表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/255

第64話 苫小牧港西ふ頭

 「みなさん、おはよう御座います。」


 ちょうど2人が食べ始めた頃、シオリも入って来た。


「トーストとゆで卵、コールスローサラダをお願いします。」


折角全員揃ってることだし、ここで軽くミーティングしちゃおうかな。


「みんな食べながらで良いんで、ちょっと聞いてもらえるかな。今日の予定なんだけど、今日は3日間の最終日なんで、昼過ぎには苫小牧港へ入ることになるんで、昼前位から艦橋待機をお願いするよ。」


「じゃ、お昼は皆で艦橋でお弁当だねー。」

「了解した。」

「了解です。」


「そうだ、シオリ、苫小牧のイッヌとツバメの状況ってわかるかな。」


「はい、イッヌは50機全部稼働中ですが、ツバメは残り37機です。」


「イッヌが健在ってことは千歳再占領は順調ってことだよな?」

レイナがシオリの方を向いた。


「そうですね、少なくともイッヌが攻撃されるほどの状況にはなってないですね。ツバメは一撃必殺の使い切り型兵装なので、減っていきますが、イッヌはバッテリーのある間は戦い続けますので。」


「千歳までの再占領が出来てたら、わたしたちも北海道に上陸できるかなー?」

「そうだな、北海道上陸、したいよな。」

ミズキとレイナが顔を見合わせて話している。


「状況次第だね、出来ることなら少しでも良いから陸に上がりたいよね。ま、いずれにしても、昼過ぎには状況が解るんで、とにかく、苫小牧入港へ向けて、昼前に艦橋集合ってことで、よろしくね。」


そう言って、食堂を出て艦内巡回をすることにした。


 昼前、艦橋にあがると既に3人が揃ってた。

「お、3人揃ってるね。いよいよだね。」


「わたしたちの北海道上陸がかかってるからねー。あ、でも、まずはランチを注文しないと。ムサシー、配膳ロボット呼んでくれる?」


なんだか緊張感に欠ける気もするけど、まぁ、腹が減っては戦は出来ぬって言うしね。


「はーい、みなさーん。今日のランチメニューを発表しまーす。Aランチ、かつ丼、水菜のおひたし、ひじきの煮物、けんちん汁。Bランチ、カツサンド、菜の花のアーリオオーリオ、モツァレラチーズのベーコン巻、パンプキンスープでーす。」


勝負飯ってことで、どっちもカツなんだな。


「私はBランチお願いします。」

「アタシはがっつりかつ丼でAランチだな。」

「わたしはどーしよっかなー。Bランチにしよーっと。ユーさんは?」


「オレもAランチかな。」


「了解―。Aランチ2,Bランチ2、よろしくねっと。」

ミズキが配膳ロボットのタッチスクリーンで注文した。


かつ丼のとんかつと出汁の香り、パンプキンスープの濃厚なかぼちゃの香りを連れて配膳ロボットが戻ってきた。


さ、しっかり食べて、苫小牧入港に備えないとね。

いやしかし、このかつ丼も文句なしに美味いんだよな。甘めのかつ丼の後に、ちょっと苦みのある水菜のおひたしってバランスもバッチリだし、武蔵乗ってからオレの食生活レベルは確実に上がってるよな。これでビールが付けば完璧なんだけどな・・。


 全員ランチを食べ終えて、食後のコーヒーも飲み終わった所で、目視でも苫小牧港が見えてきた。


「速力、第四戦速から第一戦速へ減速。左舷、苫小牧港岸壁手前で一旦停船。」


「速力、第一戦速へ減速、了解。」

シオリが復唱する。


無線の送信スイッチを入れる。


「こちら武蔵、現在、苫小牧港内へ進行中。岸壁手前にて一旦停船予定。」


『こちらたつなみ、武蔵、無事だったか! 現在、苫小牧から千歳まではロビスコの占領から解放済で、間もなく千歳空港での航空機発着が可能になるところだ。また、苫小牧港から半径50キロの海岸線も敵の脅威は排除済なので、安心して着岸して大丈夫だ。』


「武蔵了解、ただ、武蔵には着岸作業の要員が居ないので、西ふ頭から10メートルに停船します。上陸にはスロープを使いますので、着岸と同じですが、ホーサーで係留は不要です。」


『たつなみ了解。上陸次第、作戦司令本部へ来てもらえないか。』


「速力、第一戦速から微速へ減速。苫小牧港西ふ頭へ着岸用意。」


「微速へ減速、西ふ頭へ着岸用意了解。機関出力10%、微速へ減速。1番核融合炉定格運転モードへ移行。」

シオリがシステムに指示を出す。


サイドスラスタ―が動き出し、武蔵がゆっくりと苫小牧港西ふ頭へ近づく。

岸壁まであと10メートルというところで艦の動きが止まった。

両側のサイドスラスタ―がバランスを取って武蔵を岸壁からピッタリ10メートルの位置で停船させているんだな。


「シオリ、今回は兵装の件を話すことがあるかもしれなんで、同行してくれるか? あと、マリカーの準備を頼むよ。」


「了解です。左舷カタパルト扉開放、スロープ展開。マリカー発進位置でスタンバイ。」


メインモニターに武蔵の左舷と左舷扉からスロープが伸びていく映像が映し出される。スロープの先端が岸壁に着いた瞬間、あ、陸に繋がったって気持ちになるね。


「ミズキ、レイナ、後を頼むな。」


「行ってらっしゃーい。」

「ああ、任せといてくれ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