ルイの1-1
開通まであと少しぃいぃぃぃ!!!
はぁ、はぁ、はぁ
ん?ああ前書きだよん
ごめんねもうちょっとかかるから待っててね~!
返り咲く時が来たのだ!!
うおおおおおおおおおおお!!!(ズガガガガガガガガℊ
ルイ……おきなさい
「まだ…夜だよ」
起きなさい
「ん~なんだよ~こんな夜中に~」
目を開けるとそこは見慣れた部屋の一室
ではなかった
見たこともない彫像が並び床や壁は大理石のように白く深く輝き
そして
「起きましたか、ルイ」
美しい女性の声に振り向く
まぶしすぎて見えない
シルエットさえ分からないが声からして女性だろう
「だ!だれですか!あなたは!!ここはどこですか!」
思わず思った事が声に出てしまう
しかしわからないことが多すぎる
何よりもなんなのだあれは
「落ち着きなさい、ルイあなたはまだ夢の中にいるのです」
夢の中?
夢の中ってこんなはっきりした感覚があるっけ
手を開いたり握ったりしてみる
うん、はっきりと触った感覚がある
「私は貴方にこれから始まる最悪に対抗できる力を授けに参りました。」
最悪?力?
なんの話しなのかさっぱりだ
駄目だ、頭がぼんやりしてて
「これをあなたに、きっとその剣があなたと貴方の周りの人を救ってくれるでしょう」
頭が…ぼんやり…と
「ま、まって……くだs」
「貴方と貴方が守る人たちに、少しでも災いが降りかからん事を」
そこで僕の意識は再び深い闇の中に吸い込まれた
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へ~、ほ~ん
そうきたか
うんまあ最初にしては上出来じゃないかな
僕ほどじゃないけどね!
じゃないけどね!!!!!!
にしてもあの剣
う~んちょっと足りないんじゃないかな~
まあ後々気づくかな?
失敗したらその時はその時ってことで
ルイ君には申し訳ないけど
いい勉強になるでしょ
彼には
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再び起きるとそこは見慣れた風景だった
「なんだったんだ一体」
夢にしては現実味がありすぎる
しかもほとんど覚えてるし
「…顔洗ってくるか」
井戸に向かおうとベッドから立ち上がると
ガランガラン
何か重々しい金属音が部屋の中に響いた
「なんだ?」
そこには
夢で受け取ったはずの剣が転がっていた
「え、なにこれ」
つまりは夢じゃなかったってこと?
この部屋に不似合なその剣は
ちょっとした光を放ちつつ僕の顔を反射させていた
「これがあるってことは……本当に…」
最悪が訪れる
その先の未来に絶望する彼の目には
希望になるために来たといわんばかりに輝く剣
その希望にすがるためかどうかは知らないが
その剣を
手に取った
なんか、だいぶ揺れが強くなってきたような
作者です
本日6度目の投稿ですね
ルイ君の物語です
仙太郎ですか?
まあ落ち着いてください
彼の物語もまだまだ始まったばかりです
良ければ感想など頂ければ幸いです
では上に鉄板打ち付けてきますので少々お待ちください