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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第46話 中華粥?パンケーキ?

 結局、荷物を陸揚げしている間、一度もロビスコの攻撃は来なかった。

まぁ、ロビスコの気持ちになって考えてみれば、いくら武蔵が単艦でロビスコの脅威を排除できるとは言っても、他に艦隊が居る時に攻撃を仕掛けるよりは、武蔵が単艦になってから攻撃するほうが良いに決まってるしね。


『こちらたつなみ、荷物の陸揚げが完了した。青森へ戻って次の荷物を積んで来る。引き続き上陸部隊の支援をよろしく頼む。次の苫小牧入港は夕方頃の予定だ。』


「こちら武蔵、艦隊出航、了解。引き続き上陸部隊の支援を継続します。」


ゆっくりと青森へ向かって進んでいく艦隊の後ろ姿が綺麗だ。海と船って絵になるよね。


「陸揚げも終わったんで、監視はムサシに任せて、交代で休憩を取ろうか。まずはレイナからでも良いかな? ほら、仮眠邪魔されたままだから。」


「どーぞー。わたしはさっき仮眠したし、お腹空いてるから、ここでなんか食べながら監視してるんで大丈夫だよー。」


「そう?さんきゅーミズキ。もう眠くてさ。」

そう言うと、レイナが艦橋を出ていった。


「さーて、何食べよっかなー。ムサシ、配膳ロボット呼んでくれる?」


『了解です。』

ミズキとムサシ、なんか普通に友達みたいになってるよな。


自動ドアが開いて配膳ロボットが入ってきた。


ミズキが配膳ロボットのタッチパネルを操作する。

「今作れるメニューは何かなーっと。あ、パンケーキがある、これにしよーっと。それと、オムレツも食べちゃおうっと。へぇ、具が選べるんだ、これ。何が良いかなー、ハム、チーズ、トマト、オニオンでどうだー。飲み物は、紅茶にしようっと。」

ミズキはいつでも楽しそうだよな。


「ミズキ、悪いんだけど、オレもちょっと何か食べて、仮眠とってきて良いかな。もちろん、なにかあったら直ぐに呼び出してよ。」


「はーい、どうぞー。ムサシが居るから心配ないよー。」


「じゃ、よろしくたのむね。」


配膳ロボットと一緒にエレベータに乗って、食堂へ向かった。


食堂に入るとジュンさんが居た。


「ジュンさん、工房はどんな感じですか?」


「あらユー、休憩? 美味しい中華粥があるけど、食べますか?」


「あ、中華粥?良いですね、それ。食べます食べます。」


ジュンさんが中華粥が入った小さな丼と、ザーサイ、高菜炒めが乗った小皿とお茶を持ってきてくれた。


おぉっ、この中華粥、ホタテの貝柱が入ってるじゃないか、香ばしい香りで、出汁がたっぷり効いてて、熱々でうまいよ。ちょっと贅沢なお粥だね。いいよ、こういうのが良いんだよ、うん。


「工房の件ですが、先ほど艦のアップデートが終わって稼働が始まりました。早速エルダルン研究主任、いえ、シオリちゃんが新兵装の開発に入ってますよ。」


「そうですか、もう武蔵は工房付きの艦になったんですか、本当に対応が速いですよね。」


「しかし、本国もわたくしに黙ってこんなことしてたなんて・・。 でも、対外情報部、エージェントであるわたくし達が、シオリが入れ替わったことに気づかなかったことの方が問題かもしれませんわね。」


「ジュンさん、まさか、ですけど、実は他の2人も入れ替わってるなんてことはないですよね? 結局オレ以外、全員エーデルシュタイン連邦の人だった、なんてオチじゃないですよね?」


「それ、実はわたくしも気になったので、オルフェン少佐に調べてもらっては居るんですれども、あまりエーデルシュタイン連邦の中で探り合うのは良いことでは無いので・・。話の発端がブランディーユ公国から連邦へのわたくしの安全確保要請でもありますし・・。」


「まぁ、ジュンさん的にはちょっと微妙な感じかもしれないですけど、ジュンさんの安全のための対策だったんだし、結果的に助かったんだから、良かったんじゃないですか?」


「はい、そこに問題はないんですけれど・・ まぁ、ユーがそう言うなら、そういうことにしておきましょうか。」


 中華粥を食べて、ジュンさんの愚痴を聞いた後、部屋に戻ってベッドに潜り込んだ。仮眠だ仮眠だ、寝る子は育つ。


 2時間ほど仮眠を取ったところで艦橋へあがった。


「ユーさん、もう仮眠おしまいですかー?」


「2時間くらいは寝たよ、中華粥も食べたしね。」


「えー。中華粥?わたしもそれにすれば良かったー。あ、次はそれ食べようっと。」


「ミズキがオーダーしてたパンケーキとオムレツはどうだったの?」


「普通においしかったよー。特にオムレツは具沢山でお腹いっぱいになったもん。ジュンさんの料理は美味しいよねー。」


まぁ、ジュンさんっていうか、食品3Dプリンターだけどね・・。そうか、この艦は食事から武装まで全部3Dプリンターが作ってるってことだな。もう3Dプリンターに足向けて寝られないよ。


自動ドアが開いてレイナが入ってきた。


「ミズキお疲れさま、交代しよっか。」


「あ、レイナ、もう良いの?」


「あぁ、アタシはどっちかっていうとショートスリーパーだし、ちょっと寝れば直ぐに体力回復するんだよ。」



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