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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第45話 キタキツネ2

 「ともかく、ボクとしては今の状況にはワクワクしかありませんね。戦艦はゲリラ戦や白兵戦を戦うための兵装でないということには議論の余地もありません。ではどうするか、そうです、兵装を追加するしかないんですね。」

エルダルン研究主任、なんだか楽しそうだな。


「それは武蔵以外の兵装を作って戦線に投入する、ということですか? それでは地球の既存技術を強化するというコンセプトから外れませんか?」

ジュンさんが首を傾げた。


「大丈夫です、お任せ下さい、新しい兵装もあくまでも地球の技術の延長、ということで対応しますので。」

エルダルン研究主任の目がキラっと輝いた。本当に楽しそうだな。


「わかりましたわ。他の選択肢があるわけでも無いですから、新しい兵装を作りましょう。ただし、エーデルシュタイン連邦の関与だけは絶対に悟られないようにして下さいね。」


「ジュフラン大佐、了解です。エルダルン研究主任、開発研究部の総力をあげて武蔵と地球を守ってくれたまえ。」

デクター大佐がモニター越しにエルダルン研究主任へ指示を出した。


「了解です。まずは、艦の仕組み変更のアップデートとして、大型高速3Dプリンターを据え付けた工房を設置したいので手配をお願いします。」


「了解した、よろしく頼んだぞ、エルダルン研究主任。」


モニターが消えた。


「早速ですが、エルダルン研究主任、これからのことですが、他の乗員もいることですから、基本的には地球人の姿のまま行動することでよろしいですよね?」


「もちろんですジュフラン大佐。それに、工房を使った兵装作成が出来るように、理系キャラを作っておいた、というのも事実ですので。」


「わかりました、準備万端でしたのね。それでは早速お願いしますわ。ところで、ユー、今後の艦内での役割も少し調整が必要かもしれませんね、それは別途考えてみましょうか。」


「そうですね、シオリの役割を変えた方が良いでしょうね。とりあえず、統幕からの連絡で、シオリは工房での兵装製造をするので、オペレーションは基本的にレイナとミズキで担当するようにしておきますよ。オレ、艦橋へあがります。」


「わかりました。わたくしはもう少しエルダルン研究主任と打合せしますわ。」


艦橋へ上がった。


「レイナ、ミズキ、今、統幕と打合せをしていたのだけど、今回みたいなゲリラ戦法的な戦い方に残念ながら武蔵では対応できないことが判明したんだ。そこで、戦艦としての戦闘が出来ない場合には、艦内の工房で別の兵装を作って対応することになったんだ。」


「それはそうだよな、戦艦の武装じゃ人相手には使えないもんな。」


「で、その兵装作りをシオリが担当するんだ。そうなると基本的にシオリは工房や兵装をメインで担当することになるんで、オペレーションはキミ達2人で対応しないとならないんだが、大丈夫かな?」


「ぜーんぜん問題無いと思うよー。だって、航行システムも戦闘システムも防衛システムもあるし、今は更にムサシが居るしねー。」

「あぁ、ムサシが居るから大丈夫だな。それより、シオリが1人で大変だよな。」


「そうか、わかったよ、それじゃ、そういうことでよろしくたのむね。」


そんな話をしているところへ無線が入った。


『こちらたつなみ、間もなく苫小牧港。』


お、戻ってきたね。


「ムサシ、念の為に周辺海域と空域に敵の姿が無いか、検索しておいてくれ。」


『了解、検索実行。 ・・・敵の存在は確認できませんでした。』


「わかった、ありがとう。」


無線機のスイッチを入れる。


「こちら武蔵、現在周辺空域、海域ともに敵の姿なし。但し、地上は敵兵士によるゲリラ戦法の可能性があり、現在上陸部隊は岸壁上の武蔵の近くで集結して待機中。」


『こちらたつなみ。 ゲリラ戦法か、それではいくら武蔵が強力でも対応オプションが無いな。上陸部隊の数を増やして対応するしかないようだな。なるべく急いで荷物を陸揚げして、また青森へに戻るようにしよう。』


ミサイル類での攻撃では効果がないと判断したのであろうか、艦隊の入港になんの抵抗も攻撃もなかった。


あさひが着岸し、左舷の大きなランプウェイが開いてスロープが陸と繋がった。

次々と10式戦車が岸壁におりていく。


『千歳方面より敵航空機1機、偵察機です。』


ムサシが偵察機を捉えた。

やはり監視されてるな。これじゃいくら上陸部隊の戦力が増えても、武蔵から離れてしまえばゲリラ戦法でやられてしまうことに変わりはない。 数の力で言ったら、迎え撃つ地上軍の方が圧倒的に有利なわけだしな。

これをなんとか出来るのはシオリ、いや、エルダルン研究主任の工房だけなんだよね、頼むよシオリ。

でも実際、対ゲリラ戦用の兵装ってどんなものを作るんだろうか? 小型の兵装で、人が乗らないものだよね、なにせ武蔵の要員はジュンさんも含めて5名しか居ないんだから、そうなると、無人戦車とか、ドローンってことだよね。それとも、上陸部隊のメンバーが使う武器を作るんだろうか?

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