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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第59話 戦略変更

 「戦略の変更ですか、わかりました。で、それは、どんな感じになるんですか?」


「今、武蔵は航海工程の半分を終えていますが、まだ日程的には半分を使い切っていません。計算したところ、期限通りに苫小牧へ戻るまでに、まだ約半日ほど余裕がありました。そこで、今の最大戦速から第四戦速に速度を落として、カモメを配置する量を増やします。」

ジュンさんが手元のモニタを見ながら言った。


「なるほど。では早速、速度を落としましょう。あ、そうか、朝鮮半島での戦闘以降、武蔵に攻撃がないのもカモメが理由ってことなんですね。」


「そうですね、特に敵航空機は目標が日本本土ではなく武蔵だった可能性が高いですから、武蔵に到達するまえにカモメが迎撃してくれているのでしょうね。」


「では、カモメが有効だと解ったことだし、コンディションイエローに移行させましょうか、緊張しっぱなしじゃ、あの娘達もキツイと思うんで。」


「そうですわね、わたくしも第四戦速でコンディションイエローで良いと思いますわ。」


「了解です、では、艦橋に戻って指示してきます。」


艦橋に戻るとレイナがまだ上半身がゆらゆらさせて、エアギターによるワンマンライブが続いていた。


「お、ユーさん、おかえり。話しってなんだった?」


「カモメが大活躍してるって話だった。それで、戦略が少し変えることになったんだけど、そうだ、これはミズキも一緒に話をしたほうが良いね。ミズキ、そろそろ戻って来るんだっけ?まだだっけ?」


「ミズキの休憩時間はまだあと1時間位あるから、それが終わったら来ると思うけど、今呼び出す?」


「そうだね、1時間は待ちたくないかな。」


「了解、今呼ぶよ。」


「ミズキ、ちょっと艦橋に上がってもらえる?ユーさんが話しがあるってさ。」

レイナがミズキに電話をした。


少しして、自動ドアが開いてミズキが艦橋に入ってきた。


「お待たせー。話しってなんだろー?」


「休憩中に悪かったね。2人に説明したいのは、戦略を少し変えることなんだ。」


「えっ、それはあまり良くないことかなー?」


「いやいや、実はさっきシオリから状況の報告があってね、カモメが大活躍していて、もう既に敵航空機36機、敵短距離弾道ミサイル60発を迎撃してるんだってさ。」


「へぇ、カモメがね。あ、だから今朝以降の攻撃が無いってことなのか。そうか、納得だよ。」

レイナが大きく頷いている。


「それで、これからは時間を最大限利用して、可能な限り多くのカモメを配置しながら苫小牧へ戻ることにするんだよ。そう、今までの目的は敵の殲滅だったけど、これからは、カモメをいかに多く配置できるかに変わるってことなんだ。」


「そっかー、それは結構変わるねー。」


「と、言うことで、コンディションレッド解除、コンディションイエローへ移行。速力、最大戦速から第四戦速へ減速。」


「コンディションイエローへ移行、第四戦速へ減速、了解!」

レイナが復唱した。


「コンディションイエローってことは、艦橋待機は無いってことだよねー?」


「そそ、だから一旦ミズキにも来てもらったんだよ。みんな、今よりリラックスできるからね。」


「ふー。細かい休憩だけだと疲れが溜まっちゃうから、助かったー。あ、そうだ、お風呂入ろうっと。ムサシ、大浴場にお湯張っておいて欲しいなー。 レイナも入ろうよ。」


「良いね、風呂、もちろん、アタシも入るよ。」


『大浴場浴槽に注水、加熱開始します。』


「ムサシー、わたしは部屋に戻ってるから、湯加減ちょうど良くなったら教えてねー。」

「アタシも部屋に居るから呼んでな。」


ミズキとレイナが艦橋を出ていった。


ムサシAIって、プリマベーラのシステムと連携されてるんで、いわばプリマベーラの一部なんだけど、ついに風呂の準備までさせられちゃってて・・。後でプリマベーラの管理部から怒られないかな・・。とは言うものの、お風呂に浸かるのは羨ましいな。オレも頼んじゃおうかな・・。


「ムサシ、大浴場、男湯の方もお湯張ってもらえるかな・・」


『大浴場浴槽に注水、加熱開始します。』


これでオレも共犯者だな、怒られる時は一緒に怒られるか・・


 部屋に戻って軽く掃除をしているとアナウンスが流れた。


『大浴場、女湯、男湯ともに準備が整いました。』


お、もう準備できたの?えらく早いな。それじゃ、ひとっ風呂浴びてきますか。そう言えばオレ、武蔵の大浴場ってまだ入ったことなかったな。どんな感じなんだろう?ちょっと楽しみだな。


ここだね、『武蔵湯』って大きな暖簾が出てる。

こっちが男湯、と。引き戸を開く。ここが脱衣場だね。あれ?イメージより狭い感じだな。パパッと服を脱いで浴場へ入る。やっぱりこじんまりしてるんだな。大浴場っていうより、広めの家の風呂って感じだよな。ま、戦艦の中なんだし、こんなもんなのかな。


ザッと全身シャワーを浴びて、早速湯船に浸かる。


「ふわー。やっぱり風呂は命の洗濯だー。」

声が出てしまった。やっぱり湯船に浸かると気持ちがいいわ。

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