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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第48話 J4K-1

 ペットロボ、いやJ4K-1がロケットランチャーを背負った敵兵士の隠れている草むらに飛び込んた。


ボゥォォォ。


犬が口から炎を出した、それもすっごい勢いだよ。なんだこれ、こんな可愛らしい感じの犬の姿で、こんなえげつない炎を出すのか?


敵兵士達は全速力で逃げ出した。そりゃそうだろう、火炎放射喰らわされたら逃げるよ、普通に。


「なんだ、このイッヌ・・。」

思わず呟いてしまった。


「J4K-1です。」


「あ、ごめん、J4K-1ね。これの武装は火炎放射器なの?」


「そうですね、口からは火が出せます。火力は強めで約2000度まで出せますから、時間はかかりますが、金属も溶かせます。そして前足の爪は高周波ブレードナイフにして、こちらも金属がスパッと切れる程度に設定してみました。」


いや、してみましたって、そんな軽い気持ちでペットロボを魔改造しないでよ・・。


『こちら作戦司令本部、敵兵士がペットロボットに追われて退却していくのを確認したが、あれも武蔵の武装のひとつか?』


「こちら武蔵、その通り、あれは当方のJ4K-1です。岸壁から1キロの範囲に敵兵は確認できません。」

ペットロボットに関してはあまり説明したくないんで、返事だけで流してしまった。


『作戦司令本部了解。ペットロボ、いや、J4K-1は戦車小隊の護衛もしてもらえるのだろうか?』


イッヌに守ってもらう戦車ってのはどうなんだろう、とも思うけど、どんなもんなんだろう、シオリに聞いてみようか。


「シオリ、どうなんだろう?」


「動きが激しいので、バッテリーが約3日しかもたないので、3日毎に充電のために交代が必要になってしまいますが、それでもよければ・・。」


「え?あの小さいイッヌが3日も動くの!?」


「J4K-1です。」


「あ、はいはい、J4K-1ね。いや、それは十分というか十分すぎるでしょ。」


「そうですか?核融合炉を使って良ければほぼ無制限で活動できるのですけど。」


「いや、この小ささに納まる核融合炉は、進化させすぎでしょ。」


「そうですよね。では、3日後には新たなJ4K-1を作って出撃させるので、今のJ4K-1が交代で充電に戻る、以降はその繰り返し、という運用でどうでしょうか?」


「うん、良いと思うよ、じゃ、作戦司令本部に伝えるね。」


無線のスイッチを入れる。

「こちら武蔵、J4K-1は戦車小隊の護衛任務が可能です。ただし、稼働限界が3日

なので、3日後に次のJ4K-1と交代させて、今のJ4K-1は充電に戻します。以降、3日づつのローテーション運用が可能です。」


『こちら作戦司令本部、了解した。それではJ4K-1の護衛とともに、苫小牧再占領作戦を開始する。 しかし、3日も動けるのか、貴艦の兵装は全てが想像をはるかに超えるものだな、武蔵プロジェクトの成果には驚かされるよ。ともかく、護衛の件、感謝する。以上。』


無線が切れた。


「私は工房へ戻ります、まだまだ、研究したいものもありますし。」

そういってシオリが艦橋を出て行った。


「対ドローン用の攻撃オプションも増えて、地上戦はJ4K-1が対応しているので、コンディションレッドを解除して、コンディションイエローに移行しようか。」


「了解ー、艦内コンディションイエロー。」

ミズキが復唱した。


「じゃ、アタシはシャワーでも浴びるかな、ちょっと汗でベタつくし。じゃ。」

「わたしは食堂行こうっと。なんか甘いものたべちゃおーっと。」

レイナとミズキが一緒に艦橋を出て行った。


左腕の通信装置にメッセージが来た。


『ユー、プリマベーラの対外情報部から連絡がありました。ミーティングルームに来られますか?』


了解、今から行きます、と返信をして艦橋を出る。

「あ、ムサシ、後よろしくね。」


 ミーティングルームに入ると、ジュンさんとシオリが居た。


「ユー、地球の他の国の状況が分かってきました。北海道が占領されただけの日本はまだましな方でした。」


「そうなんですか?」


「まず、アフリカ大陸と南アメリカ大陸は占領開始と同時に、直ぐに占領されてしまっていたようです。もともと、独自の強固な軍があったわけではないので仕方が無いとも思います。ただ、現実的には、アメリカ、ロシア、NATO以外はほぼ壊滅してしまっているようなのです。」


「そうですか。日本も占領されているのは北海道だけとはいえ、自衛隊の残存艦艇もわずかで、攻め込まれたら本州は守り切れない状態でしたよね。」


「はい。そして、ロビスコの占領戦略として、最初に大きな土地を求めて大陸を攻めて、次に日本、という順番のようなのです。」


「え、という事は、日本は、これから本格的に攻め込まれる、ということですか?」


「残念ながら、はい、そうなります。現在、占領済の各エリアから日本へ向けて、多くの部隊が向かっている、という情報が入りました。」


「うわぁ。でも、北海道の再占領でさえ、あと2回資材を運んでから千歳を奪還して、空港を確保して、そこからやっと本格的に再占領だっていうのに。」


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