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快楽殺人鬼は異世界で嗤う  作者: ロクデナシ
3/5

殺人鬼は真の友を得る

「スキルスキルっと」


俺は冒険者登録を終え、ギルドの隣の宿屋に泊まった。その宿の個室の中で金色の珠をいじっている。この珠は鑑定によると大層なそのらしい。



名称 最高神の命珠

分類 不明

説明 最高神の命が全て一体化した珠。最高神の力を使うことが出来る。破壊不能。(現在機能制限中)


こんな感じだ。機能制限のせいなのか、今のところスキル取得以外には使えない。あとは壊れないので物理的に盾にするくらいしか使い道はないな。試しにナイフの柄で殴ってみたが傷一つつかなかった。


俺は意識をスキル取得に向け直す。便利そうなスキルをドンドン取得していく。その結果、明らかにおかしなステータスになった。





名前 古江津コエヅ 俊哉シュンヤ

性別 男

年齢 17歳

Lv9999(MAX)


STR (countstop)

VIT (countstop)

MAT(countstop)

MDF(countstop)

DEX(countstop)


スキル

短剣術Lv10(MAX)

剣術Lv10(MAX)

盾術Lv10(MAX)

槍術Lv10(MAX)

弓術Lv10(MAX)

棒術Lv10(MAX)

棍術Lv10(MAX)

体術Lv10(MAX)

隠密Lv10(MAX)

索敵Lv10(MAX)

探査Lv10(MAX)

鑑定Lv10(MAX)

威圧Lv10(MAX)

身体強化Lv10(MAX)

魔力強化Lv10(MAX)

視力強化Lv10(MAX)

聴覚強化Lv10(MAX)

嗅覚強化Lv10(MAX)

剥ぎ取りLv10(MAX)

調合Lv10(MAX)

毒耐性Lv10(MAX)

麻痺耐性Lv10(MAX)

睡眠耐性Lv10(MAX)

精神汚染耐性Lv10(MAX)

調教Lv10(MAX)

召喚術Lv10(MAX)

契約魔法Lv10(MAX)

隷属魔法Lv10(MAX)



特殊スキル

先制の会撃→先陣の剛撃

死神の鎌→死神の誘い

影渡り→影支配

アイテムボックス

絶対防御イージス

詠唱破棄

大賢者


称号

快楽殺人鬼シリアルキラー》《道化》《殺す者》《神殺し》《友を殺した者》《スキルマスター》《闘神》《魔神》














…………………うん、やり過ぎた。ま、まあ強いことは悪いことじゃないし忘れよう。ちなみに最初に選んだ3つのスキルは進化させた。内容は例えば……



先陣の剛撃

対象に先制攻撃をした場合、必ずクリティカルヒットする。これは対象が変わるたびに発動する。


死神の誘い

クリティカルヒットが起こった場合、その対象を即死させる。これはクリティカルヒットが発動する度に発動する。


影渡り

影の中を移動できる。距離は直径20メートル内のみ。


影支配

影を使いあらゆることが出来る。支配できる影は半径1キロ内のみ。



うん。やっぱりチートだね。まあ、後悔も反省もしてないけど。俺は一通りスキルを確認するとスクールバックを持って部屋を出る。向かう先は鍛冶屋だ。いくら手入れをしっかりしているダマスカス鋼のナイフといえ、流石に殺し過ぎたためにガタがき始めている。宿にいた冒険者に鍛冶屋がある通りを聞いて宿を出た。


鍛冶屋のある通りに向かっていると、まだその通りにはつかないのに裏道に一軒の鍛冶屋を見つけた。そのまま通り過ぎようかと考えたが、妙に気になったので中に入る。


鍛冶屋の中には多くの武器が壁に飾られていた。どれも見事な出来で、それらを眺めながら店の奥へ歩いていく。カウンターに着くが誰も居なかったが、奥の鍛治場から金槌の音がしていた。


「おい!誰か居ないのか!」


俺が叫ぶと金槌の音が止んだ。どんな奴が出てくるのか期待していたが、俺は出てきたやつを見て息を飲んだ。そこには筋骨隆々のドワーフがいた。だが俺はそんなことに驚いたわけではない。ドワーフなどの異種族がいることは聞き出して知っていたし驚くようなことではない。


