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異世界エレベーター リストラされたオレが異次元の力で地球を救う、のか? ~復活の戦艦武蔵~  作者: Sakamoto9


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第23話 該当者なし

 残り2日。アキバと中野に続けとばかりにサブカルの力に希望を込めて、東京3大サブカル聖地、最後の聖地である池袋へ来てみた。とは言っても、ネット情報として、3大サブカル聖地と言われてるのを知っているだけで、実はオレ自身、実際にはサブカル系の用事で池袋に来たことは無かったんだけどね。


 駅を出る。あ、なるほど、確かに薄っすらとそれっぽい雰囲気は感じるね。でも、それ以上に色々と濃いものがありすぎて、サブカルの聖地というより、強烈なほどのカオスな街だよね、ここ、良い意味で。


西口駅前、東口駅前、そしてサンシャインシティまで、気になる子を探して夕方まで歩き回ったけど、適正レベルが8を超える子は居なかった。


 地元の駅に着いた時には19時を回っていた。成果がなかったことと、1日中歩いていたので疲れてしまって、食事をして帰る元気も残ってないよ。もう、とっとと家に帰って部屋でダラーっとしたいんだよね。という事で、いつもの駅ビル地下の総菜屋で適当にチャチャっと食べられる物を買って帰ることにする。


 お、もう夜の割引が始まってるジャマイカ。弁当は色々あるけど、オレ流だと、豪華な弁当じゃなく、シンプル弁当を買って、更におかずを足すって感じなんで、このノリ鮭弁当がベストなんだよね。しかも1割引きだしね。ここにお好みのおかずを追加していくんだよ。さて、何があるのかな。おっと、レンコンの炒め物が2割引き、これは買いだな、レンコンは食感がシャキシャキしてて美味いからね。コロッケも2割引きだよ、これも買いだな、揚げ物は正義だからね。キムチ、ナムル盛合わせは半額だよ、これはもちろん即購入決定。チキン南蛮も2割引き、これも買わなきゃだよね。イカ大根も2割引き、これも美味いんだよね、買っちゃおっと。


 軽く総菜買って、のつもりが、何故か大きなレジ袋がパンパンになってしまってるんだけど、なんでだろう?ま、細かいことは気にせず、帰ろうか。でも、これだけツマミがあるならビールも買っとかないと、ビールの神様に怒られちゃうよね。


コンビニに寄って缶ビールと缶チューハイを調達した。酒類売り場のショーケースの向かいにチーカマとミックスナッツが置いてあって、ついついバスケットに入れてしまったよ。だって、ビール買ってる時に、これ見せられたら食べたくなっちゃうよね、この商品配置を考えた人は天才だと思うよ。


家に帰って、まずはゴロっと横になって、しばらくしたところで家飲みを始めた。買ってきた総菜をテーブルに並べたら、あら、これって、昨日のデジャブ?っていう位、テーブルが料理で埋め尽くされちゃったよ。。ダメ押しでチーカマとミックスナッツも買っちゃってるしね。オレは毎晩フードファイター、ってか、総菜屋で買う時に量が多いことに気づけよ、オレ・・。


缶ビールを3缶空けて、次の缶に手をかけた所でスマホが鳴った。ジュンさんだ。


「はい、ジュンさん、お疲れ様です。」


「お疲れ様、ユー。今日は2人に会ってきました。簡易的ではなく、適正確認をした結果、2人とも適正ありでしたので、2人にはクルーとして参加してもらうことになりました。既に彼女たちは『戦艦武蔵改造プロジェクト』メンバーで、今は一時休暇で帰宅中、明後日には武蔵へ戻るという記憶に書き換えられてます。もちろん、家族、友人、学校その他の記憶も歴史も更新済ですわ。」


「そうですか、正式にクルーになりましたか。よかったです。オレ一人にならなくて。」


「そうですね。ただ、気になるのですが、なぜ2人とも女子高生なのでしょう?それも、どちらのお嬢さんも、所謂可愛い部類でしたわよね? あれは、ユーの好み、希望みたいなことなのかしら?」


ジュンさんの語尾にちょっと棘を感じた・・。


「えぇと、実は、それはオレも気にはなってたんですよね。これでも、マッチョな人とか、スポーツマン系とか、武道家とか、それこそ、警察官とか軍人さんっぽい人とか、全部調べたんですよ。でも、なぜかレベルが高いのが女子高生だったんです。。」


「まぁ確かに、『適正可視化』の結果が全てであることは理解できるのですけれども、ちょっと腑に落ちないんですよね。ともかく、超絶可愛い女の子を見つけて、こんな子が嫁さんだったら良いな、なんて思ってたら、噛みますからね。」


あぁ、もう、あの装備担当者の説明のせいで、まだオレに、あらぬ疑いがかけられてるよ・・。


「そんなことあるわけ無いじゃ無いですか。オレはジュンさんの婚約者ですよ?」


「それはそうなのですが、まぁ、はい、わかりましたわ。そして話を戻しますが、2人クルーが見つかったとはいえ、なんとかもう1人は欲しいところですので、明日も引き続き検索をお願いしますね。」


ジュンさんとの電話を終えた後、缶ビールを飲みながら明日の予定を考えてみた。結論、最終日は基本に戻って再度アキバを攻めてみることにする。よし、予定さえ決まれば、もう後は飲むだけだよね。そしてビール6本、缶チューハイ3缶、しっかりと飲み干しましたとさ。

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