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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第55話 工房で

  『ヴワー、ヴワー、ヴワー。右舷前方約180キロに敵航空機16機を確認。』


「えー、もー来たの。ミニエクレア2個食べる時間しか休めなかったじゃないのー。」

「ミニエクエレアが食べられただけでもよかったのかもな。」

ミズキとレイナが見つめあってる。


『敵航空機から飛翔体32発の発射を確認。』


「とくかく数だけは多いよね。大陸を占領した部隊って、相当大きいんだろうな。さ、ちゃちゃっと片付けちゃおうか。」


「了解、1番主砲、2番主砲、高エネルギーレーザーモードで連続発射、目標敵飛翔体!」

レイナがシステムに指示を出した。


クォォン、ブゥーン、 ババババァーン。


『飛翔体に命中、全弾迎撃成功です。』

『敵航空機、北朝鮮方面へ引き返します。』


「あー、また逃げちゃったよー。なんだかなー。」


敵の航空機は撃ち落とさない限り、ずっとこうやってちょっかい出されるし、武蔵が居なかったら直接日本本土を攻撃してたってことだよな。かといって、武蔵がずっとここに居るわけにもいかないし、これは困った問題だよな。そうだ、シオリに相談してみよう。


「レイナ、ミズキ、ちょっと工房へ行ってくるんで、後を頼むよ。」


「はーい、了解ー。」

「了解だ。」


艦橋を降りて、工房へ入ると、シオリは端末に向かって何か図面のような物を書いていた。


「シオリ、相談なんだけど、日本海にある艦艇は武蔵が破壊して行けると思うんだけど、地上基地から飛来する航空機とか、ミサイルとかは武蔵が不在の時には防げないんだよね。これをなんとかするアイデアってないかな?」


「そうですね、大陸を占領した部隊が本気で日本へ向かってきたら、自衛隊の戦力ではとうてい防ぎきれないでしょうね。かといって、武蔵をコピーして配置するわけにもいかないですしね。」


「だよね、いくらなんでも武蔵を複数作っちゃったらロビスコにバレちゃうよね。何か他の手はないかな?」


「そうですね、いくら敵の航空機やミサイルが多いと言っても、無限にあるわけじゃないから、武蔵が居なくても、ある程度の数に対応できればいいんですよね?」


「そうだね、今の苫小牧みたいに、兵装を置いておくことができれば良いんだけどね。」


「対空が目的なら、DTH-1ツバメが使えます。でも、バッテリーが3日しか持たないから、3日毎に充電しにこないといけないんじゃダメですけどね。」


「ツバメか、そうだね。ツバメがもっと稼働時間が伸びればね。」


「普段は海に浮かんでて、迎撃の時だけ飛行するようなものなら、稼働時間は伸ばせますね。」


「ツバメみたいで海に浮かんでて、か。あ! あるよ、海鳥、そう、カモメとか!」


「海鳥?カモメ? なるほど、海に浮かんでますね。 良いですね、それにしましょう、今から作ってみます。」


「そうか、頼んだよ。オレは艦橋に戻ってるからさ。」


そう言って工房を出て艦橋へ戻った。


「ユーさん、おかえりー。シオリはどうだったー?」


「うん、新しい兵装を作ることになったんだ。武蔵がいなくても対空防衛が出来る兵装をね。」


「なるほど、それは良いな。アタシも武蔵が居なくなればミサイルがバンバン日本に向かって発射されるんじゃないかと思ってたし。」


ふと窓の外を見ると、真っ暗闇だった。そうか、もう夜、っていうか今何時なんだ?

時計を見ると、23時、あ、もう深夜じゃないか。


「もうすっかり夜になっちゃってたね。オペレーションはムサシに任せて交代で休憩を取ろうか。レイナとミズキでどっちが先に休憩するか決めてよ。」


「レイナ、じゃんけんで決めよっかー。」

「よし、いいぜ。」

2人でじゃんけんを始めた。


「勝ったー。わたしが先に休憩だよー。」

「ちっ。しょうがないな。」


「じゃ、お先にー。」

そう言い残してミズキが艦橋を出ていった。


艦橋にはオレとレイナの2人、基本、監視はムサシがやっているので特にすることもないんだな。ふとレイナを見ると、ゆらゆらと上半身が動いている。なんだ? あ、エアギターだ。


「レイナ、なんか弾いてる感じ?」


「ん?最近さ、布袋さんのスリラに嵌ってるんだよね。」

そう言いながら右手をガシャガシャと動かしてる。


「へぇ、スリラねぇ。確かにカッコいいけど、なんで今なの?」


「ユーチューブ見てたら流れて来てさ、超カッコいいと思ったんだ。」


「あぁ、そういうことあるよね。なんか、おすすめみたいに出てきて、なんとなく見ちゃったら結構面白くて嵌っちゃうやつって。それって、ライブとかの動画?」


「いや、なんか昔のTVの動画でさ、黒タイツに上半身裸で細身の人がクニャクニャ変に動いて、突然横っ飛びしたり倒立したり、番組メチャクチャにして、嵐のように去ってったんだ。その時にスリラが流れてたんだけど、あんまりにもシチュエーションにピッタリ過ぎて、嵌っちゃったんだ。なんてゆってもギターもめっちゃカッコいいしさ。」


それって、エガちゃんだよね・・ レイナ、あなたもアタオカの仲間入りするんですか?



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