俺が息を飲んだ理由はただ一つだ。そのドワーフの目には見覚えがあった。昔、俺がまだ殺人者になったばかりに見た目。何かを殺したいと思い、その欲求が解決されずに不満が溜まった目だ。俺はその目を鏡で見た。そいつの目は俺の昔の目とそっくりだった。


「……っ、殺し、たいか?」


俺は気がつけばそんな質問をしていた。そう言わずにはいられなかったのだ。ドワーフの男はその言葉に目を暗く光らせて、答えた。


「ああ、殺したい。いや、俺が作ったすべてのものを使って、殺したい、殺してほしい」


ーーーー嗚呼、ここには理解者がいた。


俺は気がつけば涙を流していた。ドワーフの男はそんな俺を黙って見つめ続けている。俺は言葉を紡ぎ出す。


「なあ、頼むよ。俺が、俺のために、そして、お前のために、殺すのを手伝ってくれないか?」


「……ああ、やろう」


俺は男と固い握手を交わした。


男ーーーーサイクは俺のためにあらゆる武器を、俺は俺とサイクのために殺しをする。そんな契約を俺の魔法で交わした。


「サイク、お前の作品の中で剣、槍、盾、斧、弓、そして短剣。それぞれの最高作を俺にくれ」


「…わかった」


「ありがとう」


俺はサイクから様々な武器を受け取った。俺はアイテムボックスから白金貨と金貨を出して渡す。


「これで今度も頼むよ。また、来る」


「ああ、またな」


「ああ、また今度」


俺はサイクの店から出る。そのまま走って俺はギルドに向かった。青い髪の受付嬢の所へと一直線で向かう。


「こんにちわ。盗賊の討伐の依頼がないか調べてもらえますか?」


俺は息を切らしながら頼む。受付嬢は了承して直ぐにカゴの中から数枚の紙を出した。


「現在、出されているのは3枚です。中規模が2件。大規模が1件です。どうしますか?」


「大規模で頼む。えーと」


「マリンです。よろしくお願いしますね。それでは大規模盗賊団の依頼を受注させて頂きます」


受付嬢さんもといマリンさんはテキパキと依頼を受注させ、ギルドカードを俺に返した。


「場所はここから北西にある街道を徒歩で3日ほど進んだ場所です。この依頼はAランククエストとなっておりますのでお気をつけください」


「わかった」


俺は返事を聞くないなや直ぐにギルドを跳びだした。影支配を連続使用して王都の外に出る。そのままさらに遠くへと影支配で移動する。


「ここらでいいか」


俺は深い森の中にいた。アイテムボックスから拷問の末に殺した第二王女と悪魔デモン魔導書グリモワールを取り出す。ゴミ屑同然の第二王女を地面に捨て、魔導書のあるページを開いて第二王女の上に置く。


そして俺はスキルの召喚術を使用した。第二王女の下の地面に白い魔法陣が現れる。だがその魔法陣は王女の血と、魔導書の魔力で血色に染まっていく。その魔法陣の色が赤黒くなった時点で全力で魔力を流して召喚術を完成させる。


今回やったのは召喚術と悪魔召喚の合成だ。供物は最上級の第二王女と悪魔デモン魔導書グリモワールの二つ。つまり召喚される悪魔は上級を越え、どんな高位悪魔が出てくるかはわからない。だが、今回俺はとある悪魔をイメージした。


魔法陣は赤黒く光って悪魔を召喚させる。発光が終わるとそこには黒い龍がいた。


「お前が私を召喚したのかい?」


「ああそうだ。初めまして、七つの大罪の一柱、嫉妬のレヴィアタンよ」


黒龍、レヴィアタンが俺に向かって口を開く。


「私が求めるのは嫉妬。貴方にそれを満たせますか?」


「嫉妬?そんなのいくらでも満たしてやるさ。生者への、理不尽な力による黒く濁りきった嫉妬をな」


「……わかりました。貴方に力を貸しましょう」


そう言ってレヴィアタンが俺に近ずく。が、


「お前、勘違いしてない?お前は俺に一生従うんだ。奴隷としてな」


特殊スキル、《大賢者》発動。


大賢者の能力はこの世に存在するすべての魔法の使用が出来、さらにオリジナルの魔法を作成できる。今回使ったのは闇の魔法。地面から出た黒い鎖がレヴィアタンを絡めとり、その身体から生命力を吸う。


「…グッ、ガアアッ⁉︎」


「平伏しろ、レヴィアタン」


苦しむレヴィアタンをかかと落としで地面に叩きつける。俺は悪魔を支配した。

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