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Scarlet Stalker-紅き追跡者-   作者: 帆龍缶
1/1

プロローグ

「以上が先月見つかった血縁者の個人情報と交友関係になります。」

ポニーテールの執事服の男が大きめのデスクに資料を置く

「えぇ、ありがとうセバスチャン。」

真紅の髪の少女はその資料を見向きもせずに、パソコンのキーボードを叩き続ける。

セバスチャンと呼ばれた彼は、少女に礼をすると部屋の隅のドアに入っていった。

「・・・また面倒な血縁者が増えたわね。」

パソコンを閉じてポツリとつぶやく

真紅の髪、紅色の瞳、純潔の日本人とは思えないその風貌

彼女はこの会社「情報会社SecretStalker」の社長、鈴寺麻紅(すずでら まく)である。

この会社はあらゆる情報を持っている。そして、どんな情報をも手に入れる。

彼女の存在に恐れた一部の人間は、彼女をScarletStalker-紅き追跡者-と呼んだ。

「セバスチャン、出かけてくるわ。」

さっと、立ち上がると、同時に部屋の隅のドアが開き、コートを持ったセバスチャンが出てくる。

「いってらっしゃいませ、麻紅様。」

手渡されたコートを羽織(はお)り、彼女は部屋を後にする。

この物語は、一人の超絶面倒な仕事をこなしながら、神話的驚異にも立ち向かう少女(?)の人生を描いたものである。

――――――――

――――――

――――

――

「・・・で?これは何?セバスチャン」

ぽんと無造作に原稿用紙が机の上に投げられる。

「麻紅様の人生を、(わたくし)クロスチャーナ・瀬葉が執筆した物です。」

誇らしげに少し嬉しそうな顔でそう言い放つ。

両手で頭を抱えながら大きくため息を付き、原稿用紙をゴミ箱にシュートした

「あぁ!私の最高傑作が!!」

「なんてもん書いとうと!あげなもん書く必要があるわけなかろう!」

「麻紅様、素が出てます。」

「はっ!」

一気に顔を赤める麻紅、それをニヤニヤしながら嬉しそうに見つめる瀬葉

この物語は、一人の紅の女性とそれに(つか)える一人の執事との数奇な運命を描いた・・・

「・・・壮大な物語である。」

「・・・?何か言った?」

「いえいえ、何でもありませんよ」

瀬葉を叱るようにしながら、二人は肩を並べて部屋を後にした。

読んでいただきありがとうございます。

この物語はクトゥルフ神話TRPGで使用したPCを中心の物語となっています。

正直、文章を書くのはあまり得意ではないので、面白く書けるか等不安も多いですが、これから頑張っていきたいと思うので、生暖かい目でどうか見守ってください。

亀投稿な上、へたくそな文章になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

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