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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第56話 カモメ

 レイナの尋常じゃ無く詳細なロック史の解説と、人物別でのロック魂についての熱い解説を聞いていると、艦橋の自動ドアが開いてミズキが入って来た。


「レイナ―、交代だよー。」


「お、もうそんな時間なんだ?じゃ、よろしく。あぁ、アタシもちょっと疲れたかな。」

そう言いながらレイナが艦橋を出て行った。


うん、3時間ずっと熱くロックの歴史と魂について語ってたからね、疲れたんでしょう。正直、聞いてるオレもめっちゃ疲れたし。ミズキが戻ってきてくれて助かったよ。


「ミズキは仮眠取って来たの?」


「うーん、仮眠は1時間位かなー、あとはアニメ見てたんだー。」


「へぇ、今何観てるの?お勧めは?」


「今はねー、またスパファミ観てるんだー。」


「あぁ、アーニャ可愛いもんね。」


「うん、でもわたしはフランキー推しだなー。」


なんで、もじゃもじゃ推しなんだよ・・。


 ダラダラとミズキとアニメの話をしていたら、自動ドアが開いてレイナが入って来た。あ、もう3時間経ったんだ。 さっきの熱いロック魂の話とちがって、時間が過ぎるのが早かったな。


窓の外も少し明るくなってきた。もう夜明けなんだな、なんて思ってたところで自動ドアが開いて、シオリが入って来た。


「お待たせしました、新型対空兵装が完成しました。もう配備可能です。」


「おぉ、もう出来たのか、仕事速いね。じゃ、早速だけど、配備しちゃおうか。」


「了解、左舷、カタパルト開放。DKH-1、発進。」


左舷の開口部がメインモニターへ映し出される。

カタパルトから白と灰色の何かが飛び出してきた。

飛び出してきた白と灰色は、そのままスーッと、海面に落ちて浮かんだ。

あ、カモメだ、まさしくカモメだよ。羽毛も付いてないか?これ?


「シオリ、確かにカモメみたいな海鳥とは言ったけど、これって、まんまカモメだよね?なんかさ、羽毛とかもついてるよね?」


「はい、基本構造はDTH-1と同じで、浮かぶ機能を追加しただけです。でも、折角浮かぶなら本物っぽい方が良いかと思って、外観はカモメを完全コピーしてみました。」


兵装に本物っぽいとか必要なのかな? ある意味カモフラージュだと思えば良いのかな・・。


「そっか。ホント、カモメだね、良く出来てると思うよ。ところで、これは何機配置できるの?」


「今は1時間辺り20機作れるので、完成し次第配置していけば、ちょうど広範囲に配置できると思います。」


「そうだね、それじゃ、このまま配置しながら進んでいくことにしようか。あ、あと、一応念のためなんだけど、DKHってドローンカモメ、ハイブリッドかな?」


「ユーさん、ちゃんと命名規約分かって来ましたね。」


やっぱりそうか・・でも、どうしてローマ字なのかな・・。


艦内で、それも3分に1機づつDKH-1を作って、その場で放出しながらっていう、まるでマンガみたいな進み方をしながら、遂に艦は朝鮮半島の付け根の辺りまで来た。


「そろそろ約半分、折り返し地点になるね。取り舵で半島沿いに進んで、九州、山陰から本州沿いにDKH-1を配置しながら、敵艦を全て潰していこう。もう少しだから頑張っ・・」


被せるようにムサシのアラームが鳴った。


『ヴワー、ヴワー、ヴワー。朝鮮半島方面から敵対艦ミサイル50発。』

『朝鮮半島方面から敵航空機60機。』

『右舷前方、距離約150キロ、敵潜水艦1艦、直進方向前方に敵潜水艦1艦、合計2艦を確認。』

『敵艦隊捕捉、右舷前方約200キロ、艦数5。』

『敵航空機からの飛翔体発射を確認、120発。』

『敵艦隊からの飛翔体の発射を確認、艦対艦ミサイル、20発。』

『敵潜水艦からの魚雷発射を確認、8発。』


「はぁぁぁ?なんじゃこりゃ、新しいお祭りかなんかかよ、これ。やっぱ朝鮮半島は弾薬庫だったんだな・・。えぇい、こっちは単艦なんだからな! みんな頼む!」


「了解!1番、2番主砲、高エネルギーレーザーモードで連続発射、目標敵対艦ミサイル!1番副砲、高エネルギーレーザーモードで連続発射、目標敵飛翔体!」

レイナが大きく右手を前に出している。


クォォン、ブゥーン、 バァーン。ヴババババババババババ。


「艦底電磁バリア展開っ。指向性ショックウェーブ魚雷群に向けて水平照射ー。」

ミズキもやはり右手を大きく前に出しながら指示してる。


「ユーさん、ツバメも出撃させましょうか。今、40機あります。」

シオリが振り向きながら言った。


「そうだな、ツバメの対空防衛力も伊達じゃないからな、頼む。」


「了解、カタパルトからのDKH-1発進をサスペンド。DTH-1ツバメを連続射出!」


前方の海から次々と大きな火柱があがった。

『敵魚雷全弾迎撃しました。』


『敵対艦ミサイル全機撃墜しました。』

『敵飛翔体に命中、全弾迎撃成功です。』


『敵艦主砲発射。着弾まで20秒。』


「まだまだっ! 1番副砲高エネルギーレーザーモードで発射、目標敵主砲弾!」


クォォン、ブゥーン、 バァーン。ヴババババババババババ。


 『敵弾へ命中、全弾迎撃完了。』

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