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詩掌  作者: ゆか
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ねえ……


ただ好きだった

一番に好きだった

誰にも負けない自信もあった

彼が欲しくて

傍で笑ってたくて

優しさに包まれて

幸せな日々を過ごしたかった


一人で今まで抱えてた

いろんな感情たちを

上手に引き出してくれる

幸せのなかで聞いてくれる

明るい外へ導いてくれる

そんなあなたの一番そばは

私だけのものだった

ずっとこの先も

きっと……


一緒に寝て

一緒に起きて

朝のあいさつしたら

目覚めの一杯

彼は仕事で忙しいから

洗濯をして

お家を綺麗にして

栄養いっぱいのご飯は手づくり

ちょっと失敗したときも

にっこり笑って「おいしいよ」

たまにアドバイスもくれるの

そうしてちょっとだけ

オトナなカレを堪能して

またあったかいお布団へ


それだけでいい

なんでもない毎日

たまに返事がうわの空で

拗ねちゃったりするけれど……

一緒にずっと一緒に

続くんだって信じてたよ

どうして

どうして

話しかけてくれなくなったの

戻ってきてよ

いい子にするよ?

よそ見しないよ

大好きだよ?

ねえ 聞こえるでしょう

ねえ お願いよ

ねえ……寂しいよ




また ひとり


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