佐、説明ありがとうございました。期間中に問題があれば随時連絡させて頂きます。調整頂きましてありがとうございます。」


『今回のキタキツネ作戦の支援、日本海の制圧の功績からしたら微々たるものです。まだ北海道全体の脅威排除が残っているので、千歳空港の運用を再開して、北海道奪還が本格的に始まるまでの3日間しか休暇が取れなくて申し訳ないと思ってます。』


「いえ、とんでもないです、しっかり休んで北海道奪還に全力で対応したいと思います。」


『よい休暇を。』


電話が切れた。


「やったー、ホテル最上階貸し切りだってー。1人1部屋だってさー。」

「上陸できるって言っても、日帰りだと思ってたよ。ホテル2泊も取ってくれて、車もつけてくれるなんて、統幕も粋なことしてくれるじゃない。」

「私、北海道始めてなんで楽しみです。」


3人共楽しそうだな。あれ、そう言えば、5人全員って言ってたな。ジュンさんも一緒に休暇ってことか、そりゃ同じクルーだもんな。


「さ、明日からは北海道上陸だから、準備を済ませて早めに寝ようか。」


「私は工房で3日後のイッヌの交代機の準備をしてから部屋へ戻ります。」


「そうか、3日後にはまたイッヌは交代だもんな、よろしく頼むよ。」


「充電中のイッヌは整備点検した後、イッヌV2に改修しますので。」

そう言ってシオリが艦橋を出て行った。


「アタシ達は、艦内巡回してから部屋へ戻るよ。」

「ユーさん、またあしたー。」

レイナとミズキも出て行った。


さて、と。オレもムサシのチェックプログラム走らせて確認したら部屋へ戻るかな。


  翌朝、目が覚めたのは6時少し前だった。なんだか遠足の日に早く起きちゃった小学生みたいだな、オレ。ま、目が覚めたんなら、昨日に続いて早朝甲板ジョギングしようかね。今日から3日間は不摂生な生活になりそうだしね。


顔を洗って、着替えて甲板に出るとちょうどマジックアワーだった。

うん、やっぱり何度見ても感動するよな、この光景は。


軽くジョギングを始めたところでレイナとミズキも甲板へ出てきた。


「ユーさん、おはよー。」

「お、ユーさん、今日もジョギング?続いてるね。」


「ミズキ、レイナ、おはよう。2人も早いね。」


「えへへー。なんか早くに目が覚めちゃったー。遠足の日の小学生みたいだよねー。」


「あ、実はそれ、オレも思った。もういい年なのに、嬉しい時って、やっぱり早くおきちゃんだね あははは。」


「アタシも北海道始めてだから、もうワクワクしてるんだよね。絶対にカニ食べるんだ。」


「カニ、良いねー。オレはね、ジンギスカンと北海道限定生ビール、サッポロクラシックだな。」


「そうか、北海道限定の飲み物、ガラナってあったよね。アタシはそれも飲まなきゃ。」

「わたしは絶対ウニ・イクラ丼食べるんだー。」


3人で軽くジョギングしながら駄弁ってると、更に北海道が楽しみになってきたよ。

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