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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第35話 全力

 前方の空が赤い閃光に包まれる。


『飛翔体、全弾迎撃しました。』


ドドーン。

続けて、艦周辺の海から火柱が高くあがる。

『敵魚雷全弾迎撃しました。』


『航空機、98機、間もなく主砲射程距離に入ります。』


「えぇい、とにかく量だけは多いな! 1番、2番主砲、ウォーターガンモードで連続発射、目標的航空機!」

レイナが声を張り上げる。


クォォン、ヴババババババババババババババババババババ・・・

1番、2番主砲からウォーターガンが連射される。


『敵潜水艦5艦、それぞれ4発づつ魚雷発射を確認、合計20発、こちらへ向かってます。』


「まだ撃ってくるのー。貴方達じゃ武蔵には傷一つつけられないってのにー。艦底電磁バリア展開、指向性ショックウェーブ、全方位に向けて照射開始!」

ミズキも一歩も引かないな。


周囲の海から火柱があがり、空が赤く染まった。

『敵魚雷全弾迎撃しました。』

『敵航空機、全機撃墜しました。』


「はいっ、次はー?」

「よしゃ、終わり!」


『敵艦、全艦が移動を開始。本艦に対して扇状に展開する模様。潜水艦も移動を開始。』


お、こっちが普通の護衛艦じゃないと気づいたみたいだな。


『北海道方面から敵航空機60機。』


地上からの支援も始まったか。


『北海道方面から対艦ミサイル6発。』

『敵潜水艦から魚雷、全20発。』

『敵航空機から飛翔体240発の発射を確認。』

『敵戦艦から砲撃開始。』


うわっ、総攻撃かよ。こっちは単艦なんだよ。こっちも全力で対応するしかないな! 


「最大戦速で砲撃を回避、各個迎撃しつつ、敵艦隊の中央へ突っ込め!」


「了解、最大戦速、目標敵艦隊中央。1番核融合炉、最大出力運転。」

シオリが指示を出す。確かに全火器を使って最大戦速だと電力不足になりかねないからね。


グワンッ。

艦とは思えない凄い加速だな。


「1番、2番主砲、高エネルギーレーザーモードで連続発射、目標敵飛翔体!1番副砲、高エネルギーレーザーモードで対艦ミサイルを迎撃!」

「艦底電磁バリア展開、指向性ショックウェーブ、全周囲に向けて照射開始!」

レイナとミズキもしっかり戦ってる。


最大戦速でのウォータージェット推進の振動、指向性ショックウェーブの振動と前方全砲塔の連続発射の振動で艦橋もビリビリとかなり大きく震えている。


『敵対艦ミサイル全弾迎撃しました。』

『敵飛翔体全弾迎撃しました。』

『敵魚雷全弾迎撃しました。』


艦が大きく傾いて急旋回した。


ドバーン。

武蔵右舷の海が大きく弾ける。

『敵主砲砲弾回避しました。』


「よしっ、次はこっちのターンだ!」


「1番主砲、2番主砲、レールガンモード、1番主砲、目標前方左側敵艦隊、2番主砲、目標前方右側敵艦隊、発射!第一副砲、ウォーターガンモードで連続発射、目標的航空機!」

レイナの指示が飛ぶ。


クォォン、ブゥーン、 バァーン。ヴババババババババババ。


「指向性ショックウェーブ、艦前方左の潜水艦に向けて照射角度最小、ピンポイントにして最大出力で照射開始!」

ミズキも敵潜水艦を片づけにかかった。


次々と大きな火柱が上がる。


『敵艦、2艦大破、炎上。』

『敵艦1艦、小破、炎上。』


「よし、1番主砲、2番主砲、続けてレールガンモードで発射、目標敵艦、左右から順番に攻撃し続けて!」


海中からも火柱が上がる。


『敵潜水艦1艦圧壊。』


「おっけー、指向性ショックウェーブ、艦前方正面の潜水艦に向けて照射角度最小、ピンポイントにして最大出力で照射開始!」


『敵航空機、全機迎撃しました。』


『敵潜水艦1艦圧壊。』


「指向性ショックウェーブ、次の潜水艦に向けて照射角度最小、ピンポイントにして最大出力で照射し続けて!」


海上、海中問わず、あらゆるところで火柱が上がり続ける。


攻撃が続いて、約15分が経過した。


『敵艦隊、全艦の戦闘継続不可能を確認。全潜水艦の沈没を確認。』


「よしっ。制海権を取り戻したぞ。艦を津軽海峡の真ん中に止めてくれ。」


「了解、機関出力停止。1番核融合炉、定格運転モードへ移行。」

シオリが復唱する。


「みんなお疲れ、まずは艦内、装備のチェックをしようか。制海権を取ったとはいえ、航空機やミサイルの脅威は解消されてないので、対空警戒を厳としながら、チェックをすすめよう。」


「了解。武蔵、航行、戦闘、防衛各システムに異常なし。ウォータージェット推進装置は温度が規定値を超えているため、海水冷却システムで冷却中。ただし、稼働に問題無し。」

シオリがチェックを進める。


「第1、第2主砲、第1副砲は砲塔温度が規定値を超えてたんで、こっちも冷却システムで冷却中。航空機対応は第3主砲と第2副砲を使いたいんで、艦を北海道と平行にしておいて欲しい。」

レイナの方は、やっぱりかなり無理させてしまったようだな。


「了解、シオリ、艦の向きを頼む。」


「了解。サイドスラスタ―稼働、艦を北海道に横っ腹を向けた位置へ回頭。」


「艦底電磁バリア、指向性ショックウェーブ共に異常なし。念のためにメンテナンスプログラムを実施しておきまーす。」


結局、単艦で戦ったけど、大きな損傷無しだ、武蔵、チートどころの話じゃないぞ、これ。


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