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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第58話 感性?

 艦橋へ入るとミズキが右舷の窓際に立って外を見ていた。


「あれ?ミズキ、何かあったの?」


「あ、ユーさん。別にー、何もないよー。たまにちらっと見える陸地が日本だなーって思って見てただけだよー。」


「そっかそっか、なんかちょっと分かる気がするな。まだ1日ちょっとしか経ってないんだけど、日本が見えると懐かしい気がするんだよね。」


自動ドアが開いてレイナが艦橋へ入ってきた。


「敵さん、来なかったみたいだな。」


「来なかったねー。快適な船旅って感じだったよー。わたしなんか、ずっと日本見てたよー。」


「日本? あ、そうか、あの辺の陸地が日本か、なんだか懐かしく感じるな。」


「わー、レイナもユーさんと同じこと言ったー。」


「え?そうなのか? それはなんか悔しいな。」


「おいおい、レイナ、なんでオレと同じこと言ったら悔しいんだよ、光栄だと思えよ。」


「はぁ?なんで、どの辺が光栄なんだよ。アタシがユーさんと感性が同じだなんて・・」


「はいはい、喧嘩しないー。もう昼ご飯の時間だから、わたしは食堂行って美味しいランチ食べて、ゆっくり休憩して来るからねーっと。 レイナもご飯食べたらー?」


そう言い残してミズキが出ていった。


「もうランチタイムか。なぁムサシ、配膳ロボット呼んでくれる?」

レイナもムサシと友達みたいなんだな。これって、プリマベーラのシステムを顎で使ってるようなもんじゃないのかな・・。


自動ドアが開いて配膳ロボットが入ってくる。


「アタシはここでランチ食べるけど、ユーさんはどうする?頼むなら一緒に頼んじゃうよ?」


そっか、もう昼飯か。オレもここで食べちゃうかな。


「ここで食べるよ。今日のランチは何だった?」


「ちょっと待って。」

レイナが配膳ロボットのタッチパネルを見る。


「えぇと、今日のAランチは天津丼、ミニラーメン、揚げシューマイ、枝豆サラダ、Bランチはサバ塩焼き、根菜の煮物、ほうれん草おひたし、なめこ汁だってさ。」


「中華風と和風か、めっちゃ迷うね、どうしよっかな。」


「アタシはBランチかな。ヘルシーそうな感じがするし。」


「そうね、ヘルシー感あるよね。じゃ、オレもBランチにしよう。」


「了解、じゃBランチ2つオーダーするよ。」


配膳ロボットが艦橋を出ていった。

レイナはまた上半身がゆらゆらと動き始めた。エアギターが始まったんだね。


艦長席の端末でネットで情報検索しているうちに配膳ロボットが戻ってきた。


ランチは艦橋でも食べやすいように、弁当箱に入ってる。


「うわ、このサバ、脂のっててうまいな。」

レイナが大きな声で独りごちながら食べてる。


確かに見た目も美味そうだな。これが食品3Dプリンター作ってことさえ思い出さなかったら最高だっただろうな。なんて思いつつ、サバをパクっと一口。

うっわ美味い、美味すぎるよこれ。絶妙な塩加減にバッチリのった脂。うん、もう食品3Dプリンターを馬鹿にしないって決めたよ。


遠くに日本を見ながら大海原を進む船で食べる弁当って最高だよね。これで缶ビールでも飲んじゃったら、もう日本海をフェリーで旅してるみたいになるんだろうな。


ランチを食べ終わって、お茶を飲んでるところで電話がなった。シオリからだ。

「ユーさん、工房まで来てもらえませんか?」


「わかった、すぐ行くよ。」

「レイナ、工房へ行くんで、後を頼むな。」


「了解。」


艦橋を出て工房へ入ると、シオリとジュンさんが居た。


「2人揃って、どうしたんですか?」


「ユー、良いお知らせがあります。カモメが大活躍しているそうですわ。」


「へぇ、カモメが?」


「はい、実は、イッヌ、ツバメ、カモメにはステータスレポート機能が付いていて、常にこちらで状況を把握できているんです。今現在でイッヌは全機稼働中、ツバメは18機が迎撃行動をとったため、残りの82機が稼働中です。そしてカモメですが、今までに208機配置したのですが、既に96機が迎撃に使われていて、110機が稼働中なのです。」


「えぇっ?もう96機が使われた?ってことは、少なくとも96回の敵の攻撃を防いだってことだよね?」


「そうなんです。更に内訳も解っているんです。シオリちゃん、カモメの詳細をお願いします。」

ジュンさんがシオリの方を向く。


「はい、カモメは敵航空機を36機、敵短距離弾道ミサイルを60発迎撃しました。」


「航空機が36機も?それは凄いね。」


「敵も武蔵の位置はある程度把握していて、かつ、エリア内の索敵をしてから航空機を出撃させたと想定します。しかし、カモメはレーダーに捉えられないことと、音速ミサイルにも対応できる小型ロケットモーターを搭載していることから、航空機程度の速度では防戦する余裕もなく撃墜されたものだと想定します。」

続けてシオリが説明してくれた。


「なるほど、カモメは日本海の守護神になった感じだね。」


「そうなんです、まさにユーが言った通りなんです。そこで、今からカモメを日本海の守りに使う戦略に変えようと思っています。」

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