ルイの1-3
開っ通!!
いっくぞーーーーー!!
後枠は僕んだ!
《帝国は……隣国のセタニア王国に…………滅ぼされました》
え
僕には今の話が信じられなかった。
隣国のセタニア王国はうちの国と割と仲がいい
外交も頻繁に行われどちらかが戦いに発展してしまえば
常にこちらの味方をしてくれるほどである
《既に帝国は壊滅状態、騎士団たちは二手に分かれ周辺の街や村に協力と避難の指示に来られた》
…壊…滅?
街の中から悲鳴や怒号が聞こえる
「そ、そんな」
「騎士団は逃げて来たんじゃないのか!?」
「む、息子は!?帝都に向かわせた息子はどうなったんだ!!」
しかし騎士たちからの返事はなくただ俯くばかりだった
《男で戦える者は武器をそろえ街の門に迎え!武器の無い者は武器屋から取ってこい!緊急事態じゃ!》
いまだに喧騒が鳴りやまぬ中代表は言葉を続ける
《女子供は自分の家に戻り食料と水を確保し反対側の出口に!!繰り返す…》
繰り返すまでもなく住民たちの抗議の声は消え各々準備をするべく家に向かって行く
「ルイ!!早く逃げないと!!」
「え、でも」
「なんだよ!早くしろよ!」
「う、うん」
いくら剣があるとはいえ僕はまだ子供
国同士の戦いに身を乗り出せるほどの力も能力もない
でも
夢の中の最悪がこの事だというのであれば
僕は……
「ロイ!先に帰っていて!ぼくのおかーさんにはすぐ戻るって伝えといて!!」
「おいルイ!そっちは反対だぞ!!」
「いいから早く行って、おかーさんをお願い!」
僕は騎士団が向かう方に向かって走っていた
~~~~~~~~~
こうなるよね~
全く、なんで自動伸縮機能をつけてあげなかったのかな~
つけとけば剣を忘れることなんてなかったかもしれないのに
頭がよさそうだからって忘れ物くらいするんだからね?
ポケットサイズなら常に身に着けて運べたのにな~
まあ彼には後でもう一度コーチするとして
さてと
しょうがない
ここかな
よい、ショット!
~~~~~~~~~
門につくと遠方の方からグラグラと地面が揺れるような音とともに1000~2000人以上もいようかという軍隊がこっちに向かっていた
「馬鹿な!早すぎる!」
「まさか、やつら追ってきやがったのか!」
騎士たちから悲鳴にも似た叫び声が上がる
騎士団がこんなにおびえるなんて…
「気を引き締めろ!何としてもここを通すな!後ろにいる女子供を守れ!俺たちはそのためにここに来たのだろう!!」
師団長らしき人物が仲間たちを鼓舞する
騎士団全体にやる気が出てきたらしく
1人1人から雄たけびが聞こえる
村からも400~500人くらいの男たちが集まった
でも
勝てる気がしない
何でだろう
騎士団という強い力があるのに
目の前に広がる大群に勝てる気がしない
ショット!!!!
はい?なんd
ドガアアアアアアアアアアアアン!!!
目の前にあの時夢の中で受け取った
僕の剣が地面に突き刺さっていた
「攻撃か!?」
「つ、剣が突き刺さってるぞ!」
「いったいどこから」
騎士たちがどよめき近づくことすらためらうなか
僕は近づき。剣を抜いた
はっはっは!!
今日からここも僕んちだ!!
解ったら作者はどっかいってくれる?
え?前書きはどうすんだ?
もちろん僕がやるに決まってんじゃん!
何を言ってるんだか
え?なに?「お前はろくに前枠もできないのに後枠ができるのか?」だって?
はぁ~?今までもちゃんと出来てたし!!
ちゃんと前枠やってたしー!!!!
ぐぬぬ!いいよ、そこまで言うなら僕の可憐な前枠を見せてやる!!
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作者です
1-1~ルイの1-2まで編集終えました
まだ見苦しいところがあったらメッセージにてお伝えください
さてと
ルイ君の話しは次の話しでとりあえずの終わりを迎えます
その次は1-4が始まります
さて、ちょっと良く機械に絡む素材を買ってきます
次回更新は25日です
ではまた