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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第43話 ゲリラ戦法

 「はい、次! 1番主砲、レールガンモードで単射。目標、端から順番に次の敵戦車!」


クォォン、ブゥーン、 バァシィーン。


『主砲、弾着します。いま。』


「1台づつキッチリ潰してくんだからね!睡眠不足はお肌の大敵なのよ! 次、1番主砲、レールガンモードで単射。目標、隣の敵戦車!」


クォォン、ブゥーン、 バァシィーン。


『主砲、弾着します。いま。』


確実に敵戦車を片付けてくれてるのは良いんだけど・・怖いよ。レイナってこんなにキレるんだな、気をつけなきゃ・・。


レイナはその後も1台づつ、順番にしっかりと敵戦車26両全てを戦闘不能にしていった。


「ふんっ!アタシの大事な仮眠の邪魔するからよ!」

レイナはまだ敵戦車が燃える炎の方を睨みつけている。


ボンッ。


燃えてる敵戦車とは違う場所で大きな火の手があがった。


え?なんだ?何がおきた?

「ムサシ、火の手があがった場所をズームしてメインモニターへ出して。」


真っ黒な画面の中央に大きな赤い炎が映し出された。これじゃ何も見えないしわからないな。


『夜間に炎でコントラストが強すぎて通常画像では表示できないので、CG画像に切替えます。』


お、ムサシ、ちゃんとわかってるじゃないか。

メインモニターの映像がCGに切り替わると、燃えている戦車、その先にロケットランチャーを担いだ一団が見えた。燃えてるのは陸自の10式、友軍戦車だ! ということは、あの一団は敵ということだ。


無線のスイッチを入れる。


「こちら武蔵、友軍戦車が敵のロケットランチャー攻撃を受けて炎上していることを確認しました。作戦司令本部でも確認できていますか?」


『こちら作戦司令本部、火災が発生していることは確認出来たが、無線妨害があるようで通信が取れない。それはうちの戦車なのか、武蔵で確認できている状況を送って欲しい。』


「武蔵了解。炎上している戦車は10式が1両。戦車の先に敵兵士と思われる人影が約10名、可搬型のロケットランチャーを所持しています。」


『そうか、ゲリラ戦術で来たのか。』


「ゲリラ戦術、ですか?」


『武蔵の防衛力が高すぎて、ミサイル類を使った攻撃が有効で無いと判断したんだと思う。ゲリラ的な攻撃には武蔵の主砲では対応出来ないんで、対武蔵のために戦術を変えてきたんだろうな。』


なるほど、確かに友軍戦車の近くに居る敵兵士には武蔵の主砲では対応出来ない、そこは盲点だったかもしれないな。


『上陸部隊は一旦、岸壁の移動指揮所に集結する。 我々が武蔵の側に居れば武蔵の艦砲射撃が使えるから安全だ。』


「武蔵了解。」


うーん、武蔵は単艦であれば無敵の艦だけど、まだまだ考慮しなきゃいけない部分があるな。今のうちにジュンさんに相談しておいた方が良いな。


「レイナ、ミズキ、シオリ、オレは別件で艦橋を離れるんで、この後の対応を頼む。もちろん、必要な時はいつでも呼び出してもらって構わないからね。」


「了解ー。」

「了解だ。」

「了解です。」


 食堂に入るとジュンさんが居た。

「ジュンさん、相談があるんですけど、ちょっと時間もらえますか?」


「もちろんですよ、ユー。ミーティングルームで話しましょうか?」


「そうしましょう。あ、オレ、コーヒー持ってきます。ジュンさんも飲みますか?」


「はい、お願いしますわ。」


 ミーティングルームに入って、まずはコーヒーを一口飲んでから話を始めた。


「ジュンさん、相談したかったのは武蔵のことなんです。弱点と言うか、武蔵では対応が難しいケースがあることが解ったんですよ。」


「あらあら、プリマベーラの技術開発部が作り上げたこの武蔵に弱点ですか?それは一体どんなことでしょう?」


「今、上陸部隊が敵のゲリラ戦法で被害を出してます。具体的には戦車1両が、敵兵士の可搬型ロケットランチャーで攻撃されて火災が発生してるんです。でも、武蔵から離れた場所で、友軍と敵が近距離で車両も航空機も使わない戦い方では、武蔵には防ぐ手段がないんですよ。とりあえず、上陸部隊は岸壁の武蔵の側に集結してもらっているんで、以降は武蔵の艦砲射撃で守れるんですけど、それではいつまでたっても上陸部隊は武蔵の側から離れられないですよね。」


「武蔵から離れた場所で、人による攻撃ですか。なるほど確かにそれだと武蔵の武装では強力過ぎて使えないですわね。なんでもかんでも強化すれば良いってものでもなかったんですね。これは至急対応が必要ですわね、開発技術部にも参加してもらいましょう。」


ジュンさんはそう言うと自身の左腕の通信装置を使って、開発研究部のデクター大佐を呼び出した。


「はい、デクスターです。どうしましたか?」


「こんな時間にゴメンナサイね。でも、困ったことが起きまして、今お時間よろしくて?」


「もちろん大丈夫ですよ。ちょっと待って下さい、今会議システムを起動します。」


ジュンさんも通信装置をミーティングルームのモニターをミラーリングさせた。

直ぐにモニターにシマウマ、いや、デクター大佐が現れた。

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